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下り最大220Mbps対応UQ WiMAX 2+モバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX01」に新色レッド! |
UQコミュニケーションズ(以下、UQ)は11日、モバイルでは世界初の4×4 MIMO技術によって下り最大220Mbpsの高速通信サービス「WiMAX 2+」(TD-LTE方式互換)に対応したモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX01」(NECプラットフォームズ製)の新色「メタリックレッド」を発表しています。
公式Webストア「UQ WiMAXオンラインショップ」および仮想移動体通信事業者(MVNO)各社にて2015年6月19日(金)より順次販売するとのこと。本体価格(税抜)は公式Webストアでは単体が2,800円、クレードルセットが4,800円。
Speed Wi-Fi NEXT WX01は下り最大220Mbpsおよび上り最大10MbpsのWiMAX 2+のほか、下り最大40Mbpsおよび上り最大15.4Mbpsまでの「WiMAX」に対応したモバイルWi-Fiルーターです。
今年3月にパールホワイトとディープブルーの2色が発売されていますが、今回、新たにメタリックレッドが追加されて3色展開となります。なお、同時に発表されたキャリアアグリゲーション(CA)に対応した「Speed Wi-Fi NEXT W01」とは異なり、「au 4G LTE」(FDD-LTE方式)には非対応となっています。
特長はやはり4×4 MIMOによる高速通信で、従来の2×2 MIMOがアンテナを基地局側で2本、モバイルWi-Fiルーター側で2本使うのに対し、それぞれ4本ずつ使うことで通信速度が2倍になります。
これにより、Speed Wi-Fi NEXT W01のCAによる高速通信と同じ下り最大220Mbpsとなりますが、CA対応エリアがまだ一部のみなのに対し、4×4 MIMOの下り最大220Mbps対応エリアはサービス開始当初から日本全国となっているほか、マルチアンテナが高いビルがある都市部のような電波反射が多い場所でより効果が高いため、UQでは都市部向けモデルと紹介しています。
新色のメタリックレッドはこれまでのパールホワイトおよびディープブルーと製品仕様は同じで、4×4 MIMO以外にもWiMAXハイパワーやクレードル(有線LAN端子搭載)に対応しているほか、新たにバッテリー持ちが良いBluetooth 4.0によるテザリングにも対応しました。ただし、プロファイルはPANのみとのこと。
Wi-Fi側は2.4および5.xGHzのデュアルバンドに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠で、最大同時接続数は10台まで。5.xGHz帯は屋外での利用も可能。対応OSはWindows VistaおよびWindows 7、Windows 8、Windows 8.1、Mac OS X 10.5〜10.10まで。インターフェースはmicroUSB 2.0 High Speed端子。
サイズは約109×66×9.0mm、質量は約97g。バッテリーは2500mAh(取り外し可能)で、連続待受時間は休止状態のリモート起動なしで約650時間(約27日)、リモート起動ありで約400時間(約16.7日)、ウェイティング状態で約35時間(約1.5日)、充電時間は約180分(約3時間)、充電時間は約180分(同梱ACアダプタ使用時)。連続通信時間は以下の通り。実際に利用してみたレビューについては「世界初の4×4 MIMOで国内最速下り最大220MbpsのWiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT WX01」を試す!まずは5GHzに対応させ、既存機種と速度比較【レビュー】 - S-MAX」を参照してください。
テザリング | WAN回線 | 連続通信時間 |
Wi-Fi利用時 | WiMAX 2+(4×4 MIMO) | 約400分 |
WiMAX 2+(2×2 MIMO) | 約520分 | |
WiMAX | 約680分 | |
Bluetooth利用時 | WiMAX 2+(4×4 MIMO) | 約480分 |
WiMAX 2+(2×2 MIMO) | 約620分 | |
WiMAX | 約810分 |
記事執筆:memn0ck
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