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使ってみるととっても便利なqi充電!みなさんは使ってますか?

千葉・幕張メッセにおいて10月1日(火)から5日(土)までアジア最大のIT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2013」が開催されています。

本日最終日は無料で入場できるので、時間がある人は是非会場まで足を運んでみてください。

さて、そんなCEATECに展示されているブースを紹介してきましたが、今回は、ワイヤレス充電規格「qi(チー)」(電磁誘導方式から派生した非接点充電システムのひとつ)を推進している団体であるワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)のブースにて、さまざまなqi対応機器の展示や今回初展示となる新しいスペックコンピュータ製qi充電機が展示されていましたので紹介します。

ブース内には、各メーカーからすでに発売されているqi充電器や参考出展のコンセプト品や今回初展示となった新製品など、さまざまなqi関連アイテムが展示されていました。

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qiの車載用充電器など

車載用qi充電器のコーナーでは車載用ケータイホルダー型やウォークスルーに設置して利用する大きめのものまでありました。

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モバイル関連コーナーにはqiを採用した機器がパネルで紹介されていました

モバイル関連のコーナーにはqiを採用したスマートフォンやケータイがパネルで紹介されていました。パネルを見てみると日本では発売されていないNokia製Windows Phone搭載スマートフォン「Lumiaシリーズ」やフィリップス製スマートフォン「X723」などの姿が確認できるのが興味深いですね。

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各社のqi充電器の展示

ブースの奥のコーナーでは各社が既に発売しているものや、今回初めての展示となるqi充電器が並べられていました。

その中で、以前の東京ゲームショウ2013の記事で「置きらく充電」を紹介したスペックコンピュータが、今回新しいqi充電器を2つ展示していたので紹介します。

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USBから電源を供給しケーブルをコンパクトに収納できるqi充電器「SP1049」

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給電用コイルを通常の3倍の数を搭載し安定した充電を可能にした「SP1051」

SP1049は、USBから電源供給を受けてqi充電が可能な充電器でノートパソコンからの利用も想定した持ち歩きにも便利な充電器であるそうです。

もうひとつのSP1051は、縦置きのタブレットスタンド型充電機で立てかける部分に通常の3倍の数の充電用コイルを並べて配置することで、端末を多少ズラして置いても安定して充電ができる使いやすさ重視の充電器になっているとのことでした。

また、WPCでは現在のqiで利用できる5W1Aの製品から出力を倍もしくは3倍にした10W2Aおよび15W3Aの仕様を策定中だということです。これによって、より早く充電できる「急速充電」が行えるようになります。

そんな世界共通の無線充電規格になりつつあるqi。これからもさまざまな対応機器やより使いやすい高性能な充電器が沢山出てくると思います。お手持ちのスマートフォンやケータイがqiに対応しているのでしたら是非、一度試してみてください!

記事執筆:河童丸


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ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC) - Wireless Power Consortium
CEATEC JAPAN 2013 ( シーテック ジャパン 公式サイト )