SIMフリースマホ「SHARP AQUOS zero SH-M10」が登場!

シャープは3日、昨年10月に発表した同社初の有機ELディスプレイを搭載した世界最軽量なフラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS zero」のSIMフリーモデル「AQUOS zero SH-M10」を発表しています。

発売日は2019年4月9日(火)より順次発売され、価格はオープンながら市場想定価格が税抜99,880円(税込107,870円)で、販路は量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)の各所となっています。

すでに各所にて予約受付がはじまっており、ヨドバシカメラでは税込107,870円(14,024ポイント還元の実質93,846円)、ビックカメラでは税込107,870円(10,787ポイント還元の実質97,083円)、Amazon.co.jpでは税込103,850円で販売されています。

MVNOでは楽天モバイルでは新規契約および他社から乗り換え(MNP)における一括払いの税込97,178円または分割払いの税込初回4,051円+4,049円×23回(総額97,178円)、機種変更におけるオンラインなら税込87,461円、店頭なら税込97,178円。

その他、gooSimsellerでは4月26日(金)11時までの期間限定で「OCN モバイル ONE」の音声通話SIMカードとセットによる税込73,224円となっているほか、mineoでも税込103,680円(分割4,320円/月×24回)で取り扱われることが発表されています。

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AQUOS zeroはシャープ初の自社開発・生産した有機ELディスプレイを搭載した新しいフラッグシップモデルで、すでに昨年12月より携帯電話サービス「SoftBank」から販売されています。発表時よりSIMフリー版も検討しているとのことでしたが、今回、実際にSIMフリーモデルが製品化されました。

AQUOSスマホでは初めて搭載する有機ELパネルは国内で製造しており、AQUOS史上最大の約6.2インチWQHD+(1440×2992ドット)の高精細に加え、100万:1の高コントラストやDCI-P3規格のカバー率100%の広色域を実現しています。

さらにテレビ「AQUOS」ブランドで培った高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」によるなめらかな階調表現と豊かな色調で、リアルで色鮮やかな映像を映し出します。なお、画面上部中央にはノッチ(切り欠き)が配置され、アスペクト比9:18.7の縦長となっています。

外観はパネル全体が緩やかにカーブする独自のラウンドフォルムデザインを採用し、持ちやすさを追求した美しく機能的な窪みによって指が掛かりやすいホールド性のある落としにくい独自形状になっているとのこと。

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長時間使用も快適にできるこだわりの素材によって世界最軽量と強度を両立した独自のデザイン性を確立しており、背面はアラミド繊維「テクノーラ」(帝人製)によるパネル、側面はマグネシウム合金フレームとなっています。

これにより、軽量化と同時にボディーの強度・剛性にも貢献しており、サイズは約154×73×8.8mm、質量は約146gで、6インチ以上の画面かつ3000mAh以上の電池容量を搭載し、防水(IPX5以上)に対応するスマホでは世界最軽量(同社調べ)だとしています。

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本体カラーはSoftBank版と同様にアドバンスドブラックの1色のみ。基本スペックはQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 845」(オクタコアCPU「2.6GHz×4+1.7GHz×4」)および6GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ(UFS Type)および3130mAhバッテリーなど。

また防水(IPX5およびIPX8準拠)および防塵(IP6X準拠)やおサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・BDS・Galileo・QZSS)、エモパー9.0に対応。

なお、microSDカードスロットなどの外部ストレージは非搭載のほか、3.5mmイヤホンマイク端子は非搭載となっているため、有線でイヤホンを利用する場合には付属の3.5ΦUSB変換アダプターを用いてUSB Type-C端子経由となります。

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マルチメディア機能としては「Dolby Vision」や「Dolby Atmos」に対応。外部スピーカーはステレオとなっており、頭上や周囲から流れる立体的なサウンドによってまるで動画の中にいるかのような臨場感を体験可能で、ハイレゾ音源にも対応し、対応のイヤホン・ヘッドホン(別売)やスピーカー(別売)を利用することで視聴できます。

その他、これまでに培った技術による放熱設計加えて、充電しながらゲームをしても発熱を抑えるパラレル充電に対応し、安心で快適に使えるようになっているということで、速いタップ操作が必要なゲームでもしっかり反応するチューニングがなされているとのこと。

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カメラは約2260万画素CMOSリアカメラ、約800万画素CMOSフロントカメラで、新画質エンジンでより鮮明な撮影が可能になり、ノイズリダクション効果でノイズが乗りやすい夜景シーンでもノイズの少ない綺麗な写真を撮影可能。

右側面に電源キーおよび音量上下キー、上側面にSIMカードスロット、下側面にUSB Type-C端子、背面に指紋センサーが配置。なお、発売時のOSはAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を採用していますが、2年間で最大2回のOSバージョンアップやセキュリティーアップデートを保証しています。





記事執筆:memn0ck


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