SIMフリースマホ「SHARP AQUOS R8 SH-R80」がAndroid 14に! |
シャープは11日、同社が展開する「AQUOS」ブランドにおいて昨年発売した5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R8」のメーカー版「AQUOS R8(型番:SH-R80)」に対して最新プラットフォーム「Android 14」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2024年3月11日(月)より提供開始したとお知らせしています。
更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G/4G/3G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間や更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、更新ファイルサイズが大きいと思われるため、ダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されます。
更新後のビルド番号は「02.00.04」となるとのこと。ビルド番号の確認方法は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」から。主な更新内容は以下の通りとなっていますが、詳しくはシャープの公式Webページ『Android 14対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』や『OSアップデート(ver.14) – よくあるご質問』も合わせてご確認ください。
AQUOS R8はシャープのフラッグシップモデル「AQUOS R」シリーズとして2023年に発売されたベースモデルで、2021年から続くLeica Camera(以下、ライカ)が監修したカメラ機能を搭載しているものの、初代「AQUOS R6」や第2弾「AQUOS R7」ではリアカメラのメインセンサーが1型でしたが、AQUOS R8は1/1.55型となっており、代わりに今年は上位機としてプレミアムスマホ「AQUOS R8 pro」がラインナップされました。またメインカメラのレンズもAQUOS R8 proでは従来通りに「SUMMICRON」を採用していますが、AQUOS R8では「Hektor」となっています。
そのリアカメラは約5030万画素CMOS/広角レンズ(F1.9、焦点距離23m相当、画角85°)と約1300万画素CMOS/超広角レンズ(F2.3、焦点距離17mm相当、画角118°)のデュアル構成となっており、ライカ監修のレンズ「ヘクトール」を搭載し、集光量の多さを活かした明るく美しい写真を撮影できるほか、HDR撮影時の画像処理も高速化しているとのこと。これにより、逆光や暗所でも白飛びや黒つぶれを抑えたキレイな写真をテンポ良く撮影可能となっています。
・約5030万画素CMOS/広角レンズ(F1.9、焦点距離23m相当、画角85°)
・約1300万画素CMOS/超広角レンズ(F2.3、焦点距離17mm相当、画角118°)
主な仕様は1〜240Hzの可変駆動による滑らかでクリアな表示と約6.39インチFHD+(1080×2340ドット)Pro IGZO OLEDディスプレイやQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」、GB LPDDR5内蔵メモリー(RAM)および256GB UFS 4.0内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、4570mAhバッテリー、急速充電(PD3.0)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、FMラジオ(ラジスマ対応)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、防水、防塵、耐衝撃、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/Bなど。
サイズは約159×74×8.7mm(突起部除く)、質量は約179g、本体色はブルーおよびクリームの2色展開。携帯電話ネットワークは5G NR方式のSub6に対応し、対応周波数帯は以下の通りとなっており、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。また最大3回のOSアップデートと最大5年のセキュリティーアップデートのサポートによって長期間安心して使えるとのこと。その他、詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。
・シャープ、新フラッグシップスマホ「AQUOS R8」を発表!Snapdragon 8 Gen 2やライカ監修カメラを搭載。NTTドコモがSH-52Dを7月下旬発売 - S-MAX
・シャープ、フラッグシップスマホ「AQUOS R8・R8 pro」のメーカー版「SH-R80」と「SH-R80P」を発表!8月31日発売。15万3120円と21万4060円 - S-MAX
5G NR: n1, n3, n5, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 20, 21, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
発売時にはAndroid 13をプリインストールしていましたが、今回、新たに最新のAndroid 14が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」にて「詳細設定」を押して「システムアップデート」から画面の指示に従って操作して実施します。ビルド番号の確認方法は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」から。更新に際しての注意事項は以下の通り。
・モバイルデータでのソフトウェア更新は、データ通信費がかかります。
・ソフトウェアの更新を行う際は電波状態の安定した環境で移動せず行ってください。
・ソフトウェアの更新中は、発着信を含む各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェアの更新中は、故障の原因となるため、絶対に本機の電源を切らないでください。
・ソフトウェアの更新中は、故障の原因となるため、更新中に電池切れになることが無いよう、十分に充電した状態で行ってください。
・ソフトウェアの更新を行うと、一部の設定が初期化されることがありますので、再度設定を行ってください。
・ソフトウェアアップデート完了後は、以前のバージョンに戻すことはできません。
・Android OSアップデート後、必要に応じてアプリケーションの更新を行ってください。古いOSバージョン向けのアプリケーションは正常に動作しない場合があります(※OSアップデートのソフトウェア更新の場合)
・製品の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失することがありますので重要なデータは、更新前にバックアップしておくことをおすすめします。
・なお、データが破損・消失した場合の損害に関しては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
記事執筆:memn0ck
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