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シャオミの最新5Gスマホ「Redmi Note 9T」でソフトバンク 5Gの通信速度をチェック! |
ソフトバンクから2月26日(金)に発売されたXiaomi(以下、シャオミ)の「Redmi Note 9T(型番:A001XM)」(Xiaomi Communications製)は、5Gおよびおサイフケータイ(FeliCa)に対応した低価格帯のスマートフォン(スマホ)だ。
公式Webストア「
税抜きで2万円を切る超低価格ではあるが、ソフトバンクが提供する「トクするサポート+」の対象機種にもなっている。48回払いで購入して24カ月目以降に返却などの条件を満たせば、25回目以降の残債が免除される。Redmi Note 9Tで、この特典を利用すると実質負担額(支払い総額)が10,800円(分割450円/月×24回)になる。さらに、他社から乗り換え(MNP)およびSoftBank学割に加入する新規契約の場合は一括1円で販売されている。
そんな超低価格のRedmi Note 9TをXiaomi Japanからお借りし、これまでに開封レビューやカメラレビューをしてきたが、今回は都内で5G通信を試してみたので、その様子をレポートする。
ソフトバンクが公表している「Xiaomi Redmi Note 9T 搭載周波数帯一覧」によると、Redmi Note 9Tの5G通信における対応周波数は3.7GHz(Band n77)のみとなっている。つまり、ミリ波(mmWave)には対応しておらず、Sub6(サブシックス:6GHz帯未満の周波数帯)に対応したモデルということだ。
ソフトバンクがネット上で公開しているサービスエリアマップで、Redmi Note 9Tを選択して表示した「Redmi Note 9Tのサービスエリアマップ」では、東京都23区内の一部が5Gのサービスエリアであることが確認できる。事前にどのあたりが5Gのエリアなのかは確認したが、今回は都内に用事で出かけたついでに検証したレベルであることをあらかじめ了承いただきたい。
まずは3月6日(土)の朝にJR御茶ノ水駅の御茶ノ水橋口でスピードテストをしてみた。最速で下りが233Mbps、上りが26.4Mbpsだった。これは、同じ場所で計測した4G(LTE)の10倍近い数字ではあるが、決してこの速度が安定して出ていたわけではない。また、5Gでの通信が安定しているようでもなく、計測中に4Gに切り替わるなど、頻繁に5Gと4Gが切り替わっている様子だった。
とはいえ、御茶ノ水駅前は比較的安定して5Gのピクト表示が出ていた。御茶ノ水橋口から明大通りを明治大学方面に歩いて行っても5Gのピクト表示は出続けていた。サービス開始当初のまるでWi-Fiスポット並みのエリアのつもりだったので、歩いて駅から離れても5Gの表示が安定して出ていたのには少々驚いた。
しかし、5Gの表示が出ていたり、スピードテストアプリで5G判定されていてもスピードを見るとそれほど速くなかったりもするため、4Gと5Gを高速かつ頻繁に切り替えながら通信しているのが実情のようだ。
スピードテストアプリの結果だけを見ると、御茶ノ水駅前で計測した(画像の下から2つ目と3つ目)230Mbps強が下り速度では高速だった。駅から100メートル余り離れた場所で計測した(画像では一番上の)結果は5G判定はされているが、速度は4G並みだった。
同じ日の6日夜には、JR水道橋駅東口周辺でもスピードテストをしてみたが、計測中に5Gと4Gが切り替わっているような結果になってしまった。しかし、水道橋駅でも5Gの電波を掴んでいることはわかった。
3月8日(月)の日中に、今度はJR四ツ谷駅を出てすぐの四谷見附北交差点付近でスピードテストをしてみた。ここでは、5Gのピクト表示は出るものの、計測を始めるとことごとく4Gに切り替わってしまった。通信速度もだが、ピクト表示自体も頻繁に4Gに切り替わっていたので御茶ノ水駅よりも遥かに厳しい環境だった。ソフトバンクのエリアマップを見ても、四ツ谷駅周辺は御茶ノ水駅に比べてまだエリア展開が狭いようだ。
3月9日(火)の夕方にはJR原宿駅の竹下口でスピードテストを試してみた。ソフトバンクのエリアマップでは、2021年春以降予定の場所だったため、期待はしていなかったが、結果もやはりすべて4G判定で4Gの速度だった。しかし、5Gのピクト表示が出ることもあったため、付近で5Gの電波が照射はされているようだ。
わずか4カ所、しかも決して5Gの強いエリアではない場所ではあったが、いずれもピクトエリアには5Gが表示された。サービス開始当初のスポットレベルを考えれば着実に「エリア化」はされてきていると感じることはできた。
一方で、速度計測をしてみると満足できるような結果とは言い難い。安定した5G通信を体験できるのは、まだまだ先のことだろう。
余談だが、今回計測をしてみてもっとも辛く感じたのが、ピクトエリアの「4G」「5G」の表示があまりにも小さいことだった。視認性が低すぎるので、4Gなのか5Gなのか確認するだけでも一苦労だった。電波は目に見えないものであり、5Gのエリア化もこれからという段階のため、利用者としてはこのピクトエリアの表示に頼るしかないため、見やすくわかりやすい表示に改善されることを期待したい。
■Redmi Note 9Tの仕様
アプリ名:Speedtest
価格:無料
カテゴリー:
開発者:
バージョン:4.5.32
Android 要件:4.4以上
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=org.zwanoo.android.speedtest

