シャオミの低価格スマホ「Redmi Note 10S」が日本で発売へ!技適通過 |
総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにXiaomi Communications(以下、Xiaomi)が「M2101K7BR」の工事設計認証(いわゆる「技適」)を2021年3月22日付け(認証番号:020-210025)でタコヤキによって取得しています。
M2101K7BRはすでにグローバル向けに発表されている「Redmi Note 10S」の型番のひとつであることが判明しているため、日本にてRedmi Note 10Sを販売する準備をしていることが明らかになりました。
Redmi Note 10Sは北米では229ドル(約25,000円)からという価格で販売されており、すでに日本で販売されている「Redmi Note 10 Pro」よりもさらに安いモデルとなっています。なお、販路は現時点では不明ですが、4Gモデルなので恐らくSIMフリーモデルとして販売されるのではないかと予想されます。
Redmi Note 10Sは「Redmi Note 10」シリーズにおいてベースモデルのRedmi Note 10のワンランク上のモデルで、リアカメラには6400万画素CMOSを搭載しています。またチップセット(SoC)はMediaTeK製「Helio G95」を採用し、バッテリー容量は5000mAhと低価格ながらしっかりと使えるエントリー機となっています。
ディスプレイは画面上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.43インチFHD+(1080×2400ドット)有機EL(約409ppi)を搭載し、コントラスト比450万:1や明るさ700nits(最大1100nits)、DCI-P3、8ビットカラーに対応し、パンチホール部分には約1300万画素CMOS/広角レンズ(F2.45)のフロントカメラを搭載して顔認証に対応しています。また生体認証としてはアークサイド指紋センサーも搭載。
リアカメラは以下のクアッド構成。
・約6400万画素CMOS(1画素0.7μm)/広角レンズ(F1.79)
・約800万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2、画角118°)
・約200万画素CMOS/マクロレンズ(F2.4)
・約200万画素CMOS/デプスカメラ(F2.4)
内蔵メモリー(RAM)や内蔵ストレージはLPDDR4XおよびUFS 2.2を採用し、6GB RAM+64GBストレージおよび6GB RAM+128GBストレージ、8GB RAM+128GBストレージがあり、3.5mmイヤホンマイク端子やUSB Type-C端子、急速充電(33W)、赤外線リモコン、デュアルスピーカー、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、NFC Type A/B。
OSはAndroid 11ベースの独自ユーザーインターフェース「MIUI 12.5」をプリインストール。サイズは約160.46x74.5x8.29mm、質量は約178.8g、本体カラーはOnyx GrayおよびPebble White、Ocean Blueの3色展開。また生活防水・防塵として「IP53」をサポート。nanoSIMカード(4FF)×2のデュアルSIMにも対応。
工事設計認証によって取得している携帯電話ネットワークの対応周波数帯は4G LTE方式のBand 1および3、8、18、19、26、28、41、3G W-CDMA方式のBand IおよびVI、VIII、XIXとなっています。なお、Redmi Note 10 Proが1月28日に工事設計認証を取得して4月16日に発売しているため、同じようなスケジュール感であれば、6月頃に発売されるのではないかと思われます。
記事執筆:memn0ck
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・総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 | 020-210025
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