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楽天が折りたたみ式携帯電話の取扱開始!2016-2017冬春モデルを発表 |
楽天は27日、都内にて「2016-2017冬春新商品・新サービス発表会」を開催し、同社がNTTドコモから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「楽天モバイル」( http://mobile.rakuten.co.jp )向けに新たに3機種を取り扱うことを発表した。
新ラインナップとして紹介されたのは、Android 6.0(開発コード名:Marshmallow)搭載のミドルレンジスマートフォン(スマホ)「AQUOS SH-M04」とAndroidをベースしたOSを搭載する折りたたみ型フィーチャーフォン「AQUOS ケータイ SH-N01」(ともにシャープ製)、そして10,980円(すべて税別)の格安7インチタブレット「MediaPad T1 7.0 LTE」(ファーウェイ製)だ。
各機種ともにSIMフリーとして楽天モバイル以外でも販売されるが、中でも楽天モバイルとして新たに取り扱いを開始するAQUOS ケータイ SH-N01は、NTTドコモなどの大手携帯電話会社(以下、MNO)で「ガラケー」を使っているユーザーに対してより安い定額プランで安心して使えることを訴求する。今回はこの新ラインナップ3製品を写真で紹介していく。

AQUOS SH-M04は、12月中旬発売予定で価格は29,800円。カラーは「ホワイト」および「ネイビー」のほか、楽天限定カラーの「レッド」の3色展開。MediaPad T1 7.0 LTEはすでに発売されており、価格は10,980円。
●AQUOS SH-M04

AQUOS SH-M04のディスプレイは約5.0インチHD(720×1280ドット)IGZO液晶を搭載する。NTTドコモの「AQUOS EVER SH-02J」やUQモバイルの「AQUOS L」との共通部分があるが、この2機種との違いは前面のガラスが2.5D加工ではなくフラットな形状をしている点だ。

背面はラウンドした形状をしていて持ちやすい。またおサイフケータイ(FeliCa)に対応する。背面カメラは有効画素数約1310万画素裏面照射型CMOS、前面カメラは
有効画素数約500万画素裏面照射型CMOSで、24mm相当の広角レンズを搭載する。

右側面(写真=上上段)にはストラップ穴、電源キー、ボリュームキー、左側面(写真=上下段)にはSIMカード、microSDカードスロットがある。microSDはmicroSDXC 最大256GBに対応する。上面(写真=下上段)には3.5mmイヤホンマイク端子、下面(写真=下下段)にはmicroUSB端子がある。

前面の下部にはLEDがあり、画面表示とシンクロする進化した「ヒカリエモーション」で通知を知らせてくれる。

設定画面での内部ストレージの空き容量は6.91GB、内蔵メモリー(RAM)は1.9GBだった。

エモパーは最新の5.0を搭載。その他、詳細な製品情報ついてはすでに公開している「シャープ、5インチミドルレンジのSIMフリースマホ「AQUOS SH-M04」を発表!防水・防塵・耐衝撃やおサイフケータイなどに対応ーー楽天モバイルなどから販売 - S-MAX」も併せて参照して欲しい。
●MediaPad T1 7.0 LTE

MediaPad T1 7.0 LTEは、低価格なタブレットながら背面にはメタルを使用しており質感が良い。ディスプレイはアクペクト比16:10のWSVGA(1024×600ドット)のIPS液晶を搭載。画面サイズが大きいこともあり、ドットが粗く感じた。

ベゼルが広いものの片手で持てるサイズはキープしている。LTEによるデータ通信のほかに通話にも対応するため格安で1台持ちをすることも可能だ。

設定画面での内部ストレージの空き容量は2.29GBと心許ない。microSDカードは最大128GBまで対応するので、データ用にmicroSDカードを利用したいところ。
●AQUOS ケータイ SH-N01

一方、AQUOS ケータイ SH-N01は、12月上旬発売予定で価格は24,800円(税別)。格安と言われるスマホよりも若干高いが、ハードキーによる安定したキー操作・入力が魅力だ。

カラーは「レッド」および「ホワイト」、「ブラック」の3色。

開いた時にあるメインディスプレイは約3.4インチQHD(540×960ドット)で、解像度が高く文字が読みやすい。なお、サブディスプレイは非搭載だ。

左側面にはワンプッシュで本体が開くクイックオープン機能を搭載する。

ハードキーはキーとキーが離れており、押しやすい構造をしている。下部には3つのクイック起動キーがあり、連絡先やアプリなどを登録することができる。頻繁に使う方向キーはやや硬めの印象を受けた。

方向キーの中央ボタンを押すと機能メニューが表示される。数字キーのショートカットにも対応しており、プロフィールによる自分の電話番号確認には、もちろん「0」が割り当てられている。

右側面にあるマナーキーを押すとショートカットメニューが表示される。上下で項目を変更し、中央ボタンで決定する。表示項目をカスタマイズすることもできる。
見た目はガラケーだが、無線LAN(Wi-Fi)やLTE接続にも対応しており高速データ通信で快適にWeb閲覧などが楽しめる。
最後にAQUOS ケータイ SH-N01とAQUOS SH-M04を動画で紹介しておく。また、AQUOS ケータイ SH-N01についても製品の詳細仕様については「シャープ、SIMフリーの折りたたみ型Androidガラホ「AQUOS ケータイ SH-N01」を発表!防水・防塵・耐衝撃やワンプッシュオープンボタンなどーー楽天モバイルなどから販売 - S-MAX」も参照して欲しい。
【AQUOS ケータイ SH-N01とAQUOS SH-M04を動画で紹介】
動画リンク:https://youtu.be/JMpcgx8_cOI

今回発表となったAQUOS SH-M04は、2GB・5分かけ放題で月額2,480円(税別)の「コミコミM」プランでも購入可能だ。またコミコミプランには新たに「ZenFone 3」(ASUSTeK Computer製)と「honor 8」(Huawei Technologies製)が加わった。
honor 8は日本の携帯電話会社では楽天モバイルだけで販売されており、さらに今回、楽天モバイルの2周年を記念したキャンペーンによって通常販売価格42,800円から1万円を割り引いた32,800円で販売している。
記事執筆:mi2_303
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