NTTドコモの5月以降発売機種のSIMロック解除についてチェック!

既報通り、NTTドコモは1日、総務省が定める「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正に伴い、2015年5月1日(金)以降に発売する機種について、「SIMロック解除」の手続き方法を変更しています。

現時点では5月1日に発売した機種はありませんが、公式Webページ「2015年5月に発売された機種の手続き | お客様サポート | NTTドコモ」にてNTTドコモの携帯電話機などのSIMロック解除を行う場合の手続きに必要なものが案内されています。

02

公開されている事務手数料の「端末種別」に「iPhone、iPad」があることから以前にも紹介したように5月1日に発売したiPhoneおよびiPadシリーズについてもSIMロック解除の対象にする方針であることが伺えます。

もちろん実際に発売されてみないと各製品ごとに対象であるかどうかはわかりませんが、原則対象となることからiPhoneやiPadもその限りではないことが見込まれます。

一方、発表時にはインターネット(My docomo)による受付は無料ながら、電話およびドコモショップ店頭での受付では3,000円(税抜)とされていましたが、これはドコモスマートフォンおよびドコモタブレット、ドコモらくらくスマートフォン、スマートフォンforジュニア、iPhone、iPadであり、他の端末種別では受付方法と事務手数料が異なることが明らかになっています。

ドコモケータイおよびドコモらくらくホン、ドコモ キッズ・ジュニア、データ通信製品(データカード・USBモデム)はインターネットおよび電話での受付はされず、ドコモショップ店頭にて無料で受付されます。

また、すでに伝えているようにNTTドコモから直接購入した場合ではない、中古販売や知人・友人・家族などから譲り受けた場合においてはSIMロック解除の対象にならないだけでなく、自分で購入した場合でもNTTドコモを解約してしまうと、解約日から3か月以内までがSIMロック解除対象となり、それ以降は対象外であるとされています。

これらの受付条件として以下が挙げられています。そもそもこれまでは対象機種で事務手数料を払えば購入後にすぐにSIMロック解除が行えたのに購入後6ヶ月間は解除できないなど仕組みとして却ってややこしくなった感じもします。6ヶ月間については転売目的への対策とのことですが、うまい落としどころがあればいいんですけど。

また、手続きはMy docomoでは24時間、電話では午前9時~午後8時、ドコモショップでは各店舗の営業時間内です。その他、SIMロック解除に関する注意事項も多数ありますので、気になる方はチェックしてみてください。
1)ネットワーク利用制限、おまかせロック等の各種ロックがかかっていないこと
注意ネットワーク利用制限携帯電話確認サイトより、ネットワーク利用制限の対象電話機であるかをご確認いただけます(ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイトへ)。
2)ご利用料金のお支払実績が確認できること
3)契約者ご本人の購入履歴がある機種であること
4)対象機種の購入日から6か月以上経過していること
5)すでにドコモを解約済の方は、解約日から3か月以内であること


記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