Samsungから新タブレット「Galaxy Tab S9 FE」と「Galaxy Tab S9 FE+」が登場!

Samsung Electronics(以下、Samsung)は4日(現地時間)、同社が展開する「Galaxy」ブランドにおいて価格を抑えて消費者のニーズに応えることをテーマとした「FE(Fan Edition)」の新製品としてスマートフォン(スマホ)「Galaxy S23 FE」や完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」、タブレット「Galaxy Tab S9 FE」および「Galaxy Tab S9 FE+」と発表しています。

それぞれグローバル市場にて順次投入され、1次販売国・地域ではGalaxy S23 FEが2023年10月5日(木)に発売され、Galaxy Buds FEやGalaxy Tab S9 FEシリーズは2023年10月10日(火)に発売されます。価格はアメリカではGalaxy S23 FEが599ドル(約90,000円)から、Galaxy Buds FEが99.99ドル(約15,000円)、Galaxy Tab S9 FEが599.99ドル(約90,000円)から、Galaxy Tab S9 FE+が799.99ドル(約120,000円)から。

なお、日本における販売については明らかにされていませんが、その後、Galaxy Tab S9 FEおよびGalaxy Tab S9 FE+、Galaxy Buds FEについては販売されることが発表されています。本記事ではGalaxy Tab S9 FEおよびGalaxy Tab S9 FE+の製品情報を紹介し、日本での販路や発売日、価格は別途まとめたいと思います。

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Galaxy Tab S9 FE(型番:SM-X510*、SM-X516*)およびGalaxy Tab S9 FE+(型番:SM-X610*、SM-X616*)はSamsungが展開するGalaxyブランドにおける最新フラッグシップタブレット「Galaxy Tab S9」シリーズの廉価版で、上位機の「Galaxy Tab S9」や「Galaxy Tab S9+」、「Galaxy Tab S9 Ultra」がチップセット(SoC)にQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載したプレミアムモデルだったのに対し、両機種ではSamsung製「Exynos 1380」を搭載して価格を抑えています。

Exynos 1380は日本でも販売されているスマホ「Galaxy A54 5G」にも搭載されているミッドハイレンジ向けSoCですが、それまでのExynos 13xxシリーズと比べるとかなり高性能化されており、CPUはオクタコア(2.4GHz Cortex-A78×4+2.0GHz Cortex-A55×4)、GPUはMali-G68 MP5で、ベンチマークアプリ「Geekbench v6」ではCPUがシングルコアで1000前後、マルチコアで2800前後、Computeで3000前後となっています。

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一方でGalaxy TabシリーズとしてGalaxy Tab S9 FEおよびGalaxy Tab S9 FE+ともにSペンによるペン入力にも対応し、さらにGalaxy Tab S9などの上位機ではGalaxy Tab Sシリーズ初の防水・防塵(IP68準拠)に対応していましたが、Galaxy Tab S9 FEやGalaxy Tab S9 FE+も同様に本体だけでなくSペンも含めて防水・防塵(IP68準拠)に対応しています。

主な違いは画面の大きさとそれに伴うサイズや質量、電池容量などで、Galaxy Tab S9 FEが約10.9インチ、約165.8×254.3×6.5mm、約523g、8000mAh、Galaxy Tab S9 FE+が約12.4インチ、約185.4×285.4×6.5mm、約628g、10090mAhとなっており、画面はともに最大90Hzリフレッシュレートに対応したアスペクト比16:10のWQXGA(2560×1600ドット)IPS液晶を搭載しています。本体カラーは両製品ともにLight GreenおよびLavender、Greyの3色展開。

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またリアカメラがGalaxy Tab S9 FE+は約800万画素CMOS/広角レンズ+約800万画素CMOS/超広角レンズのデュアル構成、Galaxy Tab S9 FEが約800万画素CMOS/広角レンズのシングル構成で、無線LANもGalaxy Tab S9 FE+は6GHz帯のWi-Fi 6E(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠、2.4および5、6GHz)に対応しているものの、Galaxy Tab S9 FEは非対応でWi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠、2.4および5GHz)対応となっています。

その他、共通仕様としてAKGによるチューニングが施されているデュアルステレオスピーカーやDolby Atmos、約1200万画素CMOS/超広角レンズのフロントカメラ、Bluetooth 5.3、位置情報取得(A-GPSなど)、USB Type-C(USB 3.2)、急速充電(最大45W)、microSDXCカードスロット(最大1TB)、加速度センサー、指紋センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、ホールセンサー、照度センサー、Android 13、OneUI 5.1など。なお、3.5mmイヤホンマイク端子やNFC、FMラジオは非搭載。

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その他、エコシステムのイノベーション拡大を目標として環境への配慮を積極的に推進しており、Galaxy Tab S9 FEおよびGalaxy Tab S9 FE+ともに多くのリサイクル素材を使用して内外部のコンポーネントには再生アルミニウムと再生プラスチックを使用しているとのこと。また4世代のOSバージョンアップと5年間のセキュリティーアップデートが保証されており、長く使えるようになっていることで地球への環境保全に努めているとしています。









記事執筆:memn0ck


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