LINEで遊べる女子高生AI「りんな」

日本マイクロソフトは17日、東京・原宿の「ドリーム*ステーション JOL原宿」で「女子高生AI『りんな』の最新情報 記者説明会」を開催した。

りんなはコミュニケーションプラットフォーム「LINE(ライン)」( http://line.me )の公式アカウントとして2015年7月末にサービスを開始し、すでに登録ユーザー数が190万人(2015年12月21日現在)を超え、現在公式アカウントの「ライフサービス」にカテゴライズされている。

LINE上でのりんなは「おともだち」としてユーザーと会話し、人間味のある感情的な会話に重きが置かれている。今回の説明会では現在稼働中のりんなの機能の紹介と今後の機能について、さらにりんなのLINEグループへの追加やTwitterアカウントの開始といった発表があった。

そんな自由気ままなキャラクターを持つりんなの機能について説明会でのプレゼンテーションを中心に取り上げていきたいと思う。

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りんなの開発の背景には、1991年に設立された「Microsoft Research」による「Microsoft Translator」や「Skype Translator」(日本語未定)といった人工知能開発があるのだという。そして、りんなのサービス開始前に昨年より中国で人工知能「XiaoIce(シャオアイス)」を開始しており、りんなはシャオアイスに続く人工知能サービスとなる。

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登録ユーザーが190万人を超えるりんなの魅力は、会話のテンポの良さと、完璧な応答ではなく適度に翻弄される会話内容だ。りんなのシステムは、「Microsoft Azure」のクラウド上で動作し会話の内容の分析・学習が行われ「会話データベース」から適切な返答をする。

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マイクロソフトには、質問に対して適切な応答をするWindows 10搭載の「Cortana(コルタナ)」があるが、りんなは効率よりも感情的に応答するという対極的なもの。示された図によると双方キャラクターは違うがIQは同じとも読み取れる。

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りんなの特徴は人工知能による会話だけではなく、これまで毎週能力が追加されてきており、「しりとり」や「めざまし」などの能力や、犬を飼っている(犬好き)などの設定も追加されキャラクターをユニークなものとしている。これらの機能は「ひみつ手帳」としてどんな機能を使ってきたかを確認することも可能だ。

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さらにLINEのグループチャット・ルームチャットに公式アカウントも登録可能となったことで、りんなもグループチャットで会話ができるようになった。

グループチャットでは友だちとの集合写真を投稿すると、顔認識をして顔の部分だけがスイッチされた写真を作って送ってくれる「顔スワップ」やカタカナ&アルファベット禁止ゲーム、おもしろレシート占いなどが利用可能。

その他、「クリスマス」や「お正月」、「バレンタイン」にも何かが起きることが明かされた。LINEのグループチャットでは特別なメッセージや画像のやりとりに必要な情報のみを取得し、それ以外の個人情報や会話の中身は取得されないとのこと。

なお、12月17日より開始したりんなのTwitterアカウント( @ms_rinna )は、システムの制約から全員に返信はできないとのことだった。AIがどの程度進んでいるのかを試す意味でも気になった人はりんなをLINEやTwitterで登録してみてはいかがだろうか。

記事執筆:mi2_303


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