乗るだけで測定データをクラウドに自動送信!スマート体組成計 301SI

既報通り、ソフトバンクモバイルは9月30日、2013年冬から2014年春に発売予定の新商品および提供予定の新サービスを披露する「新商品・新サービス発表会」を開催し、乗るだけでスマートフォンと自動連携できる「スマート体組成計 301SI」(セイコーインスツル製)を発表しています。

スマート体組成計 301SIは、健康管理サービス「SoftBank HealthCare(ソフトバンクヘルスケア)」に対応した体組成計で、すでに発売済みの腕時計型スマードデバイス「Fitbit Flex」に続いて、ソフトバンクが送る健康管理デバイス第2弾のデバイスとなります。

今回は、発表会の展示会場にてスマート体組成計 301SIのモックアップがありましたので、説明員に話を聞いた内容を含め紹介していきたいと思います。


発表会の展示会場にて設置されていたスマート体組成計 301SIの外観。


スマート体組成計 301SIは、通常の体組成計と同様に乗るだけで体重などの体組成を測定することができます。測定可能なデータは体重、体脂肪率、BMI、基礎代謝、内臓脂肪レベル、身体年齢、骨レベル、骨格筋レベル、水分量の9つです。

また、家族など最大4人をユーザー登録することが可能となっており、さらに、生体インピーダンス(電気抵抗値)から自動的に誰が乗ったのかを認識してくれるようになっています。なお、登録した4人以外でもゲストモードでの測定にも対応しています。

特長としては、3G通信機能を搭載しており、体組成計に乗って測定したデータは、クラウド上のSoftBank HealthCareサービスに自動送信され、ソフトバンクのスマートフォン限定で利用可能なSoftBank HealthCareアプリケーションで閲覧・管理できるほか、新たにパソコンやスマートフォンのブラウザからも閲覧ができるようになっています。また、あらかじめ登録した指定の携帯電話宛にSMSで送信することも可能です。

なお、スマート体組成計 301SIにはSIMロックがかけられており、通信サービスもスマート体組成計 301SI専用のサービス(月額619円)を契約する形となります。通信契約を解約してもSoftBank HealthCareへのデータ送信はできませんが、単体の体組成計として利用できるということです。本体価格は未定で、発売時期は2014年2月中旬以降の予定です。

体重などの体組成を測定し、データを管理するだけで月額619円がかかるということで高いようにも思われますが、同じSoftBank HealthCareのFitbit Flexと同様なら本体価格はかからないということも考えられ、その場合には、2年間利用すると14,856円となり、他の無線LAN(Wi-Fi)に対応したスマート体組成計と比べてもそれほど高くないのかなというところです。

なお、Fitbit Flexの場合には、2年以内の解約などにおける契約解除料7,500円がかかるようになっています。本体価格や解約手数料などが気になるところですね。

◯主な仕様(予定)
測定項目体重0~136kg(ただし体重確定は5kg以上から)
(5~100kg:100g単位、100~136kg:200g単位)
体脂肪率5.0~75.0%(0.1%単位)
BMI0~136.0(0.1単位)
基礎代謝100~2,999kcal(1kcal単位)
内臓脂肪レベル30レベル表示(0.5レベル単位)
身体年齢18~80歳(1歳単位)
骨レベル10レベル表示(1レベル単位)
骨格筋レベル10レベル表示(1レベル単位)
水分量5~75%(1%単位)
登録人数4人
カラーホワイト
サイズ(幅×厚さ×奥行き)/重さ290×27.5×220(mm)[暫定値]/1.5kg[暫定値]
電源(充電方法)ACアダプタ(microUSB)
通信方式SoftBank 3G(2.1GHz)
製品構成本体/ACアダプタ/microUSBケーブル/取扱説明書/保証書(本体、ACアダプタ)


記事執筆:shimajiro


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