iOS 9の標準Webブラウザーでパソコン向け表示にする方法を紹介!

iPhoneやiPadなど向けプラットフォーム「iOS」には購入時から利用できる標準Webブラウザーとして「Safari」がプリインストールされています。このSafariでは特にiPhoneで利用した場合に多くのWebページがスマートフォン(スマホ)向けの表示となります。

しかしながら、Webページによってはパソコン(PC)向けのほうが情報量が多かったりすることもあり、ケースによってはパソコン向けの表示にしたい場合もあり、そういった場合には以前に紹介した方法で切り替えることが可能でした。

ただ、このiOS 8で導入された方法は操作方法が非常にわかりにくく、知っていてもちょっと煩雑でした。そういったこともあり、先日提供開始された最新プラットフォーム「iOS 9」では新たに2つの方法が導入されましたので紹介したいと思います。

◯更新ボタンの長押しから実施
新しく追加された方法のうちで筆者がより操作しやすいと思ったのが、画面右上にある「更新」ボタンを長押しして表示される「デスクトップ用サイトを表示」を押すというもの。

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当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」をiPhoneなどで表示するとスマホ向けページが表示されます(画像=左)。そこで、画面右上にある更新ボタン(赤枠)を長押しし、デスクトップ用サイトを表示を選びます(画像=右)


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すると、パソコン向けページが表示されます



◯共有ボタンから実施
ただし、上記の更新ボタンから実施する方法は画面右上を長押ししなければならないので、画面の大きな「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」、そして、今後発売される「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」では操作しにくいということもあると思います。

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まずは共有ボタン(赤枠)を選択

そこで、もう1つの方法では、画面下部中央にある「共有」ボタンを押し、下段部分を左にスライドさせ、「デスクトップ用サイトを表示」を選びます。この方法はタッチする部分が下側にあるため、画面の大きな機種でも操作しやすいかと思われます。

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左にスライドして、デスクトップ用サイトを表示を選択


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パソコン向けページが表示されます



◯それぞれのUserAgentは?
一度、パソコン向けページに切り替えた場合に元に戻す時はページ(タブ)を閉じて再度表示するしかないようです。なお、それぞれのUserAgentは以下のようになっています。

・通常
iPhone; CPU iPhone OS 9_0 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko) Version/9.0 Mobile/13A344 Safari/601.1

・デスクトップ用サイトを表示
Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_11) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko) Version/9.0 Safari/601.1.42


記事執筆:memn0ck


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