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Android Wearの大本命!?なスマートウォッチ「LG G Watch R」が日本上陸 |
既報のとおり、KDDIおよび沖縄セルラーは10月27日、2014年冬に発売予定の新モデルなどを披露する「au発表会 2014 Winter」を開催し、Googleが開発を進めるウェアラブル向けプラットフォーム「Android Wear」搭載のスマートウォッチ(腕時計型デバイス)「LG G Watch R」(LG Electronics製)をauの周辺機器ブランド「au +1 collection」のラインナップに加えることを発表しました。発売時期は2014年12月上旬を予定。
すでに当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」ではLG G Watch Rの海外モデルが日本国内でも安心して使える各種認証表示が可能であることから購入レポートを掲載済みですが、今回はauの発表会のタッチ&トライコーナーにて展示されていた日本向けモデルを写真と動画で紹介したいと思います。
本体はつや消しの箱に入ってユーザーの手に渡ります。今回の発表会では、先ほど紹介した海外モデルと同じ箱に入っていましたが、au +1 collectionとして販売されることもあり、若干の変更があるかもしれないとのことです。
LG G Watch Rは、末尾の“R”が示す通り、円形(Round)の有機ELディスプレイが最大の特徴です。この円形を活かしきれるかどうかはアプリ次第ではありますが、プリインストールのものについては円形表示に完全対応しています。
スペックとしては1.3インチ320×320ドットP-OLEDディスプレイのほか、1.2GHzクアッドコアCPU(Qualcomm製「Snapdragon 400」)、512MB内蔵メモリー(RAM)、4GB内蔵ストレージ(eMMC)、410mAhバッテリー、9軸(ジャイロスコープ、加速度センサー、電子コンパス)、気圧センサー、心拍センサー(PPG)、防水・防塵(IP67準拠)、無線LAN(Wi-Fi)などとなっています。
円形ディスプレイのおかげで、今までの腕時計型ウェアラブルデバイス以上に「腕時計」感は強く、「丸くなきゃ違和感があってイヤだ!」という人にもお勧めできます。なお、ボディーカラーはブラック1色のみで、ベルト(バンド)幅は市販の腕時計用の22mmベルトと交換可能となっていますので、より自分好みの腕時計にしたい場合にはバンドを交換すると良いでしょう。
LG G Watch Rには音声操作用のマイクが付いています(ハンズフリー通話などには非対応)。そのため、“OK, Google”と話しかけると、音声操作が可能です。
例えば、検索したいキーワードを話しかけると、ペアリングしているAndroidスマホ・タブレットを介して検索結果を表示することができます。さらに詳しい結果を表示したい場合は親機(スマホなど)のWebブラウザーに処理を渡すこともできます。

LG Electronics製のスマホなどに限らず、他のメーカーでもAndroid 4.3(開発コード名:JellyBean)以降のスマホ・タブレットであれば利用可能

追加のアプリはGoogle Playからダウンロード
LG Electronics製ということで、同時に発表された「isai VL LGV31」などのLG Electronicsのスマホなど じゃないと使えないのではないかという印象もありますが、Android Wearの管理アプリをインストールできるAndroid 4.3以降のスマホなどと組み合わせて利用できます。アプリは普通のAndroidスマホなどと同じくアプリ配信マーケット「Google Playストア」を介してインストールできます。

電話着信や……

SMSなどの着信も逃さずチェック
電話やSMSなどの着信もしっかりチェックできます。特に、スマホなどをかばんにしまって持ち歩く人や着信を良く逃す人に便利な機能です。
auでの取り扱いは冒頭にも書いた通り、12月初旬を予定しています。もちろん単品でも購入可能です。au以外の「Google Playストア」など、他の販路での国内販売は今のところ未定です。
最後にLG G Watch Rを実際に使ってみたところを動画で撮影してみましたので掲載しておきます。
記事執筆:Sho INOUE(せう)
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