UQ WiMAX 2+の3日間で3GB制限について改善へ!

UQコミュニケーションズ(以下、UQ)は14日、高速通信サービス「WiMAX 2+」において今年4月(実際に適用されたのは今年5月末)より実施している「3日間で3GB」制限に関する今後の対応について発表しています。

同社では運用開始後に利用者などから広告表現などについて多くの意見および要望があり、今回、これらを真摯に受け止めて今後の広告表現などについてより分かりやすく誤解のない内容に速やかに改善していくとしています。

また、3日間で3GBの制限を超えた場合の規制方法にについてもより利便性の高い運用方法を検討するとのこと。準備が整うまでは従来通りとなるものの、規制後の速度につきましては現行よりもさらに速度を上げ、規制後に不便を緩和する方向で運用していくとしています。

UQでは2013年10月のWiMAX 2+サービスの開始時に2015年4月から「3日間で1GB」を超えた場合に速度制限を導入すると発表し、その後、2015年1月の220Mbpsのサービスを実現する「ギガヤバ革命」の発表時に1GBではなく「3日間で3GB」を超えた場合に変更して2015年4月より速度制限を導入することを案内していました。

利用者の利便性と電波の公平な利用のバランスを勘案した結果、速度制限の対象を当初案内していた他社と同様の3日間で1GBではなく、その3倍の3日間で3GBに拡大し、かつ規制後の速度についても、YouTubeなどの動画配信サービスの標準画質レベルが閲覧できる速度を基準とした運用にしたとしていました。なお、同社が提供している通信サービス「WiMAX」には現在も速度制限は行われていません。

しかしながら、その後、実際には2015年5月末より3日間で3GBの制限が開始され、制限後の通信速度も他社よりも緩い1Mbps弱(700〜800Kbps)以上となっていましたが、一部利用者から不便であることがWeb上などで指摘されていました。

記事執筆:memn0ck


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