Nothing Phone (2)はSnapdragon 8+ Gen 1を搭載して今年後半に登場予定!

Nothing Technology(以下、Nothing)がスペイン・バルセロナにて2023年2月27日(月)から3月2日(木)まで開催していた「MWC 2023」に出展しているQualcommブースにて次期スマートフォン(スマホ)「Nothing Phone (2)」にハイエンド向けチップセット(SoC)「Snapdragon 8」シリーズを採用すると明らかにしました。

MWC 2023にNothingは出展しませんでしたが、QualcommブースにてQualcommの社長兼CEOを務めるCristiano R. Amon氏とNothingの創業者でCEOを務めるCarl Pei氏が「PHONE (2) 8」と書かれたTシャツを持った写真をCristiano R. Amon氏がTwitterに投稿しました。

これに対し、Carl Pei氏が「Excited for the world to experience Phone (2) powered by @Snapdragon 8 Series later this year.」とSnapdragon 8シリーズを搭載したNothing Phone (2)を今年後半に投入すると返信し、このタイミングでSnapdragon 8シリーズを搭載することが明らかにされたため、当初は最新の「Snapdragon 8 Gen 2」が採用されることが期待されていました。

その後にQualcommの上級副社長(SVP)兼モバイル担当GMを務めるAlex Katouzian氏が「Phone2 with #snapdragon 8+ Gen1」と投稿したため、恐らくSnapdragon 8+ Gen 1を採用すると見られています。ただし、この投稿はSnapdragon 8 Seriesに修正して再投稿された後、現在は削除されています。


Nothingはスマホメーカー「OnePlus」の共同創業者であるCarl Pei氏が2020年10月に設立したデジタル製品メーカーで、イギリス・ロンドンを拠点とし、2021年7月に初製品となる完全ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear (1)」を発売し、その後、同社初のスマホ「Nothing Phone (1)」を2022年7月に発売しました。

Nothing Phone (1)は日本でも発売され、SoCにQualcomm製「Snapdragon 778G+ 5G Mobile Platform」を採用したミドルハイレンジモデルとなっており、背面に「Glyph Interface(グリフインターフェイス)」と呼ばれる仕組みのLEDライトを備え、通知や充電など状況に合わせてが光るようになってるのが特長です。

そんなNothingが次期スマホとしてNothing Phone (2)を開発しており、Snapdragon 8シリーズを搭載して今年後半に投入予定であることが明らかにされました。なお、同社では完全ワイヤレスイヤホンの第2世代製品となる「Nothing Ear (2)」を日本時間(JST)の2023年3月23日(木)0時に発表すると案内しています。

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記事執筆:memn0ck


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