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12年ぶりのシリーズ新作はiOSで!BUZZって強くなれ!!

千葉県の幕張メッセにて2015年9月17日(木)から20日(日)の4日間に渡って世界最大級のゲーム関連展示会「東京ゲームショウ 2015(TGS 2015)」(主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、共催:日経BP社)が開催されています(一般公開日は19日・20日の2日間)。

今回はゲームメーカーであるサクセスブースにて、アーケードでの2作目リリースから12年ぶりのシリーズ新作となるiPhoneやiPadなどのiOS向けシューティングゲーム(STG)アプリ「PSYVARIAR REASSEMBLE」(サイヴァリア リアッセンブル)が出展およびプレイアブル展示されていたので紹介します。

◯「サイヴァリア」ってどんなゲーム?
PSYVARIARは1作目が2000年にアーケード向けのSTGとしてリリース(ちなみにアーケード版の発売元はタイトー)されたシリーズで、特長の独自要素「敵弾を自機ギリギリにかすらせ続けることでスコア獲得&パワーアップかつ一定時間無敵になる」というBUZZ(バズ)システムが搭載されていました。

続いて、同年(2000年)にマイナーチェンジ版の「R」、2003年にシリーズ2作目「PSYVARIAR2」がリリースされ、ここで一旦、シリーズは途絶えることとなります。

そして今回、今秋リリース(予定)に向けて、シリーズ新作となる「PSYVARIAR REASSEMBLE」が登場するということで展示されていました。

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「PSYVARIAR REASSEMBLE」展示版のタイトル画面



◯その独特な色使いはそのままに
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ゲーム画面と操作方法(写真=左上)

サイヴァリアシリーズ独特のハイコントラストで敵弾の視認しやすく、尖った雰囲気はそのままにモバイル向けへ落とし込んであるので、シリーズ経験者はもちろん初めての方も独特の世界観に引き込まれるかもしれません。

ゲームの操作は画面をタッチ操作で自機を操作、ショット攻撃はオートというオーソドックスなタイプで、自機移動中はショットが発射されず、移動していないときにのみ発射されるので、自機の位置取りが重要となります。

なお、過去2作にあったローリング操作(方向キーやレバーをグルグル回すとショットが前方で集中しBUZZ判定が広くなるファクター)は「操作系統上の都合」で削除されています。

また、説明員によるとBluetooth接続などのゲームパッド、1作目にあった2人同時プレイは非対応とのこと。そして、ゲームとしては基本プレイ無料でゲーム内課金が存在(プレイ回数が時間で回復するタイプで、回数をその場で回復させるのみ課金)するそうです。


◯直線的な軌道の敵弾が描く、たの死く遊べる心折設計
サイヴァリアの特徴の一つに「敵弾が全部直線的な軌道で飛んでくる」というものがあります。これは、敵の攻撃がランダムまたは自機に向かって曲線的にばら撒かれるのではなく、直線または扇状にまっすぐの軌道で打ち出される「見切りやすく避けづらい敵弾」で見た目のインパクトと幾何学模様にも似た独自の特徴は一見の価値があります。

もちろん、敵は全力で殺しにかかってくるのでBUZZによるレベルアップの無敵時間で潜り抜けたり、ギリギリの隙間に入り込んで避けていかないといけません。

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美しささえ感じる敵弾が描く死の軌跡

基本プレイ無料アプリとのことなので、初めての初心者から熟練のシューターまで広くオススメできそうです。

ただ筆者の感想ではありますが、試遊したところ感じたのは「(iPhone 6 Plus含む)iPhoneの画面サイズでは遊びづらい!」と思いました。本格的に愉しむのであれば、iPadで遊ぶのがいいかもしれません。

サクセスブースでは実際に遊ぶこともできる上、先着で特製バッジがもらえますし、気になる人は是非試しに行ってみましょう!

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実際に遊んで試してみよう!(ただし行列になるのは必至かと思いますが……)


記事執筆:河童丸


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