Bluetoothキーボードでパソコン的に使える?! |
NTTドコモ(以下、ドコモ)の「2013-2014冬春モデル」における10.1インチサイズの富士通製タブレット「ARROWS Tab F-02F」(以下、F-02F)を購入してから3週間以上が経ち、ようやく標準でディスプレイに貼り付けられている保護シートを剥がしてノングレアタイプの保護シートに変えてみた。
最近のノングレアタイプは解像感が悪くならずにギラツキを抑えてくれるので気に入っている。
さて、F-02Fのレビューを前回、前々回と行い、今回で3回目となるが、よく利用しているBluetooth対応ワイヤレスキーボードの使い勝手と、2013年夏モデルの「AQUOS PAD SH-08E」(以下、SH-08E)とどう違うのかをまとめたいと思う。
◯Bluetoothキーボードの使い勝手は?
F-02Fの画面は10インチと大きいため、パソコンと同じQWERTY配列のソフトウェアキーボードでも快適な入力ができる。とは言え、タッチパネルでは打鍵感がないため長文を打っていると指先に違和感を感じてくるというもの。
そんなときに役立つのがBluetoothキーボードだ。ハードウェアキーならキーを打った感触があるためこのような違和感を感じることもなく、さらに慣れたキーボードならタイプミスも少なくなるというもの。
ただし、これまでの経験上心配なのがAndroidでBluetoothキーボードを使用した場合、キーがUS配列になってしまうことだ。JIS配列に慣れてしまうとUS配列のキーボードはどうしても記号の入力で戸惑ってしまう。
そこで、手持ちの3つのキーボード(REUDO「RBK-2100BTJ」、Apple「Wireless Keyboard(JIS)」、Microsoft「Wedge Mobile Keyboard」)でキーボードの使い勝手をチェックしてみた。
折りたたみ式のモバイルキーボード「RBK-2100BT」
RBK-2100BTJは古いモデルだが、問題なく接続できた。US配列用のキーボードシールが貼ってあるので記号を確認しながら入力することもできるのだが、F-02FではJIS配列キーボードとして問題なく動作した。「;」「:」「@」や数字キーの記号「!」「"」……なども慣れたキー配列で入力可能だ。
キーピッチ広くて入力しやすい「Wireless Keyboard(JIS)]
モバイルに最適な「Wedge Mobile Keyboard」
Wireless Keyboard(JIS)とWedge Mobile Keyboardも同様にJISキーボードとして入力ができた。Wireless Keyboard(JIS)はctrlやcommandキーなど刻印通りの動作をするのでMacユーザーにもオススメだ。ちなみにAndroidも「ALT+TAB」でタスク切り替えができるので覚えておくと良いだろう。
◯F-02FとAQUOS PAD SH-08Eどちらがいい?
10インチのF-02Fと7インチのSH-08Eの比較はあまり意味がないようにも思えるが、ドコモの2013年モデルのこの2機種をほぼ同時に使っているので実際に感じたことをまとめてみたいと思う。
F-02F(写真=左)とSH-08E(写真=右)
・スペック
両機種ともに、テレビ(ワンセグおよびフルセグ)、防水機能など充実した機能を持つ。CPUに関してはF-02Fは性能が向上した新しい世代のSnapdragonを搭載しているので、この点に注目すればF-02Fが有利だが、SH-08Eが体感できるほど遅いというわけではない。CPUで優劣がつくほどの差は感じられない。
では、使用していて感じるF-02FとSH-08Eの違いは何かというと、内蔵のストレージが容量とディスプレイの解像度の違いだ。F-02Fは64GB、SH-08Eは32GBのストレージを搭載している。音楽や写真などをストックしておくなら断然F-02Fの方が良い。解像度はF-02FのWQXGA(2560×1600ドット}に対して、SH-08EはフルHD(1920×1200ドット)の違いがあり、それは単純に表示される情報量や電子書籍の読みやすさにつながってくる。サイズを考えるとSH-08Eが劣っているわけではないのだが、表示デバイスとしてF-02Fの方がワンランク上だ。
・携帯性
