富士通がSIMフリースマホ「arrows M02」とタブレット「arrows M01T」を発表!

富士通は6日、SIMフリーの約5.0インチサイズのAndroidスマートフォン(スマホ)「arrows M02」と約10.1インチサイズのAndroidタブレット「arrows Tab M01T」を発表しています。arrows Tab M01Tは同社のタブレットとしてはSIMフリー第1弾。

両機種ともに防水(IPX5およびIPX8準拠)と防塵(IP6X)に加え、アメリカ(米国)の国防総省(いわゆる「米軍」)が定める耐久試験「MIL-STD-810G」(以下、MIL規格)に14項目準拠したタフネスモデル。なお、arrows M02はすでにNTTドコモ向けに発表されている「arrows Fit F-01H」がベースですが、指紋センサーが非搭載のほか、microSDXCに非対応となっています。

それぞれ仮想移動体通信事業者(MVNO)などへ順次提供開始するとし、すでにarrows M02は「NifMo」(ニフティ/@nifty)から10月下旬に、「mineo」(ケイ・オプティコム)から11月19日に発売予定。arrows M02の価格はmineoでは11月上旬に公表予定としていますが、NifMoでは一括33,334円(税抜)、分割1,389円/月×24回。

◯arrows M02
arrows M02は約5.0インチHD(720×1280ドット)有機ELディスプレイを搭載したミドルレンジクラスのスマホです。arrows Fit F-01Hがベースとなっており、指紋センサーが非搭載やmicroSDXCに非対応となっていますが、SIMフリーとしては珍しく防水・防塵だけでなくMIL規格準拠のタフネスモデルで、おサイフケータイ(Felica)にも対応しています。

カラーバリエーションはarrows Fit F-01Hのakaやshiro、kuro、midoriとは異なり、Black(黒)およびWhite(白)に加え、mineo向けには限定カラーのPink(ピンク)が用意されます。サイズは約141×68.9×8.9mm、質量は約149g。

利用者から要望の高い電池持ちに注力し、2330mAhの大容量バッテリーを搭載したことや独自の技術である「ヒューマンセントリックエンジン」によるきめ細かな省電力機能で3日以上の電池持ちを実現しています。

また、富士通独自の人や使う場所に合わせた最適な聞きやすさを提供する「スーパーはっきりボイス4」や「スーパーダブルマイク」にも対応し、豊富な語彙量を備えた日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」もプリインストール。OSはAndroid 5.1(開発コード名:Lollipop)を採用、ホーム画面はシンプルで分かりやすい「Leaf UI(リーフ ユーアイ)」を初搭載。「プライバシーモード」にも対応。

主な仕様はQualcomm製1.2GHzクアッドコアCPU「Snapdragon 410(MSM8916)」(32bit)や2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、microSDHCカードスロット(最大32GB)、約810万画素裏面照射CMOSリアカメラ、約240万画素裏面照射CMOSフロントカメラ、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、「おサイフケータイ」(Felica)、NFC Type A/B、GPS、急速充電、非常用節電、3.5mmイヤホンマイク端子、microUSB 2.0端子、テザリングなど。一方、ワンセグやフルセグ、ハイレゾ音楽再生、赤外線通信には非対応。

対応周波数帯は4G(LTE方式)で800および900、1700、2100MHz、3G(W-CDMA方式)で800および900、2100MHz、2G(GSM方式)で850および900、1800、1900MHz、SIMカードサイズはnanoSIMカード(4FF)。4Gでの連続待受時間は約540時間、VoLTEでの連続通話時間は約700分。なお、mineoではNTTドコモ回線だけでなく、au回線のVoLTE対応サービスに対応するとし、arrows M02の発売と同じ11月19日より開始されます。

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◯arrows Tab M01T
arrows Tab M01Tは約10.1インチWXGA(1280 ×800ドット)液晶を搭載したミドルレンジクラスのタブレットです。arrows M02と同様に防水・防塵に加え、MIL規格14項目に準拠したタフネルモデルで、タッチパネルは手袋をしたままでも操作できるとのこと。

サイズは約173×260×8.9mm、質量は約490g。カラーバリエーションはWhite(白)のみ。外観デザインもタフネスでの利用シーンを想定し、本体下面に滑り止め「グリップエッジ」が配されており、壁などに立てかけた状態で安定して使うことができるようになっています。また、充電に利用できるスタンドが付属。

一方、arrows M02では省かれている指紋認証センサーを搭載しており、FIDO規格準拠でロック解除やオンライン決済での利用に対応しています。Androidのマルチユーザーに対応し、指紋認証によってロック解除と同時に自分のアカウントで利用できるようになっているほか、例えば、子どものアカウントの管理としてアプリごとの利用制限や時間帯、使用時間に応じた制限を設定可能。これにより、子どもが利用したアプリの履歴を確認することが可能となっています。

OSはAndroid 5.1(開発コード名:Lollipop)を採用。ホーム画面はarrows M02とは異なり、従来までの「NX!ホーム」とアイコンや文字が大きく識別しやすい「かんたんホーム」の2種類を搭載。日本語文字入力アプリ「Super ATOK ULTIAS」もプリインストール。高速ダウンロードなどにも対応。

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記事執筆:memn0ck


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SIMフリーのスマートフォン「arrows M02」、タブレット「arrows Tab M01T」を提供開始 : 富士通
SIMフリーのスマートフォン「arrows M02」をMVNOへ提供開始 : 富士通
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