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世界に先駆けて8月15日に台湾にて販売が開始されたSamsung Electronics(以下、サムスン電子)製スマートフォン(スマホ)の新機種「Galaxy Note5(型番:SM-N9208)」。

すでに紹介したように筆者も前日より並んで限定200台の先行販売で購入した。購入したのは32GBモデルのGold Platinumで、価格は23,880台湾ドル (約92,000円)だった。

今回は実際に使ってみてまずは気になった仕様についてデュアルSIMや対応周波数帯、黒板機能などをざっくばらんに紹介する。なお、台湾では限定200台の後もGalaxy Note5が販売されており、在庫があるということだ。

◯デュアルSIM対応
まず予想外だったのはSIMカードスロットがデュアルSIMになっていたこと。サムスン電子のハイエンド製品でデュアルSIMスロットに対応したモデルを購入したのは個人的には初めて。

なお、Galaxy Note5のSIMカードスロットは「Galaxy S6 edge」などと同じく取り出しにはSIMピンが必要となっている。

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SIMカードはデュアルSIM(nanoSIMカードが2枚入る)

どちらのSIMスロットもLTEに対応しているものの、データ通信の同時利用は不可(データ通信するSIMはどちらか一方のみとなる)、音声通話の待受については両方のSIMカードを同時に待受することが可能。

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データ通信はどちらか一方のSIMカードのみ有効となる


◯対応周波数帯
台湾以外でも使う場合に気になるのが対応周波数帯だ。対応周波数帯はパッケージに記載されており、以下の通りとなっている。なお、公式Webサイトにバンドクラスが見つからなかったので、LTEのバンドクラスについては後日修正の可能性あり。

W-CDMA 850/900/1900/2100MHz
GSM 850/900/1800/1900MHz
TD-SCDMA 1880/2010MHz
FDD-LTE 700(B28)/850(B19)/900(B8)/1800(B3)/1900(?)/2100(B1)/2600(B7)
TD-LTE 2300(B40)/2500(B41)/2600(B38)

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パッケージ裏面に対応周波数が記載


◯”黒板機能”はデフォルトではオフ
個人的に「面白い!!」と思ったのがGalaxy Note5の新機能「画面がオフの時でもメモが書ける」(通称:黒板機能)は購入時の標準設定では「無効」に設定されている

そのため、黒板機能を使うには有効にする必要がある。設定方法は「設定」→「Sペン」→「画面OFF時のメモ」を有効にする。

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Sペン設定から「画面OFF時のメモ」を有効にする

上記設定を有効にした状態でSペンを本体から取り外しすると、画面OFFのままSペンを使ったメモを取ることが可能となる。この状態ではSペン以外のペンや指ではメモを書くことができない。

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黒板機能でメモを書いてみた

ちなみに、黒板機能で書いたメモは「アクションメモ」として保存される。画面OFF時は背景黒の画面に書くことになるので何となく「締まって」見えるメモが「アクションメモ」として表示すると、黄色い付箋紙のような背景に黒字での文字として保存されるので、メモとしての印象が変わる。

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アクションメモとして保存される


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台湾版Galaxy Note5の仕様メモ – デュアルSIM/LTE対応周波数/黒板機能など | shimajiro@mobiler

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