持ち歩くなら断然SH-08Eだ。F-02Fも薄くて軽いため持ち歩きに不便を感じることはないが、いざ外で使うには大きすぎる。その点、SH-08Eは電車の中でも使いやすい文庫本や手帳のサイズなのが良い。
・AV機能
テレビ視聴録画やDLNA機能、NOTTVなどさまざまな番組を視聴する機能はどちらも同じ。F-02Fの10インチの大画面で視聴するのも良いし、SH-08Eを手持ちで楽しむのも良し。さらに付け加えるなら、SH-08E独自のミニテレビという機能が便利。ミニテレビはテレビをウィンドウ表示させ、他のアプリ同時に使用するながら視聴を可能とする機能だ。
クリアな音質の内蔵ステレオスピーカーによって家族みんなでテレビや動画コンテンツを楽しめるF-02F、ネットもテレビも同時に楽しめるよりプライベート性の強い使い方ができるのがSH-08Eだ。
・使い勝手
F-02FはWebブラウザや写真、動画視聴など大画面によってパソコンに近い使い方ができる。外付けキーボードと合わせることでテレビ録画機能搭載のパソコンのように使える点もいい。防水仕様で水に濡れても誤作動が少ないので、お風呂に置いて録画した番組をゆっくり観ると言った新しい使い方ができる。
SH-08Eはスマートフォン近い使い勝手がある身近な端末といえる。ペンによる入力で電子手帳的な使い方ができるのもシャープらしい。Lサイズスマホ「GALAXY Note 3 SC-01F」(以下、SC-01F)も所有しているが出番は断然SH-08Eの方が多くなった。Sペンの独自機能でいえばSC-01Fの方が良いのだが、SH-08Eの方がさまざまなアプリを使う上でペン操作と画面サイズが絶妙で情報端末として満足度が高いと感じたからだ。
スマートフォンユーザーからみるとタブレットは必須か?!と言うわけではないが、F-02FおよびSH-08Eはスマートフォンにはない良さ、そして、iPadや安いAndroidなどの標準的なタブレットにはない豊かさがあり、ライフスタイルを変えることができるきっかけになると思う。スマートフォンやフィーチャーフォンとあわせて是非使ってみて欲しい。
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F-02Fの画面は10インチと大きいため、パソコンと同じQWERTY配列のソフトウェアキーボードでも快適な入力ができる。とは言え、タッチパネルでは打鍵感がないため長文を打っていると指先に違和感を感じてくるというもの。
そんなときに役立つのがBluetoothキーボードだ。ハードウェアキーならキーを打った感触があるためこのような違和感を感じることもなく、さらに慣れたキーボードならタイプミスも少なくなるというもの。
ただし、これまでの経験上心配なのがAndroidでBluetoothキーボードを使用した場合、キーがUS配列になってしまうことだ。JIS配列に慣れてしまうとUS配列のキーボードはどうしても記号の入力で戸惑ってしまう。
そこで、手持ちの3つのキーボード(REUDO「RBK-2100BTJ」、Apple「Wireless Keyboard(JIS)」、Microsoft「Wedge Mobile Keyboard」)でキーボードの使い勝手をチェックしてみた。
折りたたみ式のモバイルキーボード「RBK-2100BT」
RBK-2100BTJは古いモデルだが、問題なく接続できた。US配列用のキーボードシールが貼ってあるので記号を確認しながら入力することもできるのだが、F-02FではJIS配列キーボードとして問題なく動作した。「;」「:」「@」や数字キーの記号「!」「"」……なども慣れたキー配列で入力可能だ。
キーピッチ広くて入力しやすい「Wireless Keyboard(JIS)]
モバイルに最適な「Wedge Mobile Keyboard」
Wireless Keyboard(JIS)とWedge Mobile Keyboardも同様にJISキーボードとして入力ができた。Wireless Keyboard(JIS)はctrlやcommandキーなど刻印通りの動作をするのでMacユーザーにもオススメだ。ちなみにAndroidも「ALT+TAB」でタスク切り替えができるので覚えておくと良いだろう。
◯F-02FとAQUOS PAD SH-08Eどちらがいい?
