屋内ナビアプリ「東京駅構内ナビ」を12月18日に公開予定!

東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は2日、ICTを活用した利用者のサービス向上をめざし、今年3月にスマートフォン(スマホ)など向けアプリ「JR東日本アプリ」を提供開始しましたが、今回、新たに要望が多い駅構内の案内について、iPhoneなどが対応する「iBeacon」(ビーコン)などを活用した屋内ナビゲーションアプリを使ったサービスを試行すると発表しています。

まずは利用者の多い東京駅を案内するアプリ「東京駅構内ナビ」を2014年12月18日(木)に提供開始予定で、2015年2月28日(土)まで無料で実証実験として提供されます。

03 02

東京駅構内ナビではユーザーの位置と目的地までのルートをわかりやすく案内する屋内ナビゲーションアプリです。

案内対象はJR東日本東京駅1階および地下1階、改札内コンコースとなっており、対応機種はiOS 7.1.2以上。

対象エリアにビーコンを約160カ所設置し、ビーコンからの電波を受信してアプリが駅構内の地図上に現在位置を表示。また、目的地を設定するとルートを表示して、目的地までのナビゲーションを行えます。

ナビゲーションでは各種センサーによって歩く方向に合わせて地図が回転して進行方向が上に表示されるヘッドアップ機能も搭載しています。

さらに、対象エリアには案内を示す目印に進む方向を知らせるガイダンス機能や現在地周辺のショップなど施設といった情報から方角を特定する機能などもあるということです。

この他、駅構内の施設の情報を地図上に表示する「かんたん案内」も利用可能。開発は大日本印刷と日立製作所との共同で行っており、JR東日本では今回の試行やアンケートを通じてサービス内容を評価し、今後の実用化をめざすとしています。

04 05


記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
東京駅でナビゲーションサービスの実証実験を行います | JR東日本 [PDF]
JR東日本アプリ 東京駅構内ナビ