フィーチャーフォンからの乗り換えでも安心して使える京セラ製スマホ「DIGNO V」をチェック!

既報通り、UQコミュニケーションズ(以下、UQ)およびUQモバイル沖縄がau回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「UQ mobile」向けのスマートフォン「DIGNO V」(京セラ製)を7月14日に発売する。

DIGNO Vは、auが同日に発売する「Qua phone QX」の兄弟機にあたり、防塵・防滴・耐衝撃性能や分かりやすい電話機能など、長く付き合える安心の国内品質を特長としている。

今回は少し時間が経過しているが、UQが6月1日に開催した「2017夏UQ発表会」のタッチ&トライ会場でDIGNO Vの実機に触れることができたので、写真と動画で紹介していく。

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ディスプレイは約5.0インチHD(720×1280ドット)TFT液晶を搭載し、画面を覆うガラスは強化ガラス「Dragontrail X」を採用して耐衝撃性能を高めている。また防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP5X準拠)、耐衝撃(MIL-STD-810G Method516.7:Shock-Procedure IV準拠)性能を持ち、安心して使えることを重点においた京セラらしいスマホだ。なお、ハンドソープなどの泡ソープでの丸洗いには非対応となる。

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落下時にガラス面が直接当たらないようにケースのフレーム部分が少しディスプレイ面より高くなって画面を覆うガラスを保護するような形状だ。フロントのカメラは約500万画素。

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前面下部には電源キーがあり、画面オンだけではなく画面オフも前面で行えるため、シンプルですぐに手に馴染む印象だ。前モデルの「DIGNO W」は下部がボタンのようなデザインをしていたが、今回は敢えてボタンであるにも関わらず、一見するとスピーカーのように見えるボタンらしくないデザインにしているのが面白い。

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背面は樹脂製、カラーは「ネイビー」と「ホワイト」。DIGNO Vの主なスペックは、CPUにQualcomm製「Snapdragon 430」、2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、microSDXCカード(最大256GBまで)、Android 7.1(開発コード名:Nougat)、2600mAhバッテリー、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2など。

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リアカメラは約1300万画素、京セラらしいカラーフィルタなど多機能な撮影モードを搭載する。

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右側面(写真=上)にはボリュームキーがあり、左側面(写真=下)にはボタン類はない。

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上面(写真=上)にはnanoSIMカード・microSDカードスロット、イヤホンマイク端子、下面(写真=下)にはストラップホール、micro USB端子がある。持ちやすいよう背面は緩やかなラウンドフォルム、側面は握りやすいよう面を残した形状をしている。

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通話機能は、スマホ初心者やシニアでも使いやすいよう、アイコンと文字、操作方法が表示される。右側は「拒否」という強めの表記がされることが多いが、電話に出られないために着信を止めるという意味合いの表記としているようだ。

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通話中の画面も、今どんなことができるのかをアイコンと文字で表示する。特に通話録音機能などメニューから呼び出す必要がなく、初心者でもすぐに使いこなせそうだと感じた。

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通話の音声はDIGNO Vを顔に当てるだけでクリアに聞こえる「スマートソニックレシーバー」を搭載しているが、さらに自分にあった聞こえを調整する機能も通話画面で呼び出せる。

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通話履歴は、同じ人からの着信がまとめて表示(写真=左)されるため、全体が見渡せて良い。着信番号の右にある4件のバルーンが付いたボタンを押すと着信時間が展開表示される。

従来機(写真=右)では、同じ番号の履歴が並ぶため、場合によっては着信履歴を見落とすこともあった。

【DIGNO Wの実機展示のほかに深田恭子さんら三姉妹が登場した2017夏UQ発表会を動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/2DUBTo0kYgM


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DIGNO Vのシンプルで安心して使えるスマホというコンセプトは、スマホ料金を抑えたい初心者やシニア層といったターゲットに訴求する戦略的なモデルといえる。



記事執筆:mi2_303


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