モトローラがSIMフリースマホ「moto g9 play」と「moto g PRO」を発売!

モトローラ・モビリティ・ジャパンは26日、購入しやすい価格帯におけるエントリー向けの新しいSIMフリースマートフォン(スマホ)「moto g9 play(型番:XT2083)」とビジネス向けのAndroid Oneモデル「moto g PRO(型番:XT2043)」(ともにMotorola Mobility製)を日本市場にて発売すると発表しています。

発売日は両機種ともに2020年10月30日(金)で、発売に先立って10月26日(月)より予約受付を実施しています。価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格および公式Webショップ「Moto ストア」ではmoto g9 playが24,800円、moto g PROが35,800円となっています。販路はMoto ストア以外にも量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)が取り扱います。

MVNOではすでにgoo SimsellerやNifMoが取り扱いを発表しており、goo Simsellerでは「OCN モバイル ONE」とのセットでmoto g9 playが15,400円、moto g PROが24,640円となっており、対象オプション(ノートン モバイルセキュリティ)同時加入で1,100円割引、他社から乗り換え(MNP)で5,500円割引、NifMoでは新規契約・MNPでmoto g9 playが23,980円、moto g PROが34,980円、機種変更でmoto g9 playが20,680円、moto g PROが31,680円となっています。

なお、moto g9 playとmoto g PROは楽天モバイルが移動体通信事業者(MNO)として自社回線を構築して提供している正式プラン「Rakuten UN-LIMIT」には対応しておらず、日本では楽天モバイルを除くNTTドコモやau、ソフトバンク、それらの仮想移動体通信事業者(MVNO)で利用できるとしています。ただし、moto g9 playは発売時にはauには非対応で、発売後にソフトウェア更新によって対応予定とのこと。

【moto g9 play】

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moto g9 playはmoto gシリーズ第9世代のmoto g9ファミリーの新商品で、moto g8ファミリーの主要製品である「moto g8」や「moto g8 power」、「moto g8 plus」などが搭載しているチップセット(SoC)はQualcommが2019年4月に発表した「Snapdragon 665(SM6125)」でしたが、moto g9 playでは新たにQualcommが2020年1月に発表した「Snapdragon 662(SM6115)」となっています。

Snapdraton 665からSnapdragon 662は製品名の数字的には小さくなっていますが、CPUやGPUはほぼそのままに画像処理プロセッサー(ISP)が「Spectra 340T」となって強化されているほか、通信チップも変更されてWi-Fi 6やBluetooth 5.1に対応しています。ただし、moto g9 playではWi-Fi 6やBluetooth 5.1には対応せず、Wi-Fi 5やBluetooth 5.0となっています。

とはいえ、moto g8やmoto g8 powerがWi-Fi 5にも対応せず、IEEE802.11b/g/n準拠(2.4GHz)のみだったのに対し、moto g9 playでは下位モデルではあるものの、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)に対応しているのは大きいと思われます。本体カラーはサファイアブルー(SKU:PAKK0003JP)およびフォレストグリーン(SKU:PAKK0026JP)の2色が販売されます。

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ディスプレイは画面上部中央に水滴型ノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.5インチHD+(720×1600ドット)IPS液晶「Max Vision Display」(約269ppi)を搭載し、画面占有率は約87%に達し、外装はプラスチックとなっており、撥水仕様となっています。サイズは約165.21×75.73×9.18mm(最薄部)、質量は約200g。

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バッテリー容量は5000mAhで、急速充電(20W)に対応。外部接続・充電はUSB Type-C端子(USB 2.0)で、3.5mmイヤホンマイク端子も搭載し、4GB内蔵メモリー(RAM)および64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大512GB)、NFC Type A/B、底部大口径モノラルスピーカー、マイク×2を搭載。また側面にGoogle アシスタントを起動できたりする専用キーを搭載するほか、背面の「M」ロゴ部分に指紋センサーを搭載しています。

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カメラは背面に広角カメラとマクロカメラ、デプスカメラのトリプルリアカメラ、前面に約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.2)のシングルフロントカメラを搭載し、顔認証にも対応。リアカメラのメインとなる広角カメラはQuad Pixel technologyによって4つの画素を1つにまとめて1.6μm相当として明るく撮影することが可能です。リアカメラの構成は以下の通り。

