タッチパネル操作のWi-Fiルーターを写真と動画でチェック!

既報通り、ソフトバンクモバイルは30日、2013年冬から2014年春に発売予定の新商品および提供予定の新サービスを披露する「新商品・新サービス発表会」を開催し、操作用タッチパネルを搭載したファーウェイ・テクノロジーズ製モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 301HW」(以下、301HW)を発表しました。

301Wは、TD-LTEに完全互換のAXGP方式やFDD-LTE方式といった4G、また3G(W-CDMA方式)のネットワークを利用できるモバイルWi-Fiルーターで、特徴として新たに静電式のタッチパネルを搭載し、スマートフォンのような操作で設定ができるほか、利用状態の確認ができるようになっています。

発売は2013年12月以降とまだ先ですが、発表会場のタッチ&トライのコーナーにて、実際に操作を試すことができました。本記事では外観の写真や操作している動画を交えて301HWについて紹介します。

◯ソフトバンクモバイル初!多色展開のモバイルWi-Fiルーター
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301HW正面(左がマルスレッド)・右がスピカホワイト

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301HW背面(後ろのプレートのカラバリ表示と逆になっています)


説明員によると、画面解像度については、12月以降公開予定とのことで未公表となっていましたが、ディスプレイサイズは2.4インチで、カラー液晶となっています。

本体サイズは、高さ約57mm×横幅約91mm×厚さ約14.7mmで、重量は約120g。ネットワークへの接続は4G(FDD-LTE方式およびAXGP方式)、3G(W-CDMA方式)で行い、ベストエフォートの下り最大110Mbpsおよび上り最大10Mbpsに対応しています。また、Wi-Fiルーターとしての接続はIEEE802.11b/g/n準拠となっています。

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表面(写真左)と裏面(写真右)

表面には端末制御や接続設定の操作をするためのタッチパネルがあります。一般的なスマートフォンのように画面のタップとスライドで操作が可能です。背面は全面リアカバーとなっており、取り外してバッテリー部やSIMカードスロットへアクセスできます。

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天面(写真上)と底面(写真下)

天面には電源ボタン、底面には充電用のmicroUSB端子が配置されています。質問したところ、USB端子は充電用で、USB接続によるネットワーク接続には対応していない(現時点)とのことでした。

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右側面と左側面

両側面にはボタン類は特にありません。

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タッチパネルとユーザーインターフェース(UI)

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裏蓋を外して電池を取り出したところ

SIMカード(UIMカード)は、microSIMとなっており、バッテリーを外すことでSIMカードスロットが出てきます。技適も取得済みであることが確認できます。

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バッテリー容量は1780mAhでした


その他、説明員によるとソフトバンクモバイルのモバイルWi-Fiルーターでは初めての多色展開となり、2色のうちの片方であるマルスレッドは女性がカバンから自然に取り出しても違和感のないものを意識しているそうです。
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カバンから取り出しても違和感のないマルスレッド


なお、同等製品がイー・アクセスからイー・モバイル向け「Pocket WiFi GL10L」として同日に発表されています。

それでは、最後に実際に操作している動画を用意しましたのでご覧ください。



◯主な仕様(予定)
通信方式W-CDMA方式(1.5GHz/1.7GHz)
FDD-LTE方式(1.7GHz)
AXGP方式(2.5GHz)
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ約91×57×14.7mm/約120g
連続通信時間/連続待受時間約10時間/未定
内蔵バッテリー約2400mAh
通信速度※1下り最大110Mbps
上り最大10Mbps
Wi-Fi(対応規格、周波数)IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)
ディスプレー2.4インチカラー液晶
最大同時接続台数10台
カラーバリエーションスピカホワイト、マルスレッド


記事執筆:河童丸


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