2024年春のJapan IT Weekのブースレポートをお届け!まずは楽天モバイルブースから |
東京ビッグサイト(東京・お台場)にて2024年4月24日(水)~26日(金)の3日間に渡って12の法人・商談向け展示会が同時に行われるIT関連の複合イベント「Japan IT Week2024春」(主催:RX Japan)が開催されました。
Japan IT Weekは東京の他にも名古屋展(愛知)や関西展(大阪)、秋展<幕張>(千葉)といった複数の地域で開催されている大規模なIT関連の展示会イベントで、中でも東京ビッグサイトにて開催されている春のJapan IT Weekは国内最大の規模で開催されており、国内外から多数の関連企業がブース展示を行っています。
2024年最初の開催となる本会にもさっそく取材へ行ってきましたので、気になったブースのレポートを2回に分けてお送りしたいと思います。それでは1回目となる今回は「情報セキュリティEXPO春」エリアにて楽天モバイルがビジネスユーザー向けのサービスなどのブース展示を行っていたのでその様子をお伝えします。
なお、次回の今年7月に開催される名古屋展からスケールメリットはそのままにそれぞれの展示会におけるマッチングの精度を高めるため、来場者のニーズや課題に合わせてJapan IT Weekに加えて「Japan DX Week」や「営業・デジタル マーケティングWeek」、「EC・店舗Week」の4つのテーマに分割されてリニューアルされるとのことです。
楽天モバイルのブースでは法人向け携帯電話サービス「Rakuten最強プランビジネス」を猛プッシュしていました。Rakuten最強プランビジネスは通常の個人向け「Rakuten最強プラン」とは異なり、通話対応プラン・データ専用プランともにあらかじめ決めた分だけの高速データ通信量を指定して契約することができるなどの違いがあり、ビジネス利用におけるコストをわかりやすくするなどの特徴があります。なお、法人ユーザーが通常のRakuten最強プランで契約したい場合は別途相談となります。
その他には同じくパソコン(PC)上で通話やメッセージを利用可能にする「Rakuten Link」(デスクトップ版)のビジネスユーザー向け版となる「Rakuten Link Office デスクトップ版」やSMS送信サービス「Symwould CPaaS SMS API」、楽天モバイルが提供しているネットワークサービスの解説なども行っていました。なお、Symwould CPaaS SMS APIは楽天グループ内にて開発しているSMSの法人向けのSMS送信サービスでメッセージの送信料のみ(1通8.8円)で利用可能で、現在は全機能が利用でき、メッセージ1000通までを無料で利用できるトライアルでのサービス利用を実施中とのことです。
また法人向けの固定通信サービスにおいても個人向けにも提供しているホームルーターサービス「Rakuten Turbo」の活用や専用の光回線の開通などを併せて提案しているそうです。ブースの説明員によると、今は法人向けにも積極的に営業をかけていき、法人向けの契約者の獲得やRakuten Link Officeデスクトップ版の活用をアピールしていきたいということでした。
その他、法人契約向けの展示を行っていた今回の楽天モバイルのブース展示ですが、説明員の方に最近音沙汰のない楽天モバイルの“オリジナルモデル”について聞いてみたところ「部隊は今でも活動しています。どういった製品を出せば支持されるのか、売れるのかという話し合いを今でも続けていています。」ということでした。合わせて筆者にも「どういったスマホならいいと思いますか?」といった質問をされたものの、個性派方向にかなり偏った嗜好の筆者は思わず返事を逃げてしまいましたが、こちらもいつか形になって登場するのが楽しみにしたいところですね!
記事執筆:河童丸
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・楽天モバイル 関連記事一覧 - S-MAX
・音声+データ無制限プラン | 料金プラン | 楽天モバイル 法人・ビジネスのお客様
・楽天モバイル
・Japan IT Week|日本最大級のIT・DX展示会