先代MEDIASから結構変わった?MEDIAS X N-06Eの基本ソフトをチェック!

NTTドコモから発売中のAndroid4.2搭載スマートフォン「MEDIAS X N-06E」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)は、幅67mm、薄さ8.5mmのスリムボディと美しいイルミネーションが魅力のモデルです。

このMEDIAS X N-06Eは、初めてスマートフォンを使う人にも使いやすいようにと開発された「docomoシンプルUI」をプリインストールしており、使いやすさも意識されたモデルとなっています。それに伴い、従来のMEDIASモデルから基本ソフトウエアの見直しも行われ、メニューも変更になっています。

今回は、MEDIAS X N-06Eの基本ソフトウエアについてチェックしていきます。

■通知パネル
まずは、通知パネルについてチェックしていきます。通知パネルはAndroid 4.2になり、標準の仕様に近い形に変更されています。ステータスバーを下フリックすると、通知パネルが表示します。ここから着信やアプリの通知を確認することができます。

通知パネル右上のアイコンをタップすると、各機能を設定できる機能スイッチが表示されます。右上のアイコンをタップすると通知パネルに戻ります。右から二番目のアイコンをタップすると本体設定を開くことができます。

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通知パネル(左)と機能スイッチ(右)


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Disney mobile on docomo N-03Eの通知パネル

MEDIAS W N-05E」までは通知パネルに機能スイッチと本体設定へのショートカットが表示されていましたが、MEDIAS X N-06Eは、通知パネルと機能スイッチ/本体設定の画面が分離されました。初めは戸惑う人もいいるかもしれません。

そういう人にも使いやすいように、機能スイッチをダイレクトで表示するショートカット操作が用意されています。ステータスバーを二本指で下フリックすることで、最初から機能スイッチが表示されます。この操作を知っていると操作が一つ短縮されるので便利ですよ。

また、機能スイッチは従来の機種では並べ替えや項目選択ができたのですが、本機種ではできなくなりました。機能スイッチが画面一杯に表示されるので押しやすく、一覧性もアップしましたが、次回の機種ではカスタマイズ機能も追加されるとより便利になると思います。


■設定メニュー
次に、設定メニューを見ていきましょう。2012年冬モデルの「Disney mobile on docomo N-03E」の設定メニューとMEDIAS X N-06Eの設定メニューを比較してみましょう。

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Disney mobile on docomo N-03Eの設定メニュー

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MEDIAS X N-06Eの設定メニュー

両者を比較してみると、項目が整理されて見やすくなった印象です。大きな違いとしては、先頭にマイプロフィールが表示されていることです。自分の電話番号を確認しやすくなっているのは嬉しいポイントではないでしょうか。

そのほかのポイントは、頻繁に切り替える設定以外の項目については「その他」に含めてすっきりさせています。アカウントについては項目を独立させ、ログインしているアカウントを設定画面に表示する仕様に変わっています。

そして、MEDIAS X N-06Eではシンプルメニューを用意しています。

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MEDIAS X N-06Eシンプルメニュー

シンプルメニューにチェックを入れると、表示がシンプルメニューに切り替わります。高度な設定や、通常の利用であまり使わない項目が非表示になり、非常に見やすいメニューになっています。細かい設定をするとき以外はこのメニューでもいいかもしれませんね。

■ATOK
MEDIASシリーズは日本語入力IMEに「ATOK」をプリインストールしていますが、MEDIAS X N-06Eでは、今までの機種と比較するとバージョンアップしました。変更点をチェックしていきたいと思います。

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Disney mobile on docomo N-03Eテンキー表示

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MEDIAS X N-06Eテンキー表示

テンキーは文字種切替キーとキーボードキーの位置が逆に変わりました。また、キーボードキーをタップしたときのメニューに単語登録、設定が追加され、キーボード種別はテンキーとQWERTYキーボードの両方のアイコンが表示されるようになりました。


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Disney mobile on docomo N-03E、QWERTYキーボード表示。

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MEDIAS X N-06E QWERTYキーボード表示

QWERTYキーボード表示は、カーソルキーが拡大十字キーに変更になりました。1度タップすると拡大表示されるので、打鍵ミスを防ぐことができます。

これまで、左上のアイコンは音声入力が割り当てられていましたが、カスタマイズキーとして任意の機能に切り替えられるようになりました。


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カスタマイズキーの設定

また、文字種によってキーボード種別を個別に選択して、設定内容を記憶することができるようになりました。ひらがなはテンキー、英数字はQWERTYキーボードといった使い分けができるのは便利ですね。カラーテーマも本モデルより刷新されました。


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Disney mobile on docomo N-03Eカラーテーマ

左上からDisney color、Standard、Black、左下からBlue、Pink、Pink&Pinkとなっており、Disney color以外はMEDIAS PP N-01Dから同じカラーテーマとなっています。


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MEDIAS X N-06Eのカラーテーマ

左上からBlack、Gray、Blue、左下からTurquoise、Beige、Pinkとなっています。全体的にパステルカラーが多い、優しい色合いのカラーテーマとなっています。

今回は、通知パネル、設定メニュー、IMEについて従来機種との変更点をチェックしてきました。OSの変更に伴う変更もありますが、細かい使い勝手が変更になっています。

基本ソフトの使い勝手は普段使っていて一番気になる部分ですので、1度手にとって確認してみてくださいね。

記事執筆:ちえ


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