タブレットスタイルでも使えるスマートフォン |
NTTドコモの2013年春モデルとして18日(木)に発売が開始されたAndroidスマートフォン「MEDIAS W N-05E」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)は、折りたたみ式の2画面端末となっており、閉じた状態では約4.3インチのコンパクトなスマートフォン、開くとタブレットスタイルな約5.6インチの大画面のスマートフォンとして利用できるユニークな形状を採用している。
前回はその特長的なフォルムを写真を中心に紹介したが、今回はソフトウェア面をチェックしていく。
■閉じた状態(一画面表示)
本体を閉じた状態のホーム画面とアプリドロワー画面。1.5GHzのデュアルコアCPUを搭載しており、画面スクロールなど滑らかで操作感が良い。
文字入力はATOK+T9を搭載しており、日本語変換の良さと簡単に日本語入力ができる点が特長となっている。
端末を閉じた状態は、横幅が狭いこともあり持ちやすいためメールやブラウザ・SNSなど普段使いに最適なサイズとなっている。
1画面でできることは多くのAndroidスマートフォンと同じだ。唯一、フロントにカメラがないことが他の端末との違いとなるが、カメラを起動して表示を背面のディスプレイに切り替える事でフロントカメラと同様に使用できる。
カメラが一つしかない点が一見デメリットのように感じられるかも知れないが、イメージセンサーは810万画素のExmor R for mobileを搭載しているため、フロントカメラも最高画質での静止画撮影やフルHD(1920×1080ドット)の動画撮影ができると考えると他にはない強みとなっていると言えよう。
■開いた状態(二画面表示)
端末を開くと2画面表示となりこの2画面の表示方法は、2画面全体で表示する「フルスクリーン」モードと右画面に専用のアプリ「Utility Apps」を起動することで2つの情報を表示できる「ダブルディスプレイ」の2つが用意されている。
ダブルディスプレイ表示
これらの切り替えはナビゲーションキーの右側(上下表示の場合はした画面)に表示されるスクリーン切り替えのアイコンで表示を切り替えられるほか、端末を開いた際にどのような挙動をするを設定で決めることも可能だ。
フルスクリーンは1080×960ドットの5.6インチの大画面で情報にアクセスすることが可能となり、マップなどを広く大きな画面で確認できるため実用度が非常に高い。
ダブルディスプレイ表示においては、左画面はこれまで通りの1画面のスマートフォンで、ここに新たに右画面にナビゲーション的なモニターが追加されたというイメージだ。右画面にはギャラリー/ブラウザなどをもつUtility Appsが立ち上がり、左画面とは独立した操作が可能となっている。
上下2分割表示も可能だ
写真のように2つのブラウザを起動してそれぞれの情報を参照したり、SNSに画像を投稿する際に右画面で画像を確認してから左画面のSNSアプリで投稿するといったことが可能となり、ちょっとしたミスを減らすことが手間なく簡単にできる。
表示される情報量が減ってしまう「マルチウインドウ」と違い、それぞれの画面にフルサイズでコンテンツが表示されるため使い勝手が悪くならない点がメリットであると感じた。
フルスクリーンは、左画面/右画面を上手く利用した対応アプリも用意されている。Eメールアプリの場合は、左側に件名、右画面に本文の表示といった実用的な2カラム表示に対応している。
フルスクリーン時のギャラリーは、左画面にサムネイル/右画面がフルスクリーン表示となり使いやすい。
設定画面も左右の画面を利用して2カラム表示になる。情報が整理されており分かりやすいという印象を受けた。2画面が縦に並ぶ表示の場合はこれまで通りのメニュー表示となる。
フルスクリーンのもう一つのメリットとして文字入力が挙げられる。左右2画面の場合は、右手に日本語を含むテンキー入力、左手側に数字のみのテンキー表示とすることで、数字と日/英を含めた入力が素早くできる。キーのサイズも使いやすいサイズに調整可能だ。片手入力の使い勝手そのままで文字入力ができる。
上下2画面とした場合は、下画面全体をキーボードとすることが出来るため「QWERTY」キーボードが使いやすい。
このようにMEDIAS W N-05Eは、5.6インチの大画面スマートフォンとして地図やオフィスアプリの表示、軽快な文字入力、そしてダブルディスプレイによる2つの情報へのアクセスを可能としている。
ドコモ2013年春モデルには多くの5インチ大画面スマートフォンがラインナップされているが、MEDIAS Wは折り畳むことでスリムなスマートフォンとしても利用できる点が他にはない魅力であると感じた。
※本記事で試用した端末は、発売前の貸出機のため製品版と異なる場合がありますのでご了承ください。
iBUFFALO docomo MEDIAS W N-05E専用液晶保護フィルム(BSEFN05EBK)
docomo MEDIAS W N-05E 完全活用マニュアル
◯MEDIAS W N-05E 主な仕様
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・本日発売!閉じると4.3インチ開くと5.6インチ!ダブルディスプレイが斬新な「MEDIAS W N-05E」を写真でじっくりと紹介【レビュー】 - S-MAX - ライブドアブログ
・MEDIAS W N-05E - S-MAX - ライブドアブログ
・「docomo NEXT series MEDIAS W N-05E」を発売(NTTドコモ)
・NECカシオモバイルコミュニケーションズ
・NTTドコモ
本体を閉じた状態のホーム画面とアプリドロワー画面。1.5GHzのデュアルコアCPUを搭載しており、画面スクロールなど滑らかで操作感が良い。
文字入力はATOK+T9を搭載しており、日本語変換の良さと簡単に日本語入力ができる点が特長となっている。
端末を閉じた状態は、横幅が狭いこともあり持ちやすいためメールやブラウザ・SNSなど普段使いに最適なサイズとなっている。
1画面でできることは多くのAndroidスマートフォンと同じだ。唯一、フロントにカメラがないことが他の端末との違いとなるが、カメラを起動して表示を背面のディスプレイに切り替える事でフロントカメラと同様に使用できる。
