docomoオリジナルタブレット「dtab」シリーズ初の防水・防塵&「PREMIUM 4G」対応モデルが新登場! |
既報通り、NTTドコモは18日、今冬および来春に発売・開始する新製品や新サービスを披露する「2017-2018冬春 新サービス・新商品発表会」を開催し、約10.1インチWUXGA(1920×1200ドット)IPS液晶やオクタコアCPU、3GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したハイスペックなAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)採用のスマートフォン(スマホ)「dtab d-01K」(Huawei Technolobies製)を発表しました。発売時期は2018年1月以降を予定しています。
使いやすい機能と安定した性能、そして低価格を実現したLTE対応タブレットとして常に一定の評価を得ているNTTドコモのdtabシリーズに、防水・防塵性能と高速通信サービス「PREMIUM 4G」に対応した新モデルが追加されました。
発表会場に併設されたタッチ&トライコーナーにて実機に触れる機会がありましたので、外観や機能などを写真とともにご紹介します。なお、本機の詳細なスペックや機能についてはこちらの記事をご覧ください。
■安価でも性能は十分!防水・防塵で利用シーンも広がる!
dtabシリーズは、NTTドコモが2013年より展開している手に取りやすい低価格タブレットシリーズです。今回のdtab d-01Kで5代目となり、今回も引き続きメーカーはファーウェイとなっています。
これまでのシリーズ製品はNTTドコモの端末購入サポートや月々サポートなどを適用すると実質価格がマイナスになるなどその廉価性が際立ち、「安くて品質が良い」というエントリー層向けタブレットとして大きな魅力を持った製品でしたが、本機はさらに防水・防塵と高速通信という2つの武器を手に入れました。
防水性能はIPX5/7、防塵性能はIP6Xに対応しており、家庭内の水場周りでの利用や雨の日の屋外での作業など、これまでよりも多くの利用シーンを想定出来るようになったことは大きな進化です。
画面サイズは10.1インチで画面周囲の枠が大きく取られており、縦にも横にも持ちやすいデザインです。側面の形状も丁度良い丸みがあり、テーブルなどに置いた状態からも持ち上げやすくなっています。
現在販売しているdtabシリーズのラインナップは画面サイズが10.1インチの「dtab d-01H」と8.4インチの「dtab Compact d-01J」の2機種ですが、本機はdtab d-01Hと置き換える形での発売となり、小型のdtab Compact d-01Jは継続販売していくとのことです。
機能面ではdtab d-01Hに引き続き、4つのスピーカーを配置。世界的なオーディオブランド「Harman Kardon」によるサウンドチューニングが施され、上下左右から囲むような音場を作り出すことで臨場感のある音響を実現し、大画面タブレットらしく動画や音楽をより楽しめる仕様に。
ワンセグやフルセグを利用するには同梱されている外付けアンテナが必要な点が若干惜しいところ。家庭内での利用シーンを想定した場合、台所で料理を作りながらTVを流しておく、といった使い方は一般的になりつつあるため、こういった使い方をしたい方は購入前によく検討した方がいいかもしれません。
画面解像度はWYXGA(1920×1200ドット)でRAM容量も3GBと余裕があります。CPUには日本ではまだあまり馴染みのないファーウェイ系列企業のクアッドコアCPU「HiSilicon Kirin 659(2.36GHz×4+1.7GHz×4)」が採用されていますが、発表会場での動作速度は非常になめらかで快適でした。
正式な価格はまだ未定ですが、本機もこれまでのシリーズ同様の低価格路線でいくとのことで、新たにダブレットを導入してみたい方や、これまでdtabシリーズを使ってきた方の買い替えに丁度良い機種となりそうです。
記事執筆:あるかでぃあ
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