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最近流行のピッカピカでカッチカチなアレ!

先日遅ればせながらようやく話題のスマートフォン(スマホ)「iPhone 6s」を手に入れた筆者ですが、いやーやっぱり新しいスマホはイイですね!クルマとスマホは新しい方が良いって昔から言いますもんね!(あれ?言いませんでしたっけ?)

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派手好きなので今回もゴールドモデルを購入!

新しいスマホを購入したら、やっぱり欲しくなるのは画面保護シート。スマホは毎日持ち歩くのに画面がむき出しになっているガジェットなので、ディスプレイが傷つかないように保護するものが欲しくなります。

画面保護シートも現在は数え切れないほどの種類があちこちのメーカーから発売されていますが、その中でも最近流行となっているのがガラス製のもの。主に強化ガラスを用いた製品が多く、高い透明性や多少の衝撃では傷1つ付かないことなどが好評を得ているようです。

しかしここで気になるのは、このiPhone 6sと「iPhone 6s Plus」には初搭載された「3D Touch」という機能。すでに紹介しているようにディスプレイを「押し込む(軽い押し込み操作を"ピーク"、さらに1段深い押し込み操作を"ポップ"と呼ぶ)」ことでポップアップメニューを呼び出したりできる操作方法で、画面の裏側に配置された感圧センサー(距離センサー)でプレスの有無を感知するのですが、これが硬いガラス製の保護シートを使っていても反応するのか非常に気になります。

そこで今回は、筆者も実際にガラス製画面保護シートを試してみることにしましたのでその模様を紹介したいと思います!

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左がiPhone 6、右がiPhone 6s。まったく違いが分からない


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どちらも128GB/ゴールドモデル。[S]の表記がなければ間違えてしまう


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下がiPhone 6、上がiPhone 6s。違いを探す方が難しい


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下がiPhone 6、上がiPhone 6s。SIMスロットの位置なども全く同じ

画面保護シートを貼る前に、まずはiPhone 6sの外観を前機種「iPhone 6」と比較しながら観察。すでにこちらの記事などでもiPhone 6との比較記事が掲載されていますが、iPhone 6sの外観はiPhone 6とほぼ一緒です。筐体サイズがわずかに0.1~0.2mmほど大きくなっているようですが、見た目や触った感覚ではほとんど分かりません。

筐体サイズがほぼ同じということで市販されている液晶保護フィルの多くがiPhone 6とiPhone 6s兼用を謳っており、発売開始直後の現在でも入手しやすいのがとてもありがたいですね。

今回購入したのはSpigen(シュピゲン)の「GLAS.tR SLIM」。硬度9の強化ガラスを採用した薄さ0.3mmの製品で、これまでのiPhoneシリーズでも長く販売されてきた実績があり、大手オンラインショップの購入者レビューなどでも常に高い評価を得ているものです。

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海外の製品なのでパッケージに日本語表記はない


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同梱品には液晶クリーナーなどが入っている。説明書は日本語で書かれたページがある

さっそく取り出して貼り付け開始。iPhone 6sは液晶面のガラスの端が丸く曲線を描いたラウンド形状をしているため、曲がらないガラス製画面保護シートはかなり小さめです。従来のポリエチレン製などの画面保護シートでも液晶ガラス面全体を覆うものは少ないようです。

spigen-009ラウンド形状のiPhone 6/6sと画面保護シートとの相性そのものが悪い印象

綺麗に貼れたところで通常のタッチ操作や3D Touchの使用感を確かめてみると、特に問題はないというのが率直な感想です。

タッチ操作に関しては画面保護シートを貼る前とほぼ何も変わらず、非常にスムーズでクイックな反応をします。3D Touchについてもピーク&ポップ時の反応が若干鈍くなったかな?と感じる程度で、この辺りは設定画面でもセンサーの強弱を設定できるのである程度は調整できそうです。

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「設定→一般→アクセシビリティ→3D Touch」から調整ができる

ただ1つだけ気になったのは、液晶画面左端を押し込んでマルチタスク画面を呼び出す操作との相性です。

これは3D Touch機能を使った新しい操作方法で、液晶画面の左端をピークするとマルチタスク画面がわずかに顔を出し、さらにポップすると画面全体に展開するというものです。

ガラス製画面保護シートは上記のようにディスプレイ面のラウンド形状に対応できないため、液晶面ギリギリの幅で作られているのですが、そのためにエッジ部分の張り付きが甘く、上の写真のように1mm程度左右が浮いてしまいます。そのためピンポイントな押し込み操作がしづらく端末がなかなか反応しませんでした。

これまでもiPhoneには画面外側から指をスワイプさせてページ遷移を行ったりする動作があり、若干厚みのあるガラス製画面保護シートは指が引っ掛かりやすいのが難点でしたが、iPhone 6sの3D Touch機能によってまた1つ苦手な操作が増えてしまった印象です。

これらの操作についてのレビューは以下の動画からもご覧いただけます。



ガラス製画面保護シートは見た目が美しく耐久性にも優れているため多くの人が愛用しており、一度使用すると使用感の良さからリピーターになる人も少なくない製品ですが、iPhone 6sでの使用の際は3D Touch機能との相性などをよく考えてから購入する必要はありそうです。



記事執筆:あるかでぃあ


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