AQUOS ZETAが思いっきりイメチェン!ドコモスマホのSH-04Hを写真と動画で紹介

既報通り、NTTドコモは11日、今夏以降に発売する新モデルや提供開始する新サービスを披露する「2016夏新サービス・新商品」を開催し、約5.3インチフルHD(1080×1920ドット)IGZO液晶や64bit対応クアッドコアCPU、3GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)採用のハイスペックなスマートフォン(スマホ)「AQUOS ZETA SH-04H」(シャープ製)を発表した。

発売時期は2016年6月上旬を予定しており、すでにドコモショップ店頭や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約受付を開始しており、価格は実質負担額で新規契約・機種変更・他社から乗り換え(MNP)で5万円台後半の見込み。

今回はタッチ&トライコーナーに展示されていた試作機を写真と動画で紹介していく。なお、製品のスペックなどについてはすでに公開している「NTTドコモ、指紋センサー搭載スマホ「AQUOS ZETA SH-04H」を発表!5.3インチフルHDハイスピードIGZO液晶やSnapdragon 820、3GB RAM、下り最大337.5Mbpsなど - S-MAX」も参照して欲しい。

主なスペックはチップセットが最新のQaulcomm製64bit対応クアッドコアCPU(2.2GHzデュアルコアCPU+1.6GHzデュアルコアCPU)「Snapdragon 820 MSM8996」、32GB内蔵ストレージやmicroSDXCカードスロット(最大200GBまで)、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC Type A/B、A-GPS、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ(Felica)、伝言メモ、非常用節電、急速充電、microUSB端子、3.5mmイヤホンマイク端子など。

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AQUOS ZETA SH-04Hは、これまでシャープ製スマホの特徴であった3辺狭額縁デザイン「EDGEST」を辞めてごく普通のスマホのデザインに回帰した。実は、AQUOS ZETA SH-04Hを手にして再度展示台の機種名を再確認してしまうほど、デザインの変化に正直戸惑った。

前面下部の「docomo」ロゴの右に見える黒い部分は「グリップマジック」用のセンサー。カラーは「ブラック」、「ホワイト」、「グリーン」の3色だ。

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デザインは、角を落とした丸みのあるものとなり、ディスプレイ上部の狭額縁を廃止したことで、そのスペースにインカメラが移動した。こうしてスペースが確保できたことで薄型化もできたのだという。前面のガラスもフチの角が丸い2.5D加工だ。

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背面のクリアパーツはアクリル製で、こちらもフチの角を落とした形状をしている。

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カメラユニットは少し飛び出している。そのカメラの右にはLEDライトとグリップマジックのセンサーがある。

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側面のメタル素材はより質感を高めた印象で、これまでのAQUOS ZETAとは違うという印象を受けた。デザインの変更によりAQUOSらしさがなくなったとも受け止められるが、手にしてみると確実に質感が上がっており、これまでAQUOSを選ばなかったユーザーに訴求できる要素になっていると感じた。

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右側面(写真=上)には、グリップマジックのセンサーや指紋センサー、電源キー、ボリュームキー、左側面(写真=下)には、SIMカード、microSDカードスロット、グリップマジックのセンサーがある。

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上面(写真=上)にはサブマイクや3.5mmイヤホンマイク端子、下面(写真=下)には、スピーカーやmicroUSB端子、マイク、そしてストラップホールがある。

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側面の下部にはカラフルに光る「ヒカリエモーション」のLEDがある。設定で点滅パターンや色を選ぶことができる。

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カメラ機能として、約2260万画素のリアカメラが約0.4秒の高速起動と約0.02秒の高速オートフォーカスですぐに撮れるところが強み。光学式手ブレ補正と4K動画撮影対応、デジタルカメラクオリティーの「GR certified」など従来機の良い部分は引き継がれている。

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なお、動画の圧縮形式に汎用的なH.264の他に圧縮率が高くて高画質なH.265モードと、データ量を約半分にする軽量H.265モードを選択可能だ。

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これから夏に向けて活躍してくれそうな機能として、オートモードに花火が開いた瞬間を自動的に撮影する機能が追加された。花火の撮影のためにスマホの画面を凝視する必要がなくなり、花火を楽しみながら写真も自動的に撮れるという便利な機能だ。

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また、人工知能(AI)で生活をサポートしてくれる「エモパー」は4.0に進化し、新たにタニタ製の体組織計との連携に対応。スマホに蓄積された普段の運動量と体組織計からデータをもとに、エモパーがダイエットのためのアドバイスをしてくれるのだという。従来は個別のアプリで独自にチェックする必要があったが、エモパーでもできるようになったのは面白い試みだ。

【AQUOS ZETA SH-04Hの外観を動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/lC8t7a-M8Wc

AQUOS ZETA SH-04Hは、久々のデザイン変更はAQUOSにはなかったハイクラス感が出たように思う。一方で従来機のコンパクトさなどの良さを欲していたユーザーにはどう写るのか気になるところでもある。

◯主な仕様
機種名AQUOS ZETA SH-04H
寸法(高さ×幅×厚さ:mm)約149×73×7.6
質量(g)約155
OSAndroid 6.0
CPU
(チップ名、クロック)
Snapdragon 820 MSM8996
クアッドコア
(2.2GHzデュアル+1.6GHzデュアル)
内蔵メモリー
(ROM/RAM)
32GB/3GB
外部メモリー
(最大対応容量)
microSDXC(最大200GB)
バッテリー容量3000mAh
連続待受時間(静止時[自動])
(LTE/3G/GSM:時間)
未定
連続通話時間
(LTE/3G/GSM:分)
未定
電池持ち時間(時間)※1未定
ディスプレイ
(サイズ:インチ、解像度:ドット、
方式、発色数)
約5.3インチ
フルHD 1080×1920
TFT液晶 IGZO
1677万色
Xi(LTE、受信時最大/送信時最大)337.5Mbps/50Mbps
VoLTE(◎は海外対応)
LTE対応周波数帯
(3.5GHz/2GHz/1.7GHz/
1.5GHz/800MHz/700MHz)
ー/○/○/○/○/○
対応方式
(FDD-LTE/TD-LTE)
○/ー
LTE国際ローミング
(3.5GHz/2.5GHz/2GHz
/1.7GHz/700MHz)
ー/ー/○/○/ー
FOMAハイスピード
(HSDPA/HSUPA)
14Mbps/5.7Mbps
外側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射型CMOS
約2260万/約2260万
内側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射型CMOS
約500万/約500万
防水/防塵○/○(IPX5、8/IP5X)
Bluetooth○(4.2)
ワンセグ/フルセグ
(◎は録画対応)
◎/◎
ハイレゾオーディオ対応
OTA開通
SIMロック解除
UIMカードnanoUIM
White
Black
Green
製造メーカーシャープ
※1 電池持ち時間とは平均的なスマートフォン利用(インテージの2015年6月調査データを基に算出)した場合の各機種における電池の持ち時間です。2016年夏の新商品以降、より公平でよりわかりやすい電池の持ち時間訴求をめざし、インテージが提供するデータを活用し、KDDIと共同で設定した基準で測定しています。なお、各機種の実使用時間については、 順次ドコモのホームページで公表される予定です。
※2 外付けのアンテナケーブル(同梱)が必要。
※3 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。



記事執筆:mi2_303


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