アプリ名:Speedtest - インターネット速度
価格:無料
カテゴリー:ユーティリティ
開発者:Ookla
バージョン:4.3.3
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id300704847?mt=8

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ソフトバンクがネット上で公開しているサービスエリアマップで、Redmi Note 9Tを選択して表示した「Redmi Note 9Tのサービスエリアマップ」では、東京都23区内の一部が5Gのサービスエリアであることが確認できる。事前にどのあたりが5Gのエリアなのかは確認したが、今回は都内に用事で出かけたついでに検証したレベルであることをあらかじめ了承いただきたい。
まずは3月6日(土)の朝にJR御茶ノ水駅の御茶ノ水橋口でスピードテストをしてみた。最速で下りが233Mbps、上りが26.4Mbpsだった。これは、同じ場所で計測した4G(LTE)の10倍近い数字ではあるが、決してこの速度が安定して出ていたわけではない。また、5Gでの通信が安定しているようでもなく、計測中に4Gに切り替わるなど、頻繁に5Gと4Gが切り替わっている様子だった。
とはいえ、御茶ノ水駅前は比較的安定して5Gのピクト表示が出ていた。御茶ノ水橋口から明大通りを明治大学方面に歩いて行っても5Gのピクト表示は出続けていた。サービス開始当初のまるでWi-Fiスポット並みのエリアのつもりだったので、歩いて駅から離れても5Gの表示が安定して出ていたのには少々驚いた。
しかし、5Gの表示が出ていたり、スピードテストアプリで5G判定されていてもスピードを見るとそれほど速くなかったりもするため、4Gと5Gを高速かつ頻繁に切り替えながら通信しているのが実情のようだ。
スピードテストアプリの結果だけを見ると、御茶ノ水駅前で計測した(画像の下から2つ目と3つ目)230Mbps強が下り速度では高速だった。駅から100メートル余り離れた場所で計測した(画像では一番上の)結果は5G判定はされているが、速度は4G並みだった。
同じ日の6日夜には、JR水道橋駅東口周辺でもスピードテストをしてみたが、計測中に5Gと4Gが切り替わっているような結果になってしまった。しかし、水道橋駅でも5Gの電波を掴んでいることはわかった。
3月8日(月)の日中に、今度はJR四ツ谷駅を出てすぐの四谷見附北交差点付近でスピードテストをしてみた。ここでは、5Gのピクト表示は出るものの、計測を始めるとことごとく4Gに切り替わってしまった。通信速度もだが、ピクト表示自体も頻繁に4Gに切り替わっていたので御茶ノ水駅よりも遥かに厳しい環境だった。ソフトバンクのエリアマップを見ても、四ツ谷駅周辺は御茶ノ水駅に比べてまだエリア展開が狭いようだ。
3月9日(火)の夕方にはJR原宿駅の竹下口でスピードテストを試してみた。ソフトバンクのエリアマップでは、2021年春以降予定の場所だったため、期待はしていなかったが、結果もやはりすべて4G判定で4Gの速度だった。しかし、5Gのピクト表示が出ることもあったため、付近で5Gの電波が照射はされているようだ。
わずか4カ所、しかも決して5Gの強いエリアではない場所ではあったが、いずれもピクトエリアには5Gが表示された。サービス開始当初のスポットレベルを考えれば着実に「エリア化」はされてきていると感じることはできた。
一方で、速度計測をしてみると満足できるような結果とは言い難い。安定した5G通信を体験できるのは、まだまだ先のことだろう。
余談だが、今回計測をしてみてもっとも辛く感じたのが、ピクトエリアの「4G」「5G」の表示があまりにも小さいことだった。視認性が低すぎるので、4Gなのか5Gなのか確認するだけでも一苦労だった。電波は目に見えないものであり、5Gのエリア化もこれからという段階のため、利用者としてはこのピクトエリアの表示に頼るしかないため、見やすくわかりやすい表示に改善されることを期待したい。
■Redmi Note 9Tの仕様
通信方式 | こちらを参照 | |
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ | 約77×162×9.1mm/約200g | |
連続通話時間/ 連続待受時間 | FDD-LTE網 | 約2200分/約450時間 |
AXGP網 | -/約430時間 | |
フルセグ/ワンセグ | -/- | |
ディスプレイ | 約6.53インチ フルHD+(2340×1080ドット) TFT | |
カメラ | メイン | 有効画素数約4800万画素+約200万画素+約200万画素 |
サブ | 有効画素数約1300万画素 | |
防水/防塵 | -/- | |
Bluetooth | Ver.5.1 | |
おサイフケータイ | ○ | |
内蔵メモリー(RAM) | 4GB | |
内蔵ストレージ | 64GB | |
外部ストレージ/推奨容量 | microSDXCカード(別売)/最大512GB | |
CPU(クロック数/チップ) | オクタコア(2.4GHz+2.0GHz)/Mediatek Dimensity 800U | |
電池容量 | 5000mAh | |
Wi-Fi(対応規格、周波数) | IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz) | |
OS | Android 10 | |
カラーバリエーション | ナイトフォールブラック、デイブレイクパープル |
価格:無料
カテゴリー:
開発者:
バージョン:4.5.32
Android 要件:4.4以上
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=org.zwanoo.android.speedtest

価格:無料
カテゴリー:ユーティリティ
開発者:Ookla
バージョン:4.3.3
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id300704847?mt=8

記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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