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国内市場では2年ぶりの新機種「POCO F6 Pro」をチェック |
既報通り、Xiaomiの日本法人である小米技術日本(以下、シャオミ・ジャパン)は23日、日本市場向けに「POCO」ブランドのフラッグシップスマートフォン(以下、スマホ)「POCO F6 Pro(型番:23113RKC6G)」(Xiaomi Communications製)を2024年5月23日(木)に発売すると発表した。
販路は公式Webサイト「Mi.com」内の公式WebストアやXiaomi公式 楽天市場店、Amazon.co.jpでのオンライン専売で、販売されるモデルと価格(金額はすべて税込み)は、12GB RAM+256GBストレージモデルが69,980円、12GB RAM+512GBストレージモデルが79,980円となっている。
また、記念キャンペーンが2024年6月30日(日)23:59まで実施され、シャオミ・ジャパンが販売した「POCO F4 GT(型番:21121210G)」(Xiaomi Communications製)を購入した人向けに公式WebストアでPOCO F6 Proの購入時に使える2,000円割引クーポンが配布されている。
今回はそんなPOCO F6 Proについて、発表前に都内で開催されたメディア向け説明会にて触れる機会があったので、写真や動画を交えてレポートする。
POCO F6 ProはPOCOブランドにおけるフラッグシップスマートフォン「POCO F6」シリーズの最上位モデル。POCOブランドの日本国内向けとしては2022年に日本市場に参入した際に発売したPOCO F4 GT以来、実に2年ぶりの新製品となる。
本体サイズは約160.86(高さ)×74.95(幅)×8.41(厚さ)mm、重量は約209gとやや重めだが、実際に持ってみると200gを超えているようには感じなかった。本体のカラーバリエーションは「ブラック」と「ホワイト」の2色がラインナップされている。
画面は約6.67インチのWQHD+(3200x1440ドット) Flow AMOLED DotDisplay(有機EL)ディスプレイを搭載する。コントラスト比は500万:1、明るさは標準が700nit、HBM輝度が1200nit、ピーク輝度が4000nit、リフレッシュレートは最大120Hz、タッチサンプリングレートは最大480Hzに対応している。
また、オリジナルカラーPRO、サイクルモード、読書モード、太陽光ディスプレイ、プロHDRディスプレイ、アダプティブカラー、アダプティブHDRディスプレイ、360°環境光センサー、HDR10+、Dolby Visionなどにも対応する。画面内指紋センサーは、指紋認証に加えて心拍数モニタリングにも対応している。
本体左側面および上部側面にはボタンやスロット類の搭載はなく、右側面には電源(スリープ)ボタンおよびボリューム(上下)ボタンを搭載する。下部側面にはnanoSIMカードスロット(4FF)とUSB Type-C端子を搭載している。
背面は指紋跡が目立ちにくいサラサラとしたマットな手触りと、高級感を醸すテクスチャが印象的だ。ブラックはテクスチャがよく目立ち、ホワイトは目立ちにくいという違いがある。
ディスプレイ上部中央には約1600万画素のフロントカメラを搭載する。ナイトモードやポートレートモード、タイムラプスにも対応し、動画は1080p HD(30fpsまたは60fps)と720p HD(30fps)の撮影ができる。
リアカメラは約5000万画素のメインカメラ、約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラの3つを搭載している。
メインカメラはXiaomi独自の「Light Fusion 800」イメージセンサーを搭載し、2.0μm 4-in-1スーパーピクセルに対応。F値1.6、センサーサイズは1/1.55インチでOIS(Optical Image Stabilizer:光学式手ぶれ補正)にも対応する。超広角カメラはF値2.2、FOV 119°、マクロカメラはF値2.4。
撮影モードは標準となる「写真」をはじめ「プロ(マニュアル)」、「ドキュメント」「ビデオ(動画)」「ポートレート」「夜景」「50M(5000万画素)」「パノラマ」「フィルム」「スローモーション」「タイムラプス」「長時間露光」「監督モード」を搭載している。
「写真」では0.6(超広角)から10倍までのズームが、「ビデオ(動画)」は0.6から6倍までのズームが可能。また、リアカメラにおける動画撮影は8Kが24fps、4Kが24fps、30fps、60fps、1080p HDが30fps、60fps、720p HDが30fpsにそれぞれ対応しており、画面右上に表示されている数字をタップするだけで簡単に切り替えることができる。
OSはAndroid 14をベースにカスタマイズした「Xiaomi HyperOS」、チップセット(SoC)はQualcomm Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform(オクタコア)、内蔵メモリー(RAM)は12GB、内蔵ストレージ(ROM)は256GBモデルと512GBモデルの2モデルを用意する。外部メモリーには対応していない。内蔵バッテリーは5000mAh、120Wハイパーチャージに対応する。
NFCにも対応するが、FeliCa(おサイフケータイ)には対応しない。また、防水および防塵性能にも非対応。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6)/be(Wi-Fi 7)に、Bluetoothはバージョン5.3に対応。BluetoothのコーデックはAAC/LDAC/LHDC 5.0/LC3/ASHA/Auracastに対応する。
携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。
5G: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/77/78
4G LTE TDD: B38/40/41/48
4G LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66
3G W-CDMA: 1/2/4/5/6/8/19
2G GSM: 850/900/1800/1900MHz
最後にタッチアンドトライで基本操作や標準カメラアプリの操作などを試した動画を紹介する。
S-MAX:2年ぶりのPOCO最新スマホ!「POCO F6 Pro」をチェック【ファーストインプレッション】
シャオミ(Xiaomi)
2024-05-23
シャオミ(Xiaomi)
2024-05-23
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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