UnderworldのVRライブが無料で体験できるイベントを開催

サムスン電子ジャパンが2016年3月19日(土)から4月1日(金)の期間に東京・渋谷PARCOの「Gear VR」体験スペースにおいて先日3月12日に開催された「Underworld」のライブイベントの360°VR映像コンテンツの体験が実施されている。

Gear VRの体験スペースは、世界的デザイン集団「TOMATO」結成25周年記念大型企画展「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION "O"」を開催中の渋谷PARCO PART1の8Fのエスカレータ横のイベントスペースで、13時から~19時までの間誰でも無料で体験できる。

ライブ当日のGear VRによる360°VR映像はライブストリーミングの画質だったが、現在体験できる映像は当日の4K映像素材をTOMATOが編集したもの。今回はこのイベントスペースとライブ映像をレポートしていきたいと思う。


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エスカレータ横のGear VR体験スペースには、音に合わせて振動する卵形チェア「TELEPOD」が3台設置され、それぞれにGear VRとUnderworldが推奨しているというB&W(Bowers&Wilkins)製P5ハイファイヘッドフォンが設置されている。

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身体が不思議な空間に収まる回転するチェア「TELEPOD」


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視聴できるUnderworldのライブ映像は「Exhale」や「If Rah」、「Born Slippy」の3曲。その中から、Born Slippyの映像を観させてもらうことにした。

ライブ当日のVR映像はステージに設置された3台のカメラによるものだったが、今回体験できる映像には、新たにステージ前方に設置された移動式のカメラの映像も加わっていた。

TOMATOによる編集は、曲のタイミングに合わせて渋谷駅前のスクランブル交差点の映像も挿入され、プロモーションビデオやVJ的な演出が加わっている。

ライブ映像のクオリティーは格段に良くなっており、ステージに設置された機材やVR映像を撮影している機材などもハッキリと見て取れた。

テレビやネットで視聴できるライブ映像と360°見渡せるVRライブ映像の違いは、テレビなどの映像は演者をカメラが追うのに対して、VR映像の場合は視聴者が演者を目で追う形になる。

そのVR空間の中では演者だけではなく自分が観たい場所を見続けるといった自由行動も可能で、振り変えれば観客が見えるなど、まるでライブ会場に居るような体験ができるところにある。

【Gear VR体験スペースの様子】

動画リンク:https://youtu.be/YsretZvNOAQ

Gear VRの映像は、上下左右の視線の動きに自然に追従するため違和感がなく、遅延も少ないため3D酔いをすることはなかった(個人差があります)。

立体映像ではないものの、かなり近くまで寄ってくるので手を伸ばせば触れそうな感覚も味わうことができた。

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Gear VR体験スペースは、場所を変えながら今年8月まで運営予定とのことで、4月2日(土)および3日(日)の2日間は渋谷PARCOのスペイン坂広場に設置されるということで、当面は渋谷で開催されているので渋谷に行った際には是非チェックしてみてはいかがだろうか。



記事執筆:mi2_303


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