リーズナブルプライスで新生活を応援!シャオミのMiスマートバンド 5などを紹介

既報通り、Xiaomi(以下、シャオミ)は6日、ウェアラブルデバイス「Miスマートバンド5」およびワイヤレスイヤホン「Mi完全ワイヤレスイヤホン2 Basic」、「Mi完全ワイヤレス小型イヤホン Basic 2」、「Mi空気清浄機3H」を日本市場にて2021年1月8日(金)より順次発売すると発表した。

発売日・発売時期および価格(金額はすべて税込)はMiスマートバンド5が 1月8日発売で4,490円、Mi完全ワイヤレスイヤホン2 Basicが1月8日発売で3,990円、Mi完全ワイヤレス小型イヤホン Basic 2が2月以降発売予定で2,490円、Mi空気清浄機3Hが1月8日発売で19,900円となっている。

すでに当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」ではグローバル版のMiスマートバンド 5のレビューを掲載しているが、日本市場向けの製品はMiスマートバンド 5の画面表示が日本語に対応したものとなる。詳細に関してはグローバル版製品のレビューを参考にして欲しい。

今回は、Miスマートバンド5とはどんな製品なのか、そして他のワイヤレスイヤホン2製品を合わせて紹介したいと思う。

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ディスプレイを持たないウェアラブルデバイス「MISFIT RAY」とASUSの「ZenWatch」の組み合わせ

Miスマートバンド5は手首や首に装着して歩数や心拍などを記録する活動量計が進化したスマートバンドというカテゴリーのウェアラブルデバイスだ。

ウェアラブルデバイスと言えば、より高機能な「スマートウォッチ」を思い浮かべるかも知れないが、スマートバンドも需要があるデバイスで、これまでも各社から販売されてきた。

元々はアスリートやダイエットなどのためのヘルスケアデバイスとして、日々の積み重ねを可視化する目的で活動量計が使われてきたが、スマートウォッチよりも安価であるため、特にウェアラブルデバイスの入門機として人気となっている。

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タッチディスプレイを持つMiスマートバンド5は、ステータスの確認や各種設定が行える

中でも旧来の活動量計にワークアウトの機能を単体で利用できるよう進化させたものがスマートバンドだ。従来はスマートフォン(スマホ)との連携で可視化した情報を読み取って分析していたのだが、スマートバンドのワークアウト機能、いわゆるパーソナルトレーナー的な機能によって精度の高いデータを記録できるようになっている。

例えば、ウォーキングやランニングなどトレーニングメニューをスマートバンドで呼び出し、総合時間や心拍数、歩数、高低差などを考慮してどれだけの負荷をかけて運動したのかを可視化することができるのである。

こうした機能はスマートウォッチでも可能なので「必要ないのでは?!」と思われるかも知れない。実際、その通りでスマートウォッチを持っていればスマートバンドは必要でない。

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DIESELの「FULL GUARD 2.5 DZT2010J」とMiスマートバンド5の組み合わせ

とはいえ、例えば心拍数は量れても睡眠ログの記録ができないスマートウォッチや、充電のために1日程度しかバッテリーがもたないスマートウォッチを外す必要があり、記録をしたい時になかなかタイミングが合わないこともある。

そのような場合は電池もちが数日から1週間以上あるスマートバンドにその役を任せるのもアリだと思う。また何よりもスマートウォッチは高価な製品が多く、スマートバンドはMiスマートバンド5を含めて手頃な価格なので試しやすいということがある。

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スマートバンドもスマートウォッチと同様にスマホとの連携で通知機能が使えるため、着信やメッセージの受信通知などを手首に振動で知らせる機能がある。

これはマナーモード設定をしている外出時など、通知を見落とさない便利な使い方だ。また自宅でもイヤホンやヘッドホンをしてゲームやテレビに夢中になっているときでも使える機能となっている。

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Miスマートバンド5は1週間以上の電池持ちと、日本語表示に対応したディスプレイ、ワークアウトやスマートフォンの通知機能が利用できるスマートバンドである。

スマホ向けのアプリ「Mi Fit」(AndroidおよびiOSに対応)と連携することで、スマートバンド単体ではできない細かい設定や活動量を可視化できる仕組みだ。

スマートウォッチを買うほどではないが、ワークアウト機能に興味がある人にコストパフォーマンスに優れたちょうど良い製品なのである。また通知機能を腕で知りたい、気付かないこともある着信をしっかりと受けたいなど、そういった用途にもオススメしたい。

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一方、発売日が同時発表されたワイヤレスイヤホンの2製品はリスニングと通話に使えるスマートデバイスで、Mi完全ワイヤレスイヤホン2 Basicはインナーイヤー型の扱いやすいタイプの製品となる。

イヤホンそれぞれに2つのマイクを搭載し、自分の音声と外音を取り込んでクリアな音声通話が可能な、音声通話にも機能を割り振っている。

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片側のみを使用することも可能なのでモノラル音声で音楽やネットラジオを聞いたり、ハンズフリー通話をしたりという使い方も可能だ。

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充電ケースの背面にはUSB Type-C端子がある。ケースのデザインや質感は良くまとまっている

バッテリーは約1.5時間の充電で約5時間の駆動、付属の充電ケースは満充電時から約20時間分の充電を可能としている。

音質はやや低音が弱いが聴きやすい音質で、音楽や動画視聴などさまざまなコンテンツを楽しむにはちょうど良いと感じた。

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もう1つのMi完全ワイヤレス小型イヤホン Basic 2は、リスニングに機能を割り振ったコストパフォーマンスの良い製品だ。内蔵のマイクはそれぞれ1つとなるため、音声通話は外音がミックスされた状態での発声となってしまう。

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一方で、イヤホン自体はMi完全ワイヤレスイヤホン2 Basicよりコンパクトで、密閉感があるカナル型なので高音から低音までしっかりと聞き取ることができる。

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充電ケースの背面にはmicroUSB端子がある

バッテリーは約4時間駆動で、充電時間は約1.5時間、付属の充電ケースは満充電時から約12時間分の充電を可能としている。どちらもワイヤレスイヤホン入門機として最適な製品である。

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シャオミは低価格ながら高機能なスマホやスマートデバイスなどをラインナップしている。日本市場には2019年12月に本格参入してまだ日が浅いが、すでにSIMフリースマホだけではなく、auから5G対応の「[[Mi 10 Lite 5G XIG01]]」なども販売されており、低価格ながら攻めた製品が投入されている。

また2021年には日本市場での事業を拡大し、日本オフィスの社員を増加させるほか、スマホでは日本市場向けにおサイフケータイ(FeliCa)を搭載した製品を投入予定であることを明らかにしている。

そうしたことから2021年はこうしたちょうどいい価格のちょうどいい製品を長く使いたいという消費者に合わせた製品をいかに認知度を広げていけるか、勝負の年となりそうだ。ライバルとなる先を行くOPPOなどの中国メーカーとの熾烈な争いを期待したい。







記事執筆:mi2_303


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