お馴染みのdtabシリーズがより大画面で高精細に!タブレット「dtab Compact d-01J」をチェック |
NTTドコモは24日、今夏以降に発売する新モデルや提供開始する新サービスを披露する「2017夏 新サービス・新商品発表会(docomo Collection 2017)」」を開催し、約8.4インチWQXGA(1600×2560ドット)TFT液晶や64bit対応オクタコアCPU、3GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したハイスペックなAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)採用のタブレット「dtab Compact d-01J」(Huawei Technologies製)を発表しました。
発売日は本日5月25日で、すでにドコモショップ店頭や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて販売開始されており、価格は紹介しているように本体価格実質負担額で新規契約/機種変更で0円以下となります。
今回発表会場に併設されたタッチ&トライコーナーにて実機に触れる機会がありましたので、写真や動画にてご紹介します。なお詳細なスペックなどについてはこちらの記事をご覧ください。
■実質価格マイナスの衝撃。安くても性能やデザイン性は向上
ドコモブランドのタブレット端末として展開されている「dtab」シリーズはコストパフォーマンスの高さが大きな特徴の1つですが、今回発表されたd-01Jはドコモオンラインショップでの価格(税込)では一括価格が4万5,360円、端末購入サポートが3万4,992円、月々サポートが1,350円となっており、月々サポートが適用される24ヶ月間で合計6万7,392円もの割り引きが受けられるため、実質価格がマイナスとなる-2万2,032円となるなど、かなり挑戦的な低価格路線を打ち出しています。
端末としてはファーウェイがすでに国内でも発売している「MediaPad M3」をベースモデルとしており、harman/kardon製のステレオスピーカーや独自のステレオ音響システム「SWS 3.0」を採用するなど、闇雲に低価格のみを目指した端末ではないことが分かります。
ディスプレイには前機種となる「dtab Compact d-02H(以下、d-02H)」よりも若干大きな8.4インチ液晶を採用し、さらに画面解像度もd-02HがWUXGA(1200×1920ドット)であったのに対しWQXGA(1600×2560ドット)へと向上しています。
また本体のサイズでも薄さが7.3mm(d-02Hは7.9mm)、重量は325g(d-02Hは345g)と薄型・軽量になっており、扱いやすさにも磨きがかかっています。
また今回指紋認証機能が搭載されたのが大きな特長です。指紋センサーは正面下部にあり、これによって端末のロック解除はもちろんのこと、NTTドコモのオンラインサイトへのログイン認証にも利用できるようになっています。
デザイン面では背面に緩やかな湾曲をもたせて側面を薄型化し、サイドパネルをダイヤカットにすることで高級感も演出。狭額縁デザインや品の良い金属質の色合いもあり、確実に価格以上の価値を感じさせる製品に仕上がっています。
また今回USIMカードにeSIMが初めて採用されたことも特長の1つです。eSIMはネットワーク経由で契約者情報などを書き換えることができるSIMカードで、例えば端末をオンラインショップなどで購入した場合に購入者が任意のタイミングで開通作業を行うことが出来るようになります。
一般的な利用ではeSIMであることを意識することはほぼありませんが、このeSIMを他の端末に挿して利用することはできない点に注意が必要です(動作するかもしれないが保証対象外とのこと)。
eSIM非対応機種を利用する場合は、別途ドコモUIMカードの再発行が必要で、再発行手続には別途ドコモUIMカード発行手数料がかかる場合があるとしています。なお、d-01J自体はSIMロック解除にも対応しており、他のSIMカードを装着して利用可能となっているとのこと。
端末デザインや従来機種のd-02Hからの変更点などについては以下の動画からもご覧いただけます。
【S-MAX:ファーウェイ製タブレット「dtab Compact D-01J」ファーストインプレッション】
動画リンク:https://youtu.be/N6HsmnSlcOU
■兎にも角にも安くて便利。性能やセキュリティー面も充実した安心の1台
実質マイナスとなる料金体系や一括購入時でも1万円少々で購入できてしまう安さは本機最大の魅力ですが、良い意味でその安さに見合わない性能を有している点もタブレット入門機として筆者がオススメしたくなる大きなポイントです。
eSIM初採用端末ということもありタブレットやスマホを1つのSIMで便利に使い分けているような層には若干使いづらそうな面もありますが、そういった難しいことを考えずに素直に使うなら非常に魅力的な選択肢となるのではないでしょうか。
記事執筆:あるかでぃあ
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