・約4800万画素CMOS(1画素0.8μm)/広角レンズ(F1.7)
・約200万画素CMOS(1画素1.7μm)/マクロレンズ(F2.2)
・約200万画素CMOS(1画素1.75μm)/奥行き測位用(F2.4)

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SIMカードはnanoSIMカード(4FF)が2つのデュアルSIMとなっており、片方はmicroSDカードと共有となっています。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。OSはAndroid 10をプリインストール。その他、位置情報所得(GPS、AGPS、LTEPP、SUPL、Glonass、Galileo)や加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、環境光センサーなど。付属品は充電器およびUSBケーブル、ヘッドセット、カバー、SIM取り出しピン、クイックスタートガイドなどの紙類。

2G:GSM 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz
3G:W-CDMA B1/B2/B5/B8/B19
4G:LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41




【moto g PRO】

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moto g PROは海外では「moto g stylus」という名称で販売されているスタイラスペンを内蔵したミッドレンジスマホで、日本ではビジネスユーザー向けにシンプルで使いやすいユーザーインターフェース(UI)に2世代のOSバージョンアップと2年間のセキュリティーアップデートを保証した「Android One」搭載製品として販売されます。

ディスプレイは画面左上にパンチホールを配置したアスペクト比9:19の縦長な約6.4インチFHD+(1080×2300ドット)IPS液晶「Max Vision display」(約339ppi)を搭載し、画面占有率は89%に達しているとのこと。外装は6000シリーズのアルミニウムを採用し、撥水加工の高級感のあるシンプルなデザインとなっています。サイズは約158.55×75.8×9.2mm(最薄部)、質量は約192g、本体カラーはミスティックインディゴ(SKU:PAK00014JP)の1色のみ。

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内蔵するスタイラスペンによってより正確にタッチ操作が可能となり、メモを書いたり、写真を編集したり、アートワークをスケッチしたり、テキストをコピーして貼り付けたり、スクリーンショットに印を書き込んだりすることができるほか、ロック解除しなくても「Moto Note」アプリで書き込みができるようになっています。背面には指紋センサーを搭載し、3.5mmイヤホンマイク端子やUSB Type-C端子、Dulby技術に対応したデュアルステレオスピーカー、マイク×2を搭載。

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カメラは背面に広角カメラと118°のワイド撮影ができる超広角カメラ、2cmまで寄れるマクロカメラのトリプルリアカメラにえてレーザーオートフォーカス用のTOFカメラを搭載し、前面に約1600万画素CMOS(1画素1.0μm)/広角レンズ(F2.0)のシングルフロントカメラを搭載し、顔認証にも対応。リアカメラのメインとなる広角カメラはQuad Pixel technologyによって4つの画素を1つにまとめて1.6μm相当として明るく撮影することが可能です。リアカメラの構成は以下の通り。

・約4800万画素CMOS(1画素0.8μm)/広角レンズ(F1.7)
・約1600万画素CMOS(1画素2.0μm)/超広角レンズ(F2.2)
・約200万画素CMOS(1画素1.7μm)/マクロレンズ(F2.2)

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主な仕様はQualcomm製SoC「Snapdragon 665」および4GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大512GB)、4000mAhバッテリー、急速充電(18W)、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)のWi-Fi、Bluetooth 5.0、USB Type-C端子(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、NFC Type A/B、位置情報所得(GPS、AGPS、LTEPP、SUPL、Glonass、Galileo)など。

SIMカードはnanoSIMカード(4FF)が2つのデュアルSIMとなっており、片方はmicroSDカードと共有となっています。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。OSはAndroid 10をプリインストール。その他、加速度センサーやジャイロセンサー、近接センサー、環境光センサー、センサーHUBなど。付属品は充電器およびUSBケーブル、ヘッドセット、カバー、SIM取り出しピン、クイックスタートガイドなどの紙類。

2G:GSM 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz
3G:W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8/B19
4G:LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41/B66




記事執筆:memn0ck


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