次期フラッグシップスマホ「Nothing Phone (3)」の型番は「A024」でインド製に!

既報通り、Nothing Technologyが展開する「Nothing」ブランドにおける次期フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Nothing Phone (3)」を日本時間(JST)では7月2日(水)2時に発表するとお知らせしています。さらに同社ではNothing Phone (3)の発表に向けてティザーを続々と投稿しており、新たに同社のインド向け公式Xアカウント( @nothingindia )では引き続いてNothing Phone (3)がインドで製造されることが明らかにされています。

また以前よりゲーム「ポケットモンスター」の「アーボック(Arbok)」(ぜんこくずかんNo.0024)ぽいドット絵が投稿されており、Nothing Phone (3)の型番が「A024」であることが示唆されていましたが、改めてディザーで「A024」であることが示されています。なお、A024はすでにインドの標準規格(Bureau of Indian Standards:BIS)において認証を2025年5月15日(木)付で取得していることがわかっています。認証番号(R Number)は「R-61002801」。

02

Nothingはスマホメーカー「OnePlus」の共同創業者であるCarl Pei氏が2020年10月に設立したデジタル製品メーカーで、イギリス・ロンドンを拠点とし、2021年7月に初製品となる完全ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear (1)」を発売し、その後、同社初のスマホである「Nothing Phone (1)」を2022年7月に発売しました。さらにスマホでは第2弾「Nothing Phone (2)」、その廉価版「Nothing Phone (2a)」および「Nothing Phone (2a) Plus」を投入してきました。

そして2025年になって廉価版の最新モデルとして「Nothing Phone (3a)」および「Nothing Phone (3a) Pro」を発表しています。一方、2023年にはよりコストパフォーマンスを重視したサブブランドとしてCMF by Nothingを立ち上げて完全ワイヤレスイヤホン「CMF Buds Pro」やスマートウォッチ「CMF Watch Pro」などを発売し、サブブランド初のスマホ「CMF Phone 1」を2024年7月に発売したほか、第2弾「CMF Phone 2」を2025年4月に発表しました。

こうした中で新たにNothingブランドの真のフラッグシップスマホとして次期モデルのNothing Phone (3)を7月1日に発表される予定で、現時点ではNothing Phone (3)がどういった製品になるのかは不明ですが、Carl Pei氏はプレミアムな素材を用い、大幅にパフォーマンスが向上しているということです。噂ではチップセット(SoC)にはQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform」が採用されるとされています。

また画面は約6.77インチLTPO AMOLEDディスプレイで最大120Hzリフレッシュレートや最大輝度3000nitsなどとなり、新たにEssential Key(エッセンシャルキー)」を搭載し、5000mAhバッテリーと急速充電(最大50W)、ワイヤレス充電(最大20W)などに対応し、AI機能が強化された約5000万画素CMOS/広角レンズを含むトリプルリアカメラや約3200万画素CMOS/広角レンズのフロントカメラを備えていると言われています。さらにティザーでは「Glyphインターフェース」が廃止されることが示唆されています。

製品名型番コード名ぜんこくずかん
(ポケットモンスター)
Nothing Phone (1)A063SpacewarAbra(ケーシィ)
Nothing Phone (2)A065PongAlakazam(フーディン)
Nothing Phone (2a)A142PacmanAerodactyl(プテラ)
Nothing Phone (2a) PlusA142PPacman_ProMega Aerodactyl(メガプテラ)
CMF Phone 1A015TetrisBeedrill(スピアー)
Nothing Phone (3a)A059AsteroidsArcanine(ウインディ)
Nothing Phone (3a) ProA059PAsteroids_PlusHisuian Arcanine(ヒスイウインディ)
CMF Phone 2 ProA001GalagaBulbasaur(フシギダネ)
Nothing Phone (3)A024MetroidArbok(アーボック)







記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
Nothing Phone (3) 関連記事一覧 - S-MAX
Bureau Of Indian Standards | R-61002801
Nothing 日本公式サイト