使って分かったTalkBand B2の便利さ

腕時計にタッチディスプレイを搭載したアップル製のスマートウォッチ「Apple Watch」や「Android Wear」を搭載したスマートウォッチが話題となっている。スマートフォン(スマホ)を取り出さなくても手元のスマートウォッチで情報確認がでるだけではなく、デザインや素材などにも個性を持たせるようになっており、腕時計を選ぶ感覚で購入できるようになった。

そんな中で今年6月に発売となったファーウェイの「TalkBand B2」は腕時計の形をしているもののスマートウォッチではなく、より機能の少ない腕時計型活動量計だ。

だが、実際に使ってみると手放せなくなる音声通話可能なBluetoothレシーバーに対応しており、活動量計の機能である歩数計や睡眠データ記録などと相まってスマートウォッチとはまた違った便利なウェアラブルデバイスとなっている。今回はこのTalkBand B2の使い勝手をチェックしていく。



”TalkBand”の名前通り本体がBluetoothレシーバーとしての機能を持っているため、スマートフォンがカバンの中にあってもすぐに電話に出ることができる。着信があるとバイブで知らせてくれるのだが、このとき本体のディスプレイの表示を確認して「非通知」なら出ないということも可能だ。

本体をバンドから外して画面をタッチして通話を開始するのだが、イヤフォンのつもりで耳に入れようとするとTalkBand B2の耳当ての形状が特殊なためやや入りにくく感じる。ただ、耳に固定された状態なら普通に通話ができるので最初の違和感に慣れれば問題ない。

通話が終わったらまた腕に戻して時計として使えるので「Bluetoothレシーバーは便利だけど、耳に付けっぱなしはどうも……。」と感じている人にオススメしたい。

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活動量計は、歩数計やカロリー計算、睡眠の記録などの一般的な記録から、時間を計測して運動量を測るトレーニングモードも用意されている。
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トレーニングに最適な計測モードが用意されている



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睡眠時間を”数字”で確認できる



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これらのデータはTalkBand B2の中に蓄積されるだが、スマートフォンと連携させることでスマートフォン側のアプリで細かくデータを分析することができる。対応するスマートフォンはAndroidの他にiPhoneが対応する。
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睡眠の状態を記録できる



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iPhoneのヘルスケアと連携も可能

iPhoneの場合はデータを取得・分析する「Huawei Wear」をから、iOS標準の「ヘルスケア」にデータを同期させることができる。もちろん活動量計だけではなく、Bluetoothレシーバーとして使えるのでiPhoneユーザーにもオススメできる。


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対応するHuaweiのスマートフォンの場合は、TalkBand B2をリモートのシャッターボタンとして使える機能もあるので、自撮りや集合写真で活用可能だ。

TalkBand B2は身につけられるBluetoothレシーバーとして十分使い勝手がいいのだが、さらに腕に付けていることを意識しない軽さと、充実した活動量計がプラスされているのでお買い得感の高いウェアラブルデバイスだ。

記事執筆:mi2_303


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