NTTドコモは次期iPhoneもSIMロック解除の対象に!写真はSIMフリー版「iPhone 6 Plus」

既報通り、NTTドコモKDDIおよび沖縄セルラーは22日、総務省が定める「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正に伴い、2015年5月1日(金)以降に発売する機種についての「SIMロック解除」について発表しています。

これにより、5月1日以降に発売する新機種(ただし、au向けで4月23日に発売される「Galaxy S6 edge SCV31」を含む)についてはNTTドコモおよびauでほぼ統一して購入後6ヶ月(180日)間が経てば原則としてSIMロック解除を受け付けます。

また、受付も各ショップ店頭および電話(NTTドコモのみ)では手数料3,000円(税込)がかかりますが、公式Webサイトの専用ページからであれば無料で解除できるようになります。

対象機種はこれから発売される新機種なので、上記のGalaxy S6 edge SCV31以外は未発表のため具体的には明らかにされておらず、注目はこれまでNTTドコモではSIMロック解除の対象外となっていたApple製スマートフォン(スマホ)「iPhone」シリーズやタブレット「iPad」シリーズとなりますが、今年秋にも発売されると見られる次期iPhoneについてはNTTドコモ広報部が「5月以降の発売となるため、SIMロック解除に対応する」と回答しているとITmediaが伝えています。

NTTドコモではこれまでも2011年4月発売の「らくらくホン ベーシック3 F-08C」以降の機種は原則的にSIMロック解除に対応してきましたが、例外としてiPhoneおよびiPadは非対応となっていました。

しかしながら、ガイドラインが変更されることで、iPhoneおよびiPadも総務省の指針に従う方針となるようです。

一方、KDDI(au)やソフトバンクモバイル(SoftBankおよびY!mobile)では未発表機種については明らかにできることないという"ノーコメント"状態。

とはいえ、iPhoneなどについてはどちらかといえば、携帯電話会社よりもメーカーであるAppleの意向が強く、NTTドコモが対応するというのであれば、Appleがそれを許容するということになり、auやSoftBankでも対応する流れになりそうではあります。

実際に新しいSIMロック解除ルールがはじまり、次期iPhoneやiPadが発売されてみないと実際にはどうなるのかわかりませんが、SIMロック解除の対象となるのであれば購入後180日以降ではありますが、解除できるのはありがたいというユーザーもいるのではないでしょうか。期待したいところですね!

記事執筆:memn0ck


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