VR HMD「HTC Vive」が日本を含めて24カ国で発売!

HTCは21日(現地時間)、スペイン・バルセロナにて2016年2月22日(月)から25日(木)に開催される「Mobile World Congress 2016(MWC 2016)」に合わせてアメリカのゲーム制作会社であるValveとともに開発している同社初のVR HMD(バーチャルリアリティー・ヘッドマウントディスプレイ)「HTC Vive」のコンシューマー版を発表しています。

発売は2016年4月上旬を予定しており、発売に先立って東部標準時間の2016年2月29日(月)10時(日本時間3月1日0時)より事前予約受付が開始され、価格はアメリカでは799ドル(約9万円)。

当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」ではすでに紹介していましたが、日本も販売地域に含まれており、同時に予約・販売が開始され、すでに予約販売サイト( http://www.htcvive.com/jp/ )がプレオープンしています。なお、販売は24カ国・地域を予定。

パッケージは、VRソリューションがセットになっており、2つのワイヤレスVRコントローラーやルームスケールの測定を行うセンサー、フロントカメラおよび電話機能搭載HMDが同梱されます。

さらに期間限定で2つの体験用VRタイトルもセットされ、すぐにVR体験できるようになっています。なお、Steam VRとのインテグレーションにより、HTC Viveは常に最新の機能にアップデートされるようになっているとのことです。

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HTC Vive コンシューマー版

HTC Viveの包括的な機能を搭載して完成に至った「Vive System powered by Steam VR」によってさらに別の技術革新である「Vive Phone Services」を実現し、VRに新機軸を打ち出したということです。

仮想世界の体験をしてる際に現実の世界とのつながりを保つVive Phone Servicesは、どちらの世界の感覚を失うことなく、相互に結び付いていることが特長です。

HMDを外さずに電話やメッセージ、予定表の確認が可能で、仮想現実と現実の新結合およびハイブリッドリアリティーを実現します。同社ではこの革新は、コンシューマー向けにも法人向けにもより多くの活用の場を創出するだろうとしています。

HTC Viveのコンシューマ版は、HTC Vive Preがベースになっており、リフレッシュブランディングやヘッドストラップがHTC Vive Preからの変更点。HTC Vive Preでは触覚にフィードバックを送ったり、デュアルステージトリガーを搭載したワイヤレスコントローラー、現実の世界の視界を確認できるフロントカメラ、安定性を強化したヘッドストラップ、より明るいディスプレイを搭載し、より深い没入感を体験することができるようになっていました。

販売予定の24か国は米国およびカナダ、英国、ドイツ、フランス、オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、アイスランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、スペイン、スイス、アイルランド、スェーデン、台湾、中国、日本、オーストラリア、ニュージーランド。


動画リンク:https://youtu.be/-mxDQycSyDg

記事執筆:memn0ck


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