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イエデンワの3G版が発売! |
エックスモバイルは16日、同社がNTTドコモから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「もしもシークス」向けにSIMフリーな無線LAN(Wi-Fi)によるテザリングにも対応した固定電話型3G対応携帯電話「スゴい電話(型番:AK-010)」(エイビット製)を発表しています。
価格は35,000円(税抜)で、2015年11月16日(月)に販売受付を開始し、2015年12月中旬(12月15日より順次)から出荷開始されます。もしもシークスでは月当たりのデータ通信量1GBまでの専用プラン「スゴいプラン基本コース」を月額1,380円(税抜)で用意しています。
また、受付が開始された11月16日から出荷開始される12月15日までに申し込むとスゴイ電話専用プラン「スゴいプラン基本コース」が月額980円(税抜)で半年間提供されるキャンペーンを同時開催されます。
さらに、エイビットも同日、スゴい電話と同等のSIMフリーな固定電話型3G対応携帯電話「ホムテル 3G(型番:AK-010)」を単体で2015年12月下旬より販売すると発表しています。価格はオープンで、年間3万台の出荷を見込んでいるとのことです。
AK-010は固定電話機のような形状の3G対応携帯電話で、電源はACアダプターのほか、別売りの乾電池や充電池(オプション)でも動作するため、持ち歩いて利用することもできるようになっています。
外観は2013年にウィルコム(当時)向けに発売されたエイビット製「イエデンワ2(型番:WX05A)」を踏襲し、通信方式をイエデンワやイエデンワ2のPHSから3G(W-CDMA方式)に変更しています。これにより、SIMフリーなので各MVNOから提供されている格安SIMなどの携帯電話サービスが利用可能となっています。
カラーバリエーションはホワイトで、スゴい電話は外観や画面デザインなどがもしもシークス向けに作られています。サイズは約200×170×62mm(突起部含まず)、質量は約640g(電池やACアダプターを含まず)。
AK-010は音声通話のほか、データ通信にも対応しており、Wi-Fiテザリングも利用可能。通信速度はW-CDMAのHSPA(HSDPAおよびHSUPA)に対応して下り最大7.2Mbpsおよび上り最大2.0Mbps、対応周波数帯800MHzおよび2100MHz。Wi-Fiテザリングは2.4GHz体のIEEE802.11b/g準拠。SIMカードサイズは標準SIMカード(2FF)。
着信内容などを表示できる約2.8インチQVGA(320×240ドット)TFT液晶(最大65536色表示)を搭載。連続待受時間および連続通話時間は単3アルカリ乾電池4本使用時で最大350時間および最大8時間。
エイビットではWi-Fiルーター機能を搭載したことで、ネットワーク環境がない場所にWi-Fi環境を提供でき、パソコン(PC)などをインターネットに接続したり、Wi-Fiカメラの映像を出先から確認したりすることが可能だとするほか、IoT(Internet of Things)のゲートウェイとしてさまざまな無線IoTガジェットと組み合わせての利用が可能だとしています。
また、3G携帯電話ながらホームテレホン(家庭用固定電話)と同じ形状、そして、操作感にしており、使いやすさを追求しており、SIMフリーに対応したことで、MVNOにて提供されている格安SIMが利用できることで通信料の節約が可能なほか、NTTドコモなどの定額制通話プランを利用すれば通話料が定額で利用できます。
さらに、一般家庭だけでなく非常時やイベント時の仮設電話、在宅介護の見守り用途やテナント向け用途など、企業や自治体にも販売を計画しているとしています。
記事執筆:memn0ck
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