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5G対応フラッグシップスマホ「AQUOS R9 pro SH-M30」がAndroid 15に! |
シャープは14日、同社が展開している「AQUOS」ブランドにおける5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R9 pro」のオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「AQUOS R9 pro(型番:SH-M30)」に対して最新プラットフォーム「Android 15」へのOSバージョンアップを含めたソフトウェア更新の提供を2025年4月14日(月)より順次提供するとお知らせしています。
更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)や携帯電話回線(5G・4G・3G)によるネットワーク経由(OTA)で行う方法が用意されており、更新にかかる時間は明らかにされていませんが、更新ファイルサイズは約2.34GBと大きいため、Wi-Fiでのダウンロードが推奨されます。主な更新内容はシャープの公式Webページ『Android 15対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』や『OSアップデート(ver.15) – よくあるご質問』をご確認ください。なお、AQUOS R9 proのみの新機能として以下が追加されるとのことです。
AQUOS R9 pro のカメラがアップデート
・ポートレートモードに ズーム倍率1倍を追加
ズーム倍率1倍を使えば、ポートレートモードで近くの被写体を撮影しやすくなります。
・ズームボタンに倍率2倍を追加
使い勝手の良い倍率2倍を、簡単に呼び出す事ができます。
・モノクロフィルターを追加
画面上部に追加されたアイコンをタップして、印象的なモノクロフィルター撮影ができます。
・HDR撮影とポートレートモードのパフォーマンス向上
シャッターを押してから次のシャッターが押せるまでの時間が短くなるように改善しました。
※ 本アップデートはAQUOS R9 pro のみに適用されます。
AQUOS R9 pro SH-M30はシャープが展開する「AQUOS」ブランドにおける最新フラッグシップスマホとなるAQUOS R9 proのメーカー版で、シャープが2021年より投入しているライカが監修した1インチセンサーカメラを搭載した「AQUOS R6」や「AQUOS R7」、「AQUOS R8 pro」の後継機種となっており、同様にライカが監修した標準・広角・望遠の3眼カメラで構成される「VARIO-SUMMICRON(バリオ・ズミクロン)」カメラシステムを搭載しています。
これにより、ズームや超広角もさらに高画質に進化したフラッグシップモデルとなっています。またメインとなる広角カメラには1インチを超える1/0.98インチの大型イメージセンサーを搭載し、暗所でも鮮明に美しく撮影でき、超広角カメラは画角122°のウルトラワイド撮影やマクロ撮影が可能なほか、望遠カメラは光学2.8倍ズームや最大20倍のデジタルズームができるため、遠くの被写体もはっきりと写せるようになっています。
<リアカメラ>
・約5030万画素CMOS(1/0.98型、PDAF)+広角レンズ(F1.8、画角86°、焦点距離23mm、OIS)
・約5030万画素CMOS(1/2.5型、PDAF)+超広角・マクロレンズ(F2.2、画角122°、焦点距離13mm、光学0.56倍)
・約5030万画素CMOS(1/1.56型、PDAF)+望遠レンズ(F2.6、画角36°、焦点距離65mm、光学2.8倍、OIS)
・14chスペクトルセンサー
<フロントカメラ>
・約5030万画素CMOS(PDAF)+広角レンズ(F2.2、画角84°、焦点距離23mm)
チップセット(SoC)もQualcomm製の最新ハイエンド向け「Snapdragon 8s Gen 3 Mobile Platform」を搭載し、さらにベイパーチャンバーによる放熱システムを採用ているため、動画撮影やゲーム中でもスムーズで安定した動作が継続するようになっています。またフルメタルBOXスピーカーを搭載して迫力のサウンドを楽しめ、さらに独自の生成AI機能「電話アシスタント」を搭載し、留守番電話を要約して表示する機能や会話内のキーワードをメモとして残せる機能に対応しました。
主な仕様は約6.7インチQHD+(1440×3120ドット)有機EL「Pro IGZO OLED」ディスプレイ(1〜240Hz可変リフレッシュレート)、12GB LPDDR5X内蔵メモリー(RAM)、512GB UFS4.0内蔵ストレージ、5000mAhバッテリー、急速充電(最大32W)、ワイヤレス充電(Qi)、ワイヤレスチャージシェア、USB Type-C端子(USB 3.2、DisplayPort 1.4)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、UWB、位置情報取得(A-GNSSなど)、防水(IPX5・IPX8)、防塵(IP6X)、顔認証、画面内指紋認証「Qualcomm 3D Sonic Max」など。
SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。サイズは162×78×9.3mm、質量は約229g、本体色はブラックの1色のみ。また発売日から最大3回のOSバージョンアップと発売日から5年のセキュリティーアップデートを保証。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご参照ください。なお、au回線ではnanoSIMカードおよびeSIMともに利用可能となっています。
・Leica Camera(以下、ライカ)が監修したカメラ機能を搭載している5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R9 pro」を
・シャープ、新フラッグシップスマホ「AQUOS R9 pro」のメーカー版「SH-M30」を発表!予約受付中で12月13日以降順次発売。価格は19万4700円 - S-MAX
5G NR: n1, n3, n5, n7, 28, n38, n40, n41, n66, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 21, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
発売時にはAndroid 14がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 15が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」を選択してから画面の案内に従って操作します。なお、更新に際する注意事項は以下の通りです。
・ステムアップデートは、本端末に登録した電話帳、カメラ画像、メール、ダウンロードデータなどのデータを残したまま行えますが、お客様の端末の状態(故障、破損、水濡れなど)によってはデータの保護ができない場合があります。必要なデータはバックアップを取っていただくことをおすすめします。ただし、ダウンロードデータなどバックアップが取れないデータがありますので、あらかじめご了承ください。
・システムアップデートには大量のパケット通信が発生することがあります。Wi-Fi通信を利用できる場合は、Wi-Fi通信を利用し更新することをおすすめします。
・システムアップデートに必要な電池残量がないときはソフトウェアを更新できません。
・システムアップデートを行う際は、電池をフル充電しておいてください。更新時は充電しながら操作することをおすすめします。
・システムアップデート(ダウンロード、書き換え)には時間がかかる場合があります。
・システムアップデート中は、電話の発信、着信、各種通信機能、およびその他の機能を利用できません。ただし、ダウンロード中は電話の着信は可能です。
・システムアップデートは電波状態の良いところで、移動せずに実行することをおすすめします。電波状態が悪い場合には、システムアップデートを中断することがあります。
・システムアップデート中に送信されてきたSMSは、SMSセンターに保管されます。
・システムアップデートの際、お客様の端末固有の情報(機種や製造番号など)が、当社のシステムアップデート用サーバーに送信されます。当社は送信された情報を、システムアップデート以外の目的には利用いたしません。
・システムアップデートに失敗すると、本端末が使用できなくなる場合があります。本端末が使用できなくなった場合は、「保証書に記載のお問い合わせ先」までお問い合わせください。
・PINコードが設定されているときは、書き換え処理後の再起動の途中で、PINコード入力画面が表示され、PINコードを入力する必要があります。
・システムアップデート中は、他のアプリを起動しないでください。
記事執筆:memn0ck
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