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Fitbitの最新フィットネススマートウォッチ「Fitbit ionic」を紹介! |
Fitbitは11日、フィットネスやスポーツに特化したスマートウォッチ「Fitbit Ionic(フィットビット・アイオニック)」を発表し、2018年1月17(水)~19日(金)に渡って東京ビッグサイトにて開催されたウェアラブル関連の総合展示会「第4回 ウェアラブルEXPO」で展示していました。すでに1月18日より販売開始されており、価格は36,000円(税込)となっています。
同社はこれまで歩数計や睡眠サポート機能などを特徴としたフィットネスリストバンドを中心に事業を拡大し、2016年には同社初のフィットネススマートウォッチ「\Fitbit Blaze(フィットビット・ブレイズ)」を発売しましたが、本機はこの製品の後継に当たるものです。
健康志向とウェアラブル端末のブームが重なり同社のフィットネスリストバンドでも心拍数モニターやマルチスポーツトラッキング、有酸素運動のフィットネスレベルの測定などさまざまな機能が追加・拡張され新製品として発売されてきましたが、本機はそういったフィットネスリストバンドやフィットネススマートウォッチの集大成とも言えるハイエンド製品に位置付けられています。
展示ブースにて本機に触れる機会がありましたので、写真や動画とともにその機能をご紹介します。
■高い防水性能とGPS内蔵でより自由な利用シーンへ
本機のFitbit Blazeからの追加・変更点は、水泳時も着用可能な高い防水性能とGPS機能の搭載です。水泳時の着用を可能としている同社の端末は現在ラインナップされているものではリストバンドタイプのエントリーモデル「Fitbit Flex 2」と本機のみであり、フィットネス向けウェアラブル端末としてもなかなかにハードルの高い部分です。
GPS機能の搭載は同社端末としては本機が初となります。これまではリストバンドタイプの「Fitbit Charge 2」やFitbit BlazeなどがGPS機能を持つスマートフォン(スマホ)などと接続することで位置情報の記録に対応していましたが、内蔵することで外部端末に頼らないスポーツトラッキングが可能となりました。
■豊富な機能とつけ心地の良さを追求した本体デザイン
画面には約1.5インチ(348×250ドット)有機ELのタッチパネルディスプレイを採用しており、ベゼル部にある3つのボタンとタッチUIで操作します。
機能では歩数・消費カロリー計算や登った階数、睡眠記録およびサイレントアラーム(バイブ機能)、睡眠ステージ解析、SmartTrack、運動リマインダー、マルチスポーツトラッキング、心拍数モニター、有酸素運動のフィットネスレベル測定といったフィットネスに欠かせない機能を網羅しているほか、画面に表示される動画を見ながらフィットネスを行えるオンスクリーントレーニングといったスマートウォッチらしい機能も搭載しています。
またデザイン面でも手首に負担がかからないようにエッジを丸くした台形デザインが採用されており、激しく手首を動かす運動や力を込めて手を握るなど手首の筋肉の動きがスマートウォッチのバンドによって阻害されにくい設計になっている点は大きなポイントでしょう。
本体の材質には腐食に強く強度も十分な6000番台のアルミ合金を使用しており、本体重量も29g(バンド部含まず)と非常に軽量です。またバンド部分はボタン1つで簡単に交換が可能で、ラバー素材のクラシックタイプのほか通気性を上げたスポーツタイプやレザー素材のバンドなど、利用シーンやファッションに合わせて気軽に付け替えが可能です。
バッテリーの持ちの良さの本機の大きな特徴の1つで、待機状態であれば5日間の連続利用が可能としています。
タッチUIによる画面遷移や本体デザインなどは以下の動画からもご覧いただけます。
S-MAX:Fitbit最新フィットネススマートウォッチ「Fitbit Ionic」紹介動画
動画リンク:https://youtu.be/tE68J3FbXec
■完成度を高めたオールインワンフィットネス端末
通信機能としてはBluetooth 4.0のほかNFCにも対応しており、スマホではiOSとAndroid OS、PCではMac OSやWindowsに対応し専用アプリによってさまざまな環境でフィットネス情報を利用することが可能です。
また2.5GBの内蔵ストレージにはフィットネスデータ以外にも音楽などを入れて楽しむことが可能です。
Fitbit Blazeは本格的なスポーツでの利用から体調管理まで端末1つでトータルにカバーできるスマートウォッチとして登場しましたが、本機はオールインワンタイプのフィットネススマートウォッチとしての完成度を更に向上させてきた印象です。
特に水泳時に使える防水性能は大きな進化と言え、水泳のみならずアウトドアスポーツでの突然の降雨などにも気兼ねなく使用できる安心感は大きなメリットではないでしょうか。
Fitbit
2018-01-18
記事執筆:秋吉 健
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