ついにiPhoneも防水になるのか!?写真は「iPhone 6 Plus」なので真似しないで

アメリカ(米国)の特許商標庁「USPTO(United States Patent and Trademark Office)」は5日(現地時間)、Apple(アップル)が出願した電気通信機器の防水技術に関する特許(種別「A1」の出願番号「20150060110」)を公開しています。

公開された特許情報の画像では明らかに同社の「iPhone」シリーズに見えるスマートフォン(スマホ)の形状をしており、今後、同社ではiPhoneなどを防水に対応させる可能性が高まっていきました。

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出願された特許では電子部品を水分から保護するために高度なプラズマアシスト化学蒸着技術によってスマホなどの本体内にある基板上の電子部品を疎水性コーティングする技術が記載されています。また、本体の内側をシリコンシールで覆うことで水分が内部に入らないようにしています。

手法としては比較的ありふれたものではありますが、Appleでは以前にも防水技術についての特許を出願しており、実際にもうじき発売されるスマートウォッチ「Apple Watch」はIPX7準拠の防水(特定条件下で簡易的に水没可能な条件)に対応しており、今後、同社の製品で防水仕様が増えてくるかもしれません。

なお、Apple WatchではIPX7のみなので、IPX5やIPX8に準拠しているようなシャワーをかけたり、水中に長らく放置されたりといった高度な防水には対応しておらず、エクササイズ中や雨の中、手を洗う時などにおいて着用および使用できるものの、水に浸すことは推奨しないとしています。

記事執筆:memn0ck


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United States Patent Application: 0150060110
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