カメラが一つしかない点が一見デメリットのように感じられるかも知れないが、イメージセンサーは810万画素のExmor R for mobileを搭載しているため、フロントカメラも最高画質での静止画撮影やフルHD(1920×1080ドット)の動画撮影ができると考えると他にはない強みとなっていると言えよう。
■開いた状態(二画面表示)
端末を開くと2画面表示となりこの2画面の表示方法は、2画面全体で表示する「フルスクリーン」モードと右画面に専用のアプリ「Utility Apps」を起動することで2つの情報を表示できる「ダブルディスプレイ」の2つが用意されている。
ダブルディスプレイ表示
これらの切り替えはナビゲーションキーの右側(上下表示の場合はした画面)に表示されるスクリーン切り替えのアイコンで表示を切り替えられるほか、端末を開いた際にどのような挙動をするを設定で決めることも可能だ。
フルスクリーンは1080×960ドットの5.6インチの大画面で情報にアクセスすることが可能となり、マップなどを広く大きな画面で確認できるため実用度が非常に高い。
ダブルディスプレイ表示においては、左画面はこれまで通りの1画面のスマートフォンで、ここに新たに右画面にナビゲーション的なモニターが追加されたというイメージだ。右画面にはギャラリー/ブラウザなどをもつUtility Appsが立ち上がり、左画面とは独立した操作が可能となっている。
上下2分割表示も可能だ
写真のように2つのブラウザを起動してそれぞれの情報を参照したり、SNSに画像を投稿する際に右画面で画像を確認してから左画面のSNSアプリで投稿するといったことが可能となり、ちょっとしたミスを減らすことが手間なく簡単にできる。
表示される情報量が減ってしまう「マルチウインドウ」と違い、それぞれの画面にフルサイズでコンテンツが表示されるため使い勝手が悪くならない点がメリットであると感じた。
フルスクリーンは、左画面/右画面を上手く利用した対応アプリも用意されている。Eメールアプリの場合は、左側に件名、右画面に本文の表示といった実用的な2カラム表示に対応している。
フルスクリーン時のギャラリーは、左画面にサムネイル/右画面がフルスクリーン表示となり使いやすい。
設定画面も左右の画面を利用して2カラム表示になる。情報が整理されており分かりやすいという印象を受けた。2画面が縦に並ぶ表示の場合はこれまで通りのメニュー表示となる。
フルスクリーンのもう一つのメリットとして文字入力が挙げられる。左右2画面の場合は、右手に日本語を含むテンキー入力、左手側に数字のみのテンキー表示とすることで、数字と日/英を含めた入力が素早くできる。キーのサイズも使いやすいサイズに調整可能だ。片手入力の使い勝手そのままで文字入力ができる。
上下2画面とした場合は、下画面全体をキーボードとすることが出来るため「QWERTY」キーボードが使いやすい。
このようにMEDIAS W N-05Eは、5.6インチの大画面スマートフォンとして地図やオフィスアプリの表示、軽快な文字入力、そしてダブルディスプレイによる2つの情報へのアクセスを可能としている。
ドコモ2013年春モデルには多くの5インチ大画面スマートフォンがラインナップされているが、MEDIAS Wは折り畳むことでスリムなスマートフォンとしても利用できる点が他にはない魅力であると感じた。
※本記事で試用した端末は、発売前の貸出機のため製品版と異なる場合がありますのでご了承ください。
iBUFFALO docomo MEDIAS W N-05E専用液晶保護フィルム(BSEFN05EBK)
docomo MEDIAS W N-05E 完全活用マニュアル
◯MEDIAS W N-05E 主な仕様
寸法 (高さ×幅×厚さ:mm) | 約136×64×12.2 |
質量(g) | 約183 |
3G連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約650 |
LTE連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約470 |
GSM連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約480 |
連続通話時間(3G/GSM)(分) | 約580/約720 |
メインディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦 通称]、種類、発色数) | 4.3インチ 540×960 QHD TFT液晶 1677万色 |
サブディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦]、種類、発色数) | 4.3インチ 540×960 QHD TFT液晶 1677万色 |
バッテリー容量 | 2100mAh |
ROM/RAM | 16GB/1GB |
外部メモリー (最大対応容量) | microSD(2GB) microSDHC(32GB) |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約810万画素/約800万画素 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | ― |
CPU (チップ名/クロック) | MSM8960/1.5GHz デュアルコア |
OS | AndroidTM 4.1 |
「Xi」(クロッシィ)(LTE) | 100Mbps/37.5Mbps |
FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) | 14Mbps/5.7Mbps |
Wi-Fi(無線LAN) (Wi-Fiテザリング同時接続台数) | ◯ (10台) |
防水/防塵 | ―/― |
色 | Black |
製造メーカー | NECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 |
記事執筆:mi2_303
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