10インチのF-02Fと7インチのSH-08Eの比較はあまり意味がないようにも思えるが、ドコモの2013年モデルのこの2機種をほぼ同時に使っているので実際に感じたことをまとめてみたいと思う。
F-02F(写真=左)とSH-08E(写真=右)
・スペック
両機種ともに、テレビ(ワンセグおよびフルセグ)、防水機能など充実した機能を持つ。CPUに関してはF-02Fは性能が向上した新しい世代のSnapdragonを搭載しているので、この点に注目すればF-02Fが有利だが、SH-08Eが体感できるほど遅いというわけではない。CPUで優劣がつくほどの差は感じられない。
では、使用していて感じるF-02FとSH-08Eの違いは何かというと、内蔵のストレージが容量とディスプレイの解像度の違いだ。F-02Fは64GB、SH-08Eは32GBのストレージを搭載している。音楽や写真などをストックしておくなら断然F-02Fの方が良い。解像度はF-02FのWQXGA(2560×1600ドット}に対して、SH-08EはフルHD(1920×1200ドット)の違いがあり、それは単純に表示される情報量や電子書籍の読みやすさにつながってくる。サイズを考えるとSH-08Eが劣っているわけではないのだが、表示デバイスとしてF-02Fの方がワンランク上だ。
・携帯性
持ち歩くなら断然SH-08Eだ。F-02Fも薄くて軽いため持ち歩きに不便を感じることはないが、いざ外で使うには大きすぎる。その点、SH-08Eは電車の中でも使いやすい文庫本や手帳のサイズなのが良い。
・AV機能
テレビ視聴録画やDLNA機能、NOTTVなどさまざまな番組を視聴する機能はどちらも同じ。F-02Fの10インチの大画面で視聴するのも良いし、SH-08Eを手持ちで楽しむのも良し。さらに付け加えるなら、SH-08E独自のミニテレビという機能が便利。ミニテレビはテレビをウィンドウ表示させ、他のアプリ同時に使用するながら視聴を可能とする機能だ。
クリアな音質の内蔵ステレオスピーカーによって家族みんなでテレビや動画コンテンツを楽しめるF-02F、ネットもテレビも同時に楽しめるよりプライベート性の強い使い方ができるのがSH-08Eだ。
・使い勝手
F-02FはWebブラウザや写真、動画視聴など大画面によってパソコンに近い使い方ができる。外付けキーボードと合わせることでテレビ録画機能搭載のパソコンのように使える点もいい。防水仕様で水に濡れても誤作動が少ないので、お風呂に置いて録画した番組をゆっくり観ると言った新しい使い方ができる。
SH-08Eはスマートフォン近い使い勝手がある身近な端末といえる。ペンによる入力で電子手帳的な使い方ができるのもシャープらしい。Lサイズスマホ「GALAXY Note 3 SC-01F」(以下、SC-01F)も所有しているが出番は断然SH-08Eの方が多くなった。Sペンの独自機能でいえばSC-01Fの方が良いのだが、SH-08Eの方がさまざまなアプリを使う上でペン操作と画面サイズが絶妙で情報端末として満足度が高いと感じたからだ。
スマートフォンユーザーからみるとタブレットは必須か?!と言うわけではないが、F-02FおよびSH-08Eはスマートフォンにはない良さ、そして、iPadや安いAndroidなどの標準的なタブレットにはない豊かさがあり、ライフスタイルを変えることができるきっかけになると思う。スマートフォンやフィーチャーフォンとあわせて是非使ってみて欲しい。
記事執筆:mi2_303
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Apple「Wireless Keyboard(JIS)を使おうと
しましたが、ペアリング出来ませんでした。
アプリは何をインストされたんでしょうか?
宜しかったら、教えて下さい。