AndroidやiPhoneで画像認識機能「Google Lens」が利用可能に!

Googleは5日(現地時間)、ML(機械学習)やAI(人工知能)などを活用した新しい画像認識/検索サービス「Google Lens」をAndroid向けに提供開始したとお知らせしています。同社では現地時間の2月23日にGoogleのスマートフォン(スマホ)「Pixel」シリーズ以外でもまもなくGoogle Lensが使えるようになると発表していました。

また同社は15日(現地時間)、iPhoneなどのiOS向けにも配信を開始し、来週にかけて順次提供されると案内しています。AndroidおよびiOSともにアプリ「Google フォト」で使えるほか、一部のハイエンドモデルでは「Google アシスタント」でも使えるようになるとしています。なお、現時点では英語環境のみ。

Google Lensは昨年5月に開催された開発者向けイベント「Google I/O 2017」にて発表され、その後、Pixelシリーズ向けに提供されていましたが、今回、ようやくその他のAndroidやiOSを搭載した機種で利用できるようになりました。



利用するにはGoogle フォトアプリにおける画像を表示する「プレビュー」機能から使うことができ、画像を表示したときに画面下部に表示されるGoogle Lensボタンを押すと画像認識が行われます。

画像に写っているものを自動的に認識し、その情報を調べることが可能となっており、例えば、商品名がわからないものを撮影すれば商品名が判明するなどします。ただし、現時点ではAndroidやiOSを搭載したスマートフォン(スマホ)などの言語設定が英語(English)になっているときのみ利用可能。

設定が英語になっていれば、日本語の文字認識も行える模様で、名刺や資料などを写せば、文字情報として認識し、名刺ならそのまま連絡先に登録できる形式に変換されて、すぐに登録できるようになっています。なお、登録時に内容を修正することもできます。

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Essential Phone PH-1の言語設定をEnglishにしたGoogle PhotoでGoogle Lensが使えたところ(画像=左)。画面下部に表示されている4つのボタンのうち、左から3番目が「Google Lens」ボタンになっている。言語設定を日本語にすると使えなくなる(画像=右)


記事執筆:memn0ck


[Image] QRコードアプリ名:Google フォト
価格:無料
カテゴリ:写真
開発者:Google LLC
バージョン:端末により異なります
ANDROID 要件:端末により異なります
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.photos

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[Image] QRコードアプリ名:Google フォト
価格:無料
カテゴリ:写真/ビデオ
開発者:Google, Inc.
バージョン:3.15.0
互換性:iOS 9.0 以降。iPhone、iPad、および iPod touch に対応。
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id962194608?mt=8

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