SoftBankもしくはY!mobileからOPPO製スマホ「A101OP」が発売へ!写真はOPPO Reno3 A

米連邦通信委員会(FCC)は23日(現地時間)、OPPO Mobile Telecommunications(以下、OPPO)製スマートフォン(スマホ)「A101OP」が2021年3月23日付けで認証取得していることを公開しています。FCC IDは「R9C-A101OP」。

A101OPは未発表の製品で、型番規則からソフトバンク(携帯電話サービス「SoftBank」や「Y!mobile」など)向けだと見られ、FCCが公開している資料からOSがAndroid 11ベースの「ColorOS 11」で、サイズが約162×74.4×8.2mm、質量が約182gであることが明らかとなっています。

また電池パックが4000mAh(15.40Wh)の「BLP779」となっており、BLP779を搭載する製品としてはグローバル向けでは「OPPO A92s」や「OPPO A93」、「OPPO F17 Pro」、「OPPO Reno4 Lite」、「OPPO Reno4 F」が存在するものの、各機種ともにサイズや質量が異なっています。

もちろん、これらの機種をベースに日本向けに防水やおサイフケータイ(FeliCa)などに対応することでサイズや質量が変わってくることも考えられますが、どちらにしてもすでに発表されている製品がそのまま投入されるということはなさそうです。

なお、ソフトバンクでは2020年度に型番を「A00xYY」(xは数字、YYはメーカーを表す英字)としていましたが、2021年度に発売する製品の型番が「A10xYY」となり、例えば、ソニーモバイルコミュニケーションズのXperiaシリーズであれば「A101SO」や「A102SO」などとなります。

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FCCにて公開されているA101OPの資料の一部

OPPOでは昨年よりソフトバンク向けに製品を納入しており、2020年7月に5G対応スマホ「OPPO Reno3 5G(型番:A001OP)」がSoftBankから、8月にスタンダードスマホ「OPPO Reno3 A(型番:A002OP)」がY!mobileから発売されています。A101OPはOPPOのこれらに続くソフトバンク向け製品になると思われます。

FCCでは携帯電話ネットワークの4G LTE方式におけるBand 2および4、5、7、12、17、26、38、41、3G W-CDMA方式のBand IIおよびIV、V、2G GSM方式の850および1900MHz、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth、NFCで認証されています。

少なくとも現時点では5Gに対応していないため、ミッドレンジクラスのスタンダードモデルとなるのではないかと予想されます。なお、FCCの資料ではFCCラベルにIMEI1およびIMEI2が記載され、デュアルSIMに対応することになっていますが、基本的にソフトバンク向けではデュアルSIMに対応しないため、製品版ではシングルSIMとなると考えられます。





記事執筆:memn0ck


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