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| iPhone初の“Air”が発売!Apple史上最薄スマホのパッケージや外観などをチェック |
既報通り、Appleが展開するスマートフォン(スマホ)「iPhone」ブランドにおける2025年度の新製品として「iPhone 17」シリーズが現地時間(PDT)の2025年9月9日(火)に発表になりました。今回の発表ではiPhoneにとって初めてとも言える特殊なモデルが登場しました。それが「iPhone Air」と呼ばれるAppleのお得意の薄型な“Air”モデルです。
同社はこれまでにもパソコンの「MacBook Air」やタブレットの「iPad Air」などといった薄型を特徴としたモデルを投入し、いずれも人気を博してきましたが、ついにiPhoneにも“Air”モデルが登場しました。パソコンやタブレットよりも小型であるスマホの“Air”モデルの登場は期待の半面、薄型化によるバッテリーの持ちや筐体の強度、さらには発熱などといった不安要素が多くあります。
ただ、iPhoneにとってこれまでホームボタン廃止による全画面ディスプレイの採用、よりディスプレイの大きな“Plus”モデル、ハイエンドの“Pro”モデルなどの変遷の中でも今回の“Air”モデルの登場はエポックメイキングになる可能性があります。そんな期待を込めつつ、iPhone Airを含むiPhone 17シリーズが日本を含めた1次販売国・地域にて2025年9月19日(金)に発売されました。
筆者も人柱になる覚悟でiPhone Airを発売日に入手しましたので、まずは開封の儀をお届けし、その最大の特徴でもある薄さを含めた外観を中心にパッケージや同梱品などを写真を交えて紹介していきたいと思います。なお、iPhone AirはAppleのほか、量販店やECサイト、NTTドコモやau、SoftBank、楽天モバイルといった移動体通信事業者(MNO)で販売されており、Apple直営では価格が159,800円(税込)からとなっています。
iPhone Airは前述通りにAppleのほか、量販店やECサイト、各MNO(いわゆる「キャリア」)で販売されていますが、筆者の購入方法としては予約開始日にAppleの公式Webサイト(公式アプリ「Apple Store」を含む)にてオンラインで予約をし、Apple Storeの店頭で受け取りました。予約開始の2025年9月12日(金)21時はいつものパターンでかなりアクセスが殺到したため、なかなかうまく予約ページが表示されませんでしたが、根気強くアクセスを続けて無事に発売日に手に入れるための予約をすることができました。
今回はさらに事前にApple Storeで予約の9日前に予約準備(購入するiPhoneのモデルと支払方法を選択しておくこと)を行っており、オンライン予約当日はその予約準備通りに公式Webサイトにて注文を完了するだけだったので、Webサイトが重くても無事に発売日に受け取れるような予約をすることができました。そうして発売日の夜に新宿にあるApple 新宿で受け取りました。
それではiPhone Airのパッケージを開封していきたいと思います。iPhone Airのカラーバリエーションは4色で、スカイブルーおよびライトゴールド、クラウドホワイト、スペースブラックとなっており、ストレージは256GBおよび512GB、1TBの3種類がありますが、購入したのは256GBのスカイブルーです。iPhone 16eのパッケージと比較するとパッケージも薄くなっています。なお、手元に「iPhone 16e」がありましたので比較しながらiPhone Airを紹介してみます。
iPhone Airの厚さは最薄部が5.64mmでiPhone史上最薄で、iPhone 16e(厚さ7.80mm)よりも2.2mmも薄くなっています。iPhone Airの背面にはリアカメラやスピーカー、ロジックボードを収容する段差のあるプラトーがあります。なお、筐体は80%再生チタニウムとCeramic Shieldで強化されているとのこと。
また薄型化のために背面のリアカメラはシングルカメラ(広角26mm、4800万画素4Fusionカメラ)となっており、他のiPhone 17モデルと超広角や望遠が搭載されていません。シングルカメラでも約2400万画素CMOS/広角レンズで1倍(26mm)、1.1倍(28mm)、35mm(1.4倍)として撮影できるほか、切り抜いて約1200万画素相当として2倍(52mm)での撮影が可能になっており、デジタルズーム260mm(10倍)で撮影が可能です。さらにマクロ撮影モードや空間写真撮影モードに非対応です。
画面は上部中央に幅の広いパンチホールのある約6.5インチ1260×2736ドットSuper Retina XDR OLEDディスプレイを搭載しており、ピーク輝度が3000nits、ダイナミックリフレッシュレートが最大120Hzで、フロントガラスは強化ガラス「Ceramic Shield 2」で保護されています。またパンチホール部分には約1800万画素CMOS/広角レンズのフロントカメラがあり、センターフレーム機能やデュアルキャプチャ機能によって撮影者の向きに応じて横向き・縦向きに対応しています。
なお、iPhone 16e(6.1インチ)と比較すると、薄さも加わり、ディスプレイの大きさが際立ちます。ちなみにiPhone Airの質量は約165gで、現行iPhoneで最軽量のiPhone 16e(約167g)よりも軽くなっています。ディスプレイが大きいのに軽いという異次元な感覚です。
またiPhone Airは他のiPhone 17シリーズと同様に新たに物理SIMを廃止し、iPhone Airは全世界でeSIMモデルのみとなっています。そのため、SIMスロットを本体に装備しておらず、パッケージにSIMピンを同梱していません。さらに日本で販売されているiPhone Airは日本限定モデル「A3516」となっており、1.5GHz帯のBand 11とBand 21に対応しています。チップセット(SoC)は「Apple A19 Pro」、通信モデムは5Gに対応した「Apple C1X」、ワイヤレスネットワークチップは「Apple N1」となっています。
気になるバッテリー性能ですが、公称では連続ビデオ視聴が27時間と、iPhone 16e(26時間)より長くなっています。ただし、iPhone 17シリーズ(iPhone 17は30時間、iPhone 17 Proは33時間、iPhone 17 Pro Maxは39時間)よりは短くなっています。充電機能はUSB-PD 30W以上の電源アダプターでは20分間で50%充電の急速充電に対応し、さらにワイヤレス充電はMagSafe(Qi2)で30W以上の電源アダプタで最大20Wの充電が可能です。なお、USB-Cポート出力に関してはiPhone 17とは異なり、外部ビデオ出力には非対応なっています。
ファーストインプレッションとしては薄さのインパクトが強いため、強度やバッテリー性能が心配になりますが、薄くても今までのiPhoneと同じように運用できるのが不思議な感覚です。カメラ性能にこだわる人にとってシングルカメラがデメリットに感じますが、実用上はシングルカメラでも十分に感じます。この薄い“Air”モデルがiPhoneのスタンダードになるのか、今回はラインナップされなかった大型モデルの“Plus”のように不人気で消えていくのか、見守っていきたいと思います。
記事執筆:伊藤浩一
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