NTTドコモは10日、気象庁が配信する緊急地震速報および津波警報について、外国人を含めたより多くの人に災害情報をわかりやすく伝えることを目的に多言語に対応した緊急速報「エリアメール」の試作アプリを開発したと発表しています。
このアプリでは、緊急地震速報および津波警報の受信メッセージと音声ガイダンスが5か国語(英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語)に対応しています。
なお、受信メッセージの作成にあたっては、気象庁が協力しており、開発は総合科学技術・イノベーション会議における戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の課題の一つである「レジリエントな防災・減災機能の強化」の研究開発計画として取り組んだものだということです。
その他、NTTドコモは2015年3月14日(土)から開催される国連防災世界会議の総務省ブース(仙台国際センター)に施策アプリを出展するとしています。
英語設定(緊急地震速報を受信時)
英語設定(津波警報を受信時)
緊急速報「エリアメール」の試作アプリはスマートフォン(スマホ)などのエリアメールアプリにて、気象庁から配信された緊急地震速報や津波警報を受信すると、言語設定に応じた受信メッセージの表示および音声ガイダンスの再生を行うようになっています。
音声ガイダンスは英語設定している場合には緊急地震速報を受信時に「ブィッ・ブィッ・ブィッ『Earthquake』」や津波警報を受信時に「ティロリロリン『Tsunami』」というように通知されます。
記事執筆:memn0ck
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