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毎日のように朝5時までいても定額!カラオケサブスク「カラ鉄ホーダイ」を解説 |
鉄人化ホールディングスが東京都を中心に神奈川県や千葉県といった関東エリアで店舗展開をしているカラオケチェーン店「カラオケの鉄人」を毎月定額で利用できる「カラ鉄ホーダイ」というサービスがある。
このカラ鉄ホーダイはイグジットが提供する実店舗にて定額課金のサブスクリプション(サブスク)ビジネスを開始できるパッケージツールの「ファーストパスポート」を活用したサービスで、利用者はスマートフォン(スマホ)に専用のアプリをダウンロード・インストール後、アプリ内で月額利用料金を課金してサービスを受けるという仕組みだ。
今回はこのカラ鉄ホーダイを活用してカラオケの鉄人を利用してみたので、サービス概要や利用料金・条件のほか、アプリの操作方法についても詳しく解説していく。
カラ鉄ホーダイの概要は以下の通りだ。
●アプリ名:「カラ鉄ホーダイ」
●月額金額:1,650円(金額はすべて税込み)
●月額でのサービス内容:「カラオケの鉄人」の全店舗の室料を定額にてサービス
(1回の利用につきワンドリンクもしくはドリンクバーの料金が別途必要)
●利用不可時間帯:金曜日・祝前日:21時~23時/土曜日:15時~17時、21時~23時/日曜日・祝日:14時~17時/全日:5時~9時
概要の通りに利用ができない時間以外は1日1回であれば、何時間いても室料はかからない。月額1,650円をアプリ内課金しておき、かつ利用時間内であれば、店舗で支払う料金はドリンク代金と別途店内で注文した飲食代金となる。
店舗や時間、曜日、30分単位かフリータイムかによって室料は変わるが、例えば、「渋谷センター街店」なら30分料金が月~金で会員190円/一般269円、土・日・祝で会員280円/一般397円、フリータイムはオープン~20:00まで月~金で会員1,200円/一般1,704円、土・日・祝で会員1,850円/一般2,627円という価格設定だ。
また「新宿大ガード店」なら30分料金が月~金で会員110円/一般156円、土・日・祝で会員270円/一般383円、フリータイムはオープン~20:00まで月~金で会員700円/一般994円、土・日・祝で会員1,800円/一般2,556円だ。
これらの室料が1日1回であれば、店頭で支払うことなく利用ができる。しかも良くカラオケ店を利用する人なら月額1,650円が破格であることはすぐにわかるだろう。
例えば、平日にテレワークや勉強、カラオケや楽器練習などで長時間利用す場合にオープンから翌朝5時まで最低でもワンドリンク代だけで居続けることが可能なのだ。
そこまで長時間でなくとも3時間以上のフリータイムの感覚で毎日のように利用しても月額たった1,650円で利用できてしまうのだ。
ちなみに筆者は平日ほぼ毎日のように日中から夜の21時や22時頃まで利用してみたが、毎回ドリンクバー代の600円のみを退店時の会計で払うのみだ。ある週は5日間通ったが、ドリンクバー代600円×5日間=3,000円と月額1,650円の4,650円で30時間ほど利用できた。もちろんドリンクバーなのでソフトドリンクが飲み放題だ。
通常のフリータイムでもドリンクバー代は必要なので、例えば、新宿大ガード店で平日会員価格でフリータイムを5日間連続で利用した場合、700円×5日間=3,500円+ドリンクバー代600円×5日間=3,000円と、合計6,500円が必要となる。この金額と比較するだけでもカラ鉄ホーダイが圧倒的にコストパフォーマンスに優れていることは分かるが、これが1カ月(4週分)となるとさらに差が開く。
●カラ鉄ホーダイ…ドリンクバー代3,000円(5日分)×4週分=12,000円と月額1,650円の12,650円
●新宿大ガード店 昼料金の会員価格のフリータイムとドリンクバー代…6,500円(5日分)×4週分=26,000円
というように、なんとその差13,350円となり、カラ鉄ホーダイなら半額以下の料金となる。
さらにフリータイムにはいくつかの制限がある。特に都市部であれば、フリータイムの1日の利用組数を制限している場合や店舗があるのだ。加えて昼のフリータイムであれば20時までの時間制限もある。その後は夜時間帯の料金に切り替わるため、さらに高額になる。前述のようにカラ鉄ホーダイの利用可能時間は翌日5時までなので、昼料金の時間帯と夜料金の時間帯をまたいで利用できるのも大きなメリットだ。
