fb1396b7.jpg

ゼロから始めるスマートフォン

NTTドコモおよびKDDI、ソフトバンクの3社は、21日、日本国内におけるモバイル非接触ICサービスのさらなる拡大を目的として、「モバイル非接触ICサービス普及協議会」を設立したことを発表しています。
この協議会では、携帯電話へのFeliCa規格搭載に加え、NFCへの対応や利用環境の整備などについて協議がされます。協議がうまく進めば、ユーザーは今後、規格の違いを意識することなくモバイル非接触ICサービスを国内外で利用できるようになります。

また、キャリア間のモバイル非接触ICサービスの共通仕様の策定や、運用の統一化がなされ、サービス提供者が低コスト、且つ迅速にサービス提供できる環境が構築されます。

日本ではこれまでモバイル非接触IC技術として「FeliCa」が一般に採用されてきましたが、Googleウォレットなど昨今のNFCサービス市場の立ち上がりを受け、今後日本でもNFC(TypeA、B規格)を使ったサービスが普及することが期待されています。

3社はすでに来年の末までにFelicaとNFCに両対応したデバイス(スマートフォン/フィーチャーフォン)を投入する計画を立てています。また、その際に組み込まれると思われるチップをソニーが先日発表しています。



ゼロから始めるスマートフォン
ドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社で「モバイル非接触ICサービス普及協議会」を設立 | ゼロから始めるスマートフォン

■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
報道発表資料 : 「モバイル非接触ICサービス普及協議会」を設立 | お知らせ | NTTドコモ
「モバイル非接触ICサービス普及協議会」を設立 | 2011年 | KDDI株式会社
「モバイル非接触ICサービス普及協議会」を設立 | ソフトバンクモバイル株式会社