NTTドコモは22日、総務省が定める「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正に伴い、2015年5月1日(金)以降に発売する機種について、「SIMロック解除」の手続き方法を変更するとお知らせしています。

なお、同日にKDDIおよび沖縄セルラーから同じく発表されたauでは4月23日に発売される「Galaxy S6 edge SCV31」は5月1日以降のルールが適用されるとのことですが、NTTドコモでは同じ4月23日発売の「Galaxy S6 edge SC-04G」と「Galaxy S6 SC-05G」は4月30日までのルールになるということです。

◯SIMロック解除手続き方法
機種2015年5月1日(金)以降に発売される機種※1※22015年4月30日(木)までに発売される機種※1
受付方法インターネットによる受付※3
電話による受付※3
ドコモショップ店頭受付
ドコモショップ店頭受付
事務手数料
(すべて税抜き)
インターネットによる受付:無料
電話による受付:3,000円
ドコモショップ店頭受付:3,000円※4
3,000円

同社ではこれまでにも基本的にApple製スマートフォン「iPhone」シリーズやタブレット「iPad」シリーズ以外では2011年4月発売の「らくらくホン ベーシック3 F-08C」以降の機種はSIMロック解除に対応してきましたが、ガイドライン改正によって仕様が変更されます。

まず、現在、解除はドコモショップ店頭のみで受け付けていますが、5月1日以降に発売する機種はドコモショップ店頭以外に電話やインターネットでも受付し、料金も現在の3,000円(税抜)が店頭や電話では同じですが、インターネットでは無料になります。

また、現在は購入してすぐにSIMロック解除が行えますが、5月1日以降に発売する機種では機種購入日から6か月間の解除制限期間(SIMロック解除を行わない期間)が設けられています。

さらに、これまでは中古で購入したり、家族や友人、知人などに譲ってもらった製品でもSIMロック解除が行えますが、5月1日以降に発売する機種ではできなくなるとしています。

この他、4月30日以前でのルールも5月1日以降でのルールも「一部の機種は対象外となります。」とあるため、これまで通り、iPhoneなどについてはSIMロック解除できない可能性も出てきました。さて、どうなりますかね(;´Д`)

記事執筆:memn0ck


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報道発表資料 : ガイドライン改正に伴うSIMロック解除手続き方法の変更 | お知らせ | NTTドコモ