入店時に込み合っている際に入室できない場合もあるが、実はこのカラ鉄ホーダイは、フリータイムとは別の扱いというのも大きなポイントである。つまり、フリータイムの利用組数上限に達している状態であってもカラ鉄ホーダイで入室した場合、そこから利用可能な時間内であれば長時間利用ができるのだ。これはある店舗で確認してもらったところ、そういった説明を実際に受けることができた。
店舗や将来的にはルールが変わることもあり得るので、詳しくは利用店舗に確認はして欲しいが、現時点での基本ルールとしてはフリータイムで入室できない場合でもカラ鉄ホーダイで入室すれば、長時間利用が可能ということだ。
コンセント(電源)も利用できる部屋がほとんどで、カラオケの鉄人では「タウンWi-Fi」も利用できるため、デスクワークにもうってつけだ。なお、筆者はこの記事もカラ鉄で書いている。
それではカラ鉄ホーダイアプリの利用方法を解説していこう。アプリを起動するとホーム画面が表示される。ここでいつでも「利用不可時間」を確認することができる。曜日を間違えずに時間をしっかりと確認することをおすすめする。
次に店頭受付でカラ鉄ホーダイの利用を申告する。画面下のタブメニューで「パスポート」をタップし、チケット右側に楕円で囲まれた「使用する」をタップ。「パスポートの使用」が表示されたら「OK」をタップする。
推移した画面では縦型のチケットが表示されるので「タップして使用する」をタップする。続いて認証の画面では「店舗スタッフの案内に従って認証コードを入力してください。」の画面で、店舗スタッフが3桁のコードを教えてくれるので、その数字を入力する。
最後に「日付」「時間」「店舗名」が大きく表示される画面に推移するので、その画面を店舗スタッフに見せればよい。店舗スタッフに提示する前に画面を閉じないように注意が必要だ。万一、提示前に閉じてしまった場合は「パスポート」画面の右上にある時計マークをタップする。「使用履歴」の画面に推移すると、パスポートを利用した日付、時間、店舗名が確認できるため、この画面を店舗スタッフに提示すると良いだろう。
月額利用料金は、月に1度自動で支払いとなるため、解約したい場合は、画面下タブメニューの「設定」から「お支払い情報/解約」をタップして、右上にある下方向の矢印をタップ、表示される「選択してください」の画面の「カラ鉄ホーダイ(1日1回※サービス対象外時間あり)」をタップすると、「お支払い方法変更」「解約する」が表示されるので、解約するをタップして解約処理をする。
なお、このアプリでサブスクリプションをしている人のみが有効のため、例えば、2人で行って2人ともカラ鉄ホーダイを利用する場合、それぞれのスマホにアプリをインストールして月額課金手続きをする必要がある。
従来のフリータイムだけでなくテレワークプランなども用意するカラオケ店も増えてきているが、カラ鉄ホーダイはカラオケ利用も問題なくできるため、さまざまな条件や他社サービスと比較しても頻繁に利用するのであれば圧倒的に優れたコストパフォーマンスを実現している。
なお、カラオケ利用が中心の場合は導入されているカラオケシステムをあらかじめチェックしておいた方がいいだろう。カラオケの鉄人ではDAMとJOYSOUNDのどちらも使える独自の「鉄人システム」機を導入している部屋と、JOYSOUND機を設置している部屋、DAM機を設置している部屋があるようだ。
特にどれでもいい場合は問題ないが、システムや設置機器を選択した場合は、事前に店舗に確認しておいたほうがよいだろう。
アプリ名:カラ鉄ホーダイ
価格:無料
カテゴリー:
開発者:
バージョン:
Android 要件:
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=jp.ne.tetsujin.karatetsu&hl=ja

アプリ名:カラ鉄ホーダイ
価格:無料
カテゴリー:ミュージック
開発者:株式会社鉄人化計画
バージョン:4.0.4
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id1382195589?mt=8

記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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