スマホと繋がる“チェキ”instax mini Linkを買ってみた!

富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」ブランドよりスマートフォン(スマホ)などでチェキ フィルムにプリントできるプリンター「instax mini Link」が2019年10月11日に発売されました。執筆時点(2020年1月)の価格は公式Webストア「フジフイルムモール」では14,850円(税込)となっています。

instax mini Linkはスマホなどで撮影した写真を転送して簡単に“チェキプリント”できる持ち歩けるモバイルプリンターで、フレームを追加して写したり、動画から画像を切り取って写したりできる機能などに対応しているため、チェキプリントがとても楽しめるプリンターです。

今回、そんなinstax mini Linkを購入してみたので本体や同梱品のほか、実際に利用してみた使用感を写真を交えて紹介したいと思います。

・製品概要や同梱物など
チェキの「instax」シリーズはインスタントカメラの「instax mini LiPlay」や「instax SQURE SQ20」、「instax WIDE300」などのほか、スマホなどで撮影した写真を転送してチェキ フィルムにプリントできるモバイルプリンターも販売されており、購入したinstax mini Linkの他に「instax SHARE SP-3」などがラインナップされています。

instax mini Linkなどのモバイルプリンターはやはり普段使い慣れているスマホで写真を撮影すれば良いため、必ずしも写真を撮るときに持ち歩いている必要はなく、スマホとモバイルプリンターをBluetoothで接続してスマホでプリントする写真を選んで転送すれば良いだけなので簡単で、スマホで写真を編集したりもできるのが便利です。主なスペックは以下の表の通り。

【チェキ「instax mini Link」の主な仕様】
記録方式有機ELによる3色露光方式
使用フィルム富士フイルム インスタントフィルム instax mini(別売)
フィルム枚数10枚/パック
フィルムサイズ86mm×54mm
プリント画面サイズ62mm×46mm
プリント画素数800×600ドット
プリント解像度12.5ドット/mm(318dpi、80μmドットピッチ)
プリント階調RGB各色256階調
同時接続1台(Party Printは最大4台まで)
インターフェース:準拠規格Bluetooth Ver.4.2(BLE)
プリント可能画像フォーマットJPEG、PNG、HEIF
使用アプリinstax mini Link
電源リチウムイオン電池 (内蔵型:取外不可)
充電時間約80〜120分(気温、バッテリーの残量によって異なります。)
消費電力約3W
画像書き込み時間画像データ受信完了後、書き込みからフィルム排出まで約12秒
プリント枚数の目安約100枚 (フル充電から)
※使用条件によりプリント枚数は異なります。
本体外形寸法90.3mm×34.6mm×124.5mm(突起部除く)
本体質量209g(フィルム別)
動作環境温度:+5℃〜+40℃ 湿度:20%〜80%(結露しないこと)
同梱物USBケーブルなど


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instax mini Linkの同梱物一覧

同梱品は本体および充電用USBケーブル、取扱説明書、保証書、各種パンフレットとなっています。なお、充電ケーブルはUSB A to micro-B(いわゆるmicroUSBケーブル)で、市販のケーブルでもOKでした。本体カラーは購入したダークデニムの他にアッシュホワイトとダスキーピンクがあります。

本体は上面に「instaxボタン」が搭載されており、1秒以上長押しすると電源のオン・オフができます。また底面にフィルムセット用の蓋、手前の側面にフィルム排出口、右側側に充電用microUSB端子があります。

チェキ フィルムのサイズはインスタントフィルム instax miniで、フィルムサイズは86mm×54mm、プリントされるサイズは62mm×46mmとなっています。なお、別売となっており、フジフイルムモールでは10枚入で814円(税込)です。

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instax mini Linkの外観


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instax mini Linkの本体と別売のチェキ フィルム(20枚入りパック)


・フィルムのセット
本体底面の蓋を開けてフィルムを入れ、蓋をカチッと鳴るまでキッチリ閉めます。続いて黒いフィルムが自動ででてくるので、これを引き抜けば準備完了です。次にinstax mini Link本体にあるinstaxボタンを1秒以上押し電源をオンにしておきます。

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instax mini Linkにチェキ フィルムを装着しているところ


・アプリの準備
続いてスマホ側の準備をしていきます。まず専用アプリ「instax mini Link」をiPhoneなら「App Store」、Androidなら「Google Playストア」からダウンロードしてインストールします。アプリを起動させると、各種権限の承諾画面が出てくるので確認します。なお、Android版における権限はカメラ・ストレージ・位置情報の3つでした。

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アプリ画面右上の歯車アイコンから「設定」→「Bluetooth設定」を開き、接続可能なプリンタに「INSTAX-●●(数字8桁)」が出てくるので右にある接続ボタンをタップします。

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プリントする準備ができた状態


・プリント手順
ここではそのままプリントする「Simple Print」を試します。右端に出ているSimple Printアイコンをタップすると、スマホの中にある画像が参照されます。ここからPrintしたい画像を選びます。なお、クラウドストレージは選べませんでした。

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プリント手順

画像を選ぶとチェキ フィルムにプリントした時のイメージ画像が表示されるので、この画面下部にあるピンクのボタンを押せばプリントされます。チェキ フィルムは自動で排出され、画像はじわじわ浮かんできます。ここはインスタントカメラのチェキと同じですね。

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・凝ったプリント
また、公式アプリでは画像の編集にも対応していて、Simple Printでも色味やコントラストが変更できるようになっています。フレームを付けてのプリントやフレーム分割でのプリントにも対応しています。

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アプリから撮影ができるinstax Cameraはプリントイメージに近いプレビューを確認できます。

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・外部アプリで編集してプリント
もちろんいつも使い慣れた他のスマホアプリで写真を編集してからのプリントにも対応しています。その場合はあらかじめ編集しておき、Simple Printから写真を選んでプリントします。

他のアプリで編集しても本体内に保存されていれば普通に選択できるので、instax mini Link公式アプリにはないフレームやスタンプを使った写真をプリントしたい場合でも大丈夫です。

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画像がじわじわ出てくるのが楽しい!

チェキはプリントの仕様上、RGB各色256階調となっており、プリントした写真はスマホで見るよりもくすんだ色味に見えるため、コントラストがはっきりした画像の方がチェキ向きかと思います。

・チェキだからアルバムなどのアクセサリも揃ってる
チェキの良いところとしてアルバムなどのアクセサリーが揃っていることもあります。チェキにジャストサイズアルバムもあり、飾る用途でもコレクション用途でも扱い易いです。

・今ならフィルムが貰えるキャンペーン( https://minilink-filmcp.com/
いまなら本体購入でチェキ フィルム(20枚入り)がもらえる発売記念キャンペーンもやってます。なお、チェキフィルム20枚入りが貰える発売記念キャンペーンは購入が2020年1月31日(金)まで、応募が2月9日(日)まで。

ここ何年も写真をプリントしていなかったのですが、何枚かプリントしてみると自分の好みの傾向もわかってきてチェキ プリントはとても楽しいです。自撮りはしない方ですが、自分の集めている物や風景写真もプリントするとまた違った良さがあるのでおすすめです。

後はチェキは人にもプレゼントしやすいのが良いですね。他にもいろいろプリントできて楽しめるので、ぜひチェキフィルム20枚入りがもらえる発売記念キャンペーンの期間に手に入れて楽しんでくださいね!






[Image] QRコードアプリ名:instax mini Link
価格:無料
カテゴリー:写真
開発者:FUJIFILM Corporation
バージョン:1.3.0
Android 要件:5.0以上
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=com.fujifilm.instaxminiLink

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[Image] QRコードアプリ名:instax mini Link
価格:無料
カテゴリー:写真/ビデオ
開発者:FUJIFILM Corporation
バージョン:1.3.1
互換性:iOS 10.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id1478853024?mt=8

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記事執筆:Hisumi


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スマートフォン用プリンター“チェキ”instax mini Link(リンク)| FUJIFILM