Windows 10搭載スマホではキーボードやマウス、ディスプレイを接続してPCとして利用可能に! |
Microsoft(マイクロソフト)は29日(現地時間)、開発者向けイベント「Build 2015」の1日目のキーノートにて次期OS「Windows 10」を搭載したスマートフォン(スマホ)にBluetoothキーボードやマウス、HDMIディスプレイなどを接続してパソコン(PC)のように使える「Continuum」機能を導入することを明らかにしています。
プレゼンテーション(プレゼン)では登壇した同社バイスプレジデントのJoe Belfiore氏が実際にWindows 10 for Phone搭載スマホにキーボードやマウス、ディスプレイを接続してPCと同じように使っているデモが行われました。
また、Windows 10ではタブレットモードが搭載され、縦持ちでも使いやすいようになったり、タッチ操作やペン入力がより強化されるということです。
Windows 10ではアプリがPC向けもスマホ向けも同じユニバーサルになることで、Continuum機能を利用しているときには接続したディスプレイには普段PCで使っているユーザーインターフェース(UI)とまったく同じように利用できることがメリットだということです。
デモでもExcelなどのアプリがPCと同様のUIで使えることが示されたほか、スタートメニューにはスマホのホーム画面が表示され、普段からスマホで使っている機能が簡単に呼び出せるようになっていました。
なお、対象機種などは現時点では不明ですが、デモでは既存のLumiaを用いていたように思われ、BluetoothのHIDプロファイルやMHL(USB-HDMI)に対応してれば使えそうではあります。
Windows 10ではタブレットでの利用もUIが最適化され、縦持ちでは縦に並んで上下スクロールすることでより表示される内容が多くなったり、タスク切り替えではタップするとアプリが全画面表示されるなど、使いやすくなっています。
記事執筆:memn